エンジン 燃焼室 Combustion Chamber
- 2019/12/26
内燃機関エンジンは燃料と大気(酸素、窒素、アルゴンなどが含まれる)を一定比率で混ぜ、これを燃焼させて動力を得る。燃焼はシリンダーヘッド、ピストンが上死点に達した位置でのシリンダー壁面およびピストン冠面によって囲まれた空間で行われる。ここが燃焼室である。ロータリーエンジンでは回転するローター(ピストンに相当)とローターハウジング(シリンダーおよびシリンダーヘットに相当)で囲まれた空間の容積がもっとも小さくなる場所に点火プラグを設置し、ここを燃焼室とする。燃焼室の形状はさまざまであり、近年はピストン冠面に複雑な形状を持つ例が増えている。
-大車林