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直列3気筒 1.0〜1.5ℓ(フィエスタ、C-Max、フォーカス etc.) BMEP:30.2bar Puma フォードのダウンサイジングエンジンシリーズ末弟 [1.0 EcoBoost/1.5 EcoBoost Dragon]

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■1.5 EcoBoost (Dragon)
気筒配列:直列3気筒
排気量:1497cc
内径×行程:84.0mm×90.0mm
圧縮比:11.0
最高出力:134kW/6000rpm
最大トルク:240Nm/1600rpm
給気方式:ターボチャージャー
カム配置:DOHC
吸気弁/排気弁数:2/2
バルブ駆動方式:―
燃料噴射方式:DI
VVT/VVL :―
(Focus)

2004年にVWが開発したダウンサイジングターボコンセプトは、欧州メーカーを中心に瞬く間に波及し、独自の小型車マーケットを持つ欧州フォードもまた小排気量ターボエンジンの開発に注力するようになった。先行投入されたのは直4版だったが、フォードはダウンサイジングに加えてレスシリンダーという新手を加えた1.0ℓ直3ターボを2012年に発表。3気筒エンジンのブームを招来することになった。A4用紙の投影面積に収めることを主眼としたEcoBoost1.0は、開発を急いだためかボア径71.9㎜のZetec1.25ℓ直4を流用した鋳鉄シリンダーブロックであった。より軽量なエンジンとするとともに、やはり旧弊ともいえる直4のEcoBoost1.5を置き換えるべく、2017年に新設計アルミ合金ブロックの1.5ℓ版「Dragon」が登場。ターボ版(生産拠点のインドでは自然吸気仕様もある)はDI+PFIのデュアルインジェクション装備。中間気筒を休止させる気筒休止システムも標準装備される。今後は2.0ℓに匹敵する出力の高過給仕様のリリースも予想されている。

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