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- カローラスポーツに搭載する1.2ℓ直噴ターボもラインアップ[NR series]
直列4気筒1.2〜1.5ℓ(カローラスポーツ、C-HR、ヴィッツ、シエンタ、カローラアクシオ/フィールダー、スペイド etc.) BMEP:19.4bar C-HR Turbo カローラスポーツに搭載する1.2ℓ直噴ターボもラインアップ[NR series]
■8NR-FTS
気筒配列:直列4気筒
排気量:1196cc
内径×行程:71.5mm×74.5mm
圧縮比:10.0
最高出力:85kW/5200-5600rpm
最大トルク:185Nm/1500-4000rpm
給気方式:ターボチャージャー
カム配置:DOHC
吸気弁/排気弁数:2/2
バルブ駆動方式:ロッカーアーム
燃料噴射方式:DI
VVT/VVL:In/×
(Corolla Sport)
4ZZ-FE型や2NZ-FE型といった小排気量ユニットの代替として開発されたエンジンで、初登場からすでに10年を超えるベテランユニットである。これまで多くのバリエーションが生み出され、長らくCセグメント以下の主力エンジンとされてきた、当初は目立たないエンジンだったが、ここ最近では最新技術を盛り込む最新鋭ユニットとして扱われている。具体的には、2015年に13.5という高圧縮比やアトキンソンサイクル(トヨタにおけるミラーサイクルの呼称)、クールドE GRなどによって最大熱効率38%を達成した1.5ℓ版:2NR-FKE型が登場。小型車を中心に搭載されている。さらに15年にはトヨタブランド初となるダウンサイジングターボエンジンとして1.2ℓ直噴ターボ:8NR-FTS型がデビュー。オーリス、C-HRに続いて新世代となったカローラスポーツにも搭載された。なお、NR型は後方吸気・前方排気であるが、この8NR-FTS型のみ前方吸気・後方排気としている。
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