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直列4気筒 2.5ℓ(クラウン、カムリ、RAV4、レクサスES)BMEP:11.2 bar RAV4 Hybrid 最大熱効率41%と高出力を両立したTNGA第一弾[A25A-FXS]

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■A25A-FXS
気筒配列:直列4気筒
排気量:2487cc
内径×行程:87.5mm×103.4mm
圧縮比:14.0
最高出力:131kW/5700rpm
最大トルク221Nm/3600-5200rpm
給気方式:自然吸気
カム配置:DOHC
吸気弁/排気弁数:2/2
バルブ駆動方式:ロッカーアーム
燃料噴射方式:DI+PFI
VVT/VVL:In-Ex/×
(RAV4 Hybrid)

TNGAエンジンの第一弾が2017年に新型カムリに搭載された2.5ℓのA25A-FXS型。エンジン型式の振り方も新世代となっている。AR系列から最大の変更点は冷却損失の低減を図ったロングストローク化と高速燃焼のための吸気系の再構築。ストローク/ボア比は1.08から1.18へ大きく拡大。吸気を気筒内に直線的に導いて高タンブル流を促進するため、バルブ挟み角を31度から41度に大きく広げタンブル比を3近くまで大きく採った設計とした。吸気ポート角度を攻めるべくレーザークラッドバルブシートを用いたのもトピックである。高タンブルは噴霧自由度の高いマルチホール直噴インジェクターとの組み合わせ(ポート噴射併用)で高速燃焼とし、高い排ガス性能を実現。TNGAによってエンジンルームの再構築も実現したことから、高い掃気効率を図れるロングテールの排気マニフォールドも実装、触媒後から分流しEGR配管を吸気系に戻している。