IAA2017:前スバル デザイン部長・難波治のコンセプトカー デザイン放談 Part 6 難波治のデザインウォッチング フランクフルト・モーターショー編 6 ルノー編 シンビオズ SYMBIOZ 2030年 クルマと住宅の融合
- 2017/09/25
-
Motor Fan illustrated編集部 鈴木慎一

ホール8は、自動車メーカーとメガサプライヤーの館。自動車メーカーは、ルノー、シトロエン(プジョーは不参加)、トヨタ、レクサス、スバル、ヒュンダイ、CHERY、長城汽車と日仏韓中の非ドイツ勢。と思ったら、PSAグループに買収されたオペルもこのホールである。スバルの前デザイン部長の難波さんによるコンセプトカーチェック(放談)の第6弾はルノーです。


ー次はルノーのコメントお願いします。それにしても、なんでこんな展示なんですかね。モダンリビングのインテリアってことですか? かつての日産ティアナみたいに。
難波:そうですね。なにを、提案してみようかなって感じですけど、最近は次世代の自動車の進化っていうのかな、技術的な面の進化を表現するのにカタチはどうもあまり意味がないというか、カタチに意味があるんじゃなくて、そういう世界になっていくだろうっていうことを示唆すモデルがやっぱり多いんじゃないかと思うんですよね。だからこれも多分インテリアの過ごしかた、4人が自動運転で走っているときに、向き合ってお話しができるっていうのが提案で、その提案自体はもういくつもされてきていて、だからルノーもやってみましたってことになるんでしょうね。
ー2030年の自動運転、電動化、コネクテッドが実現したときのクルマってこといたいですよ。このシンビオズの特徴は、自動車と住宅の融合っていうことですね。
難波:なるほど。


ーおっ、クルマがせり上がっていく! ああ、こうやって家の中から外へ出て行くというわけですね。(しばらくながめていると……今度はまた家の中にシンビオズが降りてきた)シンビオズなら帰宅したら乗ったまま住宅の中に入ってきて、インテリアの一部として機能する……といいたいらしいです。
難波:外観としてはね、フロントのフェンダーが長く、リヤのフェンダーがそれを受けるという典型的な、そのプレミアムなゾーンのクルマの作りかたっていうかな。あえて、ウェッジにシェイプを効かせるんじゃなくて、水平に重心を移動する、その、静かに駆け抜けていくって感じのものなんですけど、それにしては意外にボディサイズの動きとか、それからウインドウとCピラー辺りの切り上がり方とか含めてわりとスポーティな味は出してますよね。

難波:まあ、あまり格好をとやかく言うコンセプトカーじゃ、ないと思います。うん。まあ、そうですね。ルノーであるべき、こういうのをルノー感とかっていうのはどうなんでしょうね? フロントウインドウもやっぱり相当あれじゃあ苦労しちゃっています。うーん、やっぱり地に足が着いていない提案って感じがしますけどね。だからね、みんな典型的でしょ。同じでしょ、やることが結局。
ー同じ?
難波:カタチはもちろんそれぞれやっぱり違うけど、こういうの見てもね、取り立てて新しい驚きはないんですよね。まあ、ボディサイド、ドアサイドの面のちょっと下から上に抜けているようなところ、あそこは、まぁ美味しそうですけど。ドア面ですよ。ドア面。影がこうあって、フェンダーから出た空気が上に抜けていきそうな感じ、そこだけがちょっと少し美味しそうですけどね。これがもう、部屋のソファと同じ素材を使ったり、色も同じ。屋根もそう。ガルウイングですね。ですから自動運転のときに、みんなが楽しく会話できて、そのまま目的地に着いた、もしくはお家に帰ってきたら、家のなかに入ってきて、っていうのを今回は謳ったものなんです、らしいです。
でも、あの、紙コップだけ冴えないですね。
確かに、車内のテーブルに置かれたコップが愛想のない紙コップで、これは冴えていなかった。

|
|

自動車業界の最新情報をお届けします!
Follow @MotorFanwebおすすめのバックナンバー
自動車業界 特選求人情報|Motor-FanTechキャリア
「自動車業界を支える”エンジニアリング“ 、”テクノロジー”情報をお届けするモーターファンテックの厳選転職情報特集ページ

太平洋精工株式会社 生産技術/設備設計
年収 | 450万円〜750万円 |
---|---|
勤務地 | 岐阜県大垣市岐阜県大垣市桧町450 |
ブレーキシステムに強みを持つ、日系自動車部品メーカー 新製品開発<回生協調および制御ブレーキシステム>
年収 | 500万円〜800万円 |
---|---|
勤務地 | 愛知県刈谷市 |
これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。
日産キックス600km試乗インプレ:80km/h以上の速度域では燃費が劇...
BMW320d ディーゼルの真骨頂! 1000km一気に走破 東京〜山形往復...

日産ノート | カッコイイだけじゃない! 燃費も走りも格段に洗練...
渋滞もなんのその! スイスポの本気度はサンデードライブでこそ光...
PHEVとディーゼルで燃費はどう違う? プジョー3008HYBRID4とリフ...
スズキ・ジムニーとジムニーシエラでダート走行の燃費を計ってみた...
会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ

フェアレディZ432の真実 名車再考 日産フェアレディZ432 Chapter2...

マツダ ロータリーエンジン 13B-RENESISに至る技術課題と改善手法...

マツダSKYACTIV-X:常識破りのブレークスルー。ガソリンエンジン...

ターボエンジンに過給ラグが生じるわけ——普段は自然吸気状態

林義正先生、「トルクと馬力」って何が違うんですか、教えてくだ...

マツダ×トヨタのSKYACTIV-HYBRIDとはどのようなパワートレインだ...
3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! スーパーカブのエンジンが壊れない理由……のひとつ...

3分でわかる! マツダのSKYACTIV-X(スカイアクティブ-X)ってな...

スーパーカブとクロスカブの運転が楽しいのは自動遠心クラッチ付...

ホンダCB1100の並列4気筒にはなぜV8のようなドロドロ感があるのか...

ホンダ・シビック タイプRの謎、4気筒なのになぜマフラーが3本?
