出光興産:次世代電池用固体電解質の開発について
- 2018/06/15
- Motor Fan illustrated編集部
出光興産は、 技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC)を通じ、 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が推進するEV用全固体電池の基盤技術確立を目的としたプロジェクトに参画する。
本取り組みは、日本がEVで世界をリードすることを目的とし、全固体電池をいちはやく実用化し、EVへの搭載をオールジャパンで推進するプロジェクト。EVの市場拡大が想定される中、車載用電池においては安全性・耐久性・航続距離の向上のニーズが高まっており、全固体リチウムイオン電池の実用化・量産が急がれている。
全固体電池に用いられる固体電解質は硫化水素が原料。この硫化水素についてこれまで石油精製で蓄積してきたハンドリング技術と、石油化学製品への応用技術を有することが出光興産の強みだ。また、約20年に及ぶ研究開発を通じ、固体電解質等に関する特許出願は電池材料メーカーとして最多の件数を有する。同社はこれらの強みを活かし、オールジャパンで推進する本プロジェクトに貢献する。
次世代電池用素材開発は、出光興産の第5次連結中期経営計画の重点課題と位置付けられる。2018年7月にはリチウム電池材料室を設置し、さらに取り組みを強化する。2020年代の市場投入を目標として、EVや産業機器の電池向けに市場開拓を進めていく。
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