内燃機関超基礎講座 | 名機コスワースDFVの各部を詳細に眺めてみる
- 2021/05/02
- Motor Fan illustrated編集部
基本設計を変えぬまま、1967年から1985年まで足かけ19年にわたってF1に出走し、通算155勝を記録。F1以外のレースでも使用され、結果的に30年近くにわたって第一線を張り続けた驚異のレーシング・エンジン。空前絶後の成功を収め「名機」と謳われるコスワースDFVを見つめ直す。
TEXT:今井清和(IMAI Kiyokazu) PHOTO:MPS(AUTOSPORT 1972年)
タイトル写真は、1972年の富士グランチャンピオン(GC)シリーズに出場した高原敬武選手の車両に搭載されたDFV。ここに掲載した写真はすべて、同年9月のレースにおける優勝の後のオーバーホール時に撮影された、36年以上前のものであることをお断りしておく。また、いずれにせよ40年以上も前に設計されたエンジンのものであるとの認識のもとご覧いただきたい。
なお高原車のDFVは、当時メンテナンスを手掛けた松浦賢氏によれば「ほぼF1仕様だった」という。
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