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コックピットドリル ① 使わなくても困らないけど、知れば愛車がもっと便利に! 第1回は先日発売となった、新型SUBARUフォレスター! そのスイッチ、なんのスイッチか知っていますか? 新型スバル フォレスター編

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目線を左に動かしてみよう

ストレートタイプのシフトレバーを主としてスッキリとしたデザインにまとめられている。

① シフトレバー(Mレンジ装着車はDレンジから右に倒すとマニュアルモードになり、ステアリング左右につくパドルシフトで変速をすることができる(写真)。Lレンジ装着車の場合は、下り坂やカーブ手前などのエンジンブレーキが必要の際に使用する。
② サイドヴューモニター切り替え(マルチファンクションディスプレイに助手席側のモニター映像が表示される。駐車時や側溝があるなど、左側に不安がある際に便利)
③ フロントヴューモニター切り替え(サイドと同じく、フロントモニターが表示される。前向き駐車時や、狭い道から出る際にちょっと鼻先を出して表示させることで、左右から人や自転車・自動車が来るかどうか確認することもできる)
④ 「X-MODE」ダイヤル。モードは3種。1、2、3。
⑤ AVH(オートビークルホールドの略。停車した際にブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持してくれる。信号待ち、渋滞、坂道など日常のさまざまなシーンで運転負荷の軽減をしてくれる。デフォルトはOFFに設定されている。プッシュすることで作動開始)
⑥ パーキングブレーキ(手前に引くとかかる。その際は写真のように点灯。押すと解除)

ダッシュボード中央にはマルチファンクションディスプレイと8インチナビ(ディーラーオプション)が配置される。ナビはスバルのために調律されたというDIATONEサウンドとの一体型。その下にエアコンパネルがつく。では、オーディオパネルから見ていこう。

ここにSDカードのスリットが隠れています(8GB SD付属)。ちなみに、Apple CarPlay対応。
ナビ画面をチルトさせることなくCDの出し入れができる(②〜⑤スイッチ上が、CD挿入口)。

① TUNE(チューンダイヤル)
② EJECT(イジェクトスイッチ。CD排出)
③ AV(オーディオ選択スイッチ)
④ MENU(メニュー画面。車両設定などのメニューがナビ画面に出る)
⑤ MAP(このスイッチを押すと、どの画面を出していても、ナビ画面に戻すことができる)
⑥ VOL(ボリュームスイッチ/ステアリング連動)
⑦ SDスリット(ちなみに、通常時は上左写真のように蓋が閉まっています)

重要なハザードスイッチはここにあります!

エアコンは、助手席・後席乗員連動機能が搭載されていて、助手席に乗員がいない場合は空調が自動で運転席連動(助手席側シートヒーター自動OFF)、後席に乗員がいない場合は前席優先の制御となる。

① 【左】温度調節(助手席/ダイヤル式)/MAX A/C(スイッチ)【右】温度調節(運転席/ダイヤル式)/AUTO(スイッチ)(夏場など、素早く温度を下げたいときに使用する左のMAXスイッチ。右側のAUTOスイッチはONにすると、各機能を自動的にコントロールして室内を快適に保ってくれる)
② デフロスター(フロントガラス、フロントドアガラスの曇りや霜をとるときに使用するスイッチ。作動時は自動で外気導入、除湿機能、デフロスターが作動する。作動時はスイッチ表示灯が点灯)
③ A/C(冷房・除湿機能の作動のON/OFFで固定するときに使用。暖房時もウィンドウの曇りを取る場合や除湿効果を高めたいときに使用する)
④ SYNC(シンクロスイッチ。表示灯が点灯している場合は運転席と助手席の送風温度が同一設定となる。各席で違う温度設定にしたい場合は、このスイッチか、助手席側ダイヤルを操作するとOFFとなる)
⑤ ON/OFF(エアコン使用中に停止したいときは、このスイッチで。エアコンOFFの状態では外気循環固定となる)
⑥ リヤウインドウデフォッガー/ヒーテッドドアミラー(リヤガラスの内側が曇ったとき、ドアミラーの霜や曇り止めに使用。スイッチを押すとONとなり表示灯が点灯、約15分で自動的に作動停止し、表示灯は消灯する)
⑦ 風量減/増(エアコン風量を調整するスイッチ)
⑧ 内外気切り替え(内規循環作動時は表示灯が点灯。一時的に外気を遮断したい場合や、冷房の効きを高めたいときには内規循環)
⑨ シートヒーター(3段階)
⑩ MODE(吹き出し口切り替え)

目線を上にあげていくと

使い慣れると便利なスマートリヤビューミラー。スイッチで見やすいように調整しよう。

スマートリヤビューミラーが付属している場合は、リヤゲート上部(室内側)に搭載されたカメラからの車両後方映像をルームミラー鏡面に映す “ディスプレイモード” と通常のルームミラーとして使用する “ミラーモード” がある。中央レバースイッチを手前に引くと、ディスプレイモードとなる(下写真参照)。ディスプレイモード作動時には、レバー右にあるスイッチにて画面の調節ができる。①で円内(写真左)のメニューを選び、②③スイッチで調節をする。メニューは左から明るさ、上下調節、左右調節、かたむき調節となる。

ミラーモードを変えるには、このレバーで。
他の写真と同じ状態で撮った、通常のミラーモード。

違いが一目瞭然だ。雨の日や夜間に、かなりの威力を発揮する。ただ、慣れるのに少々時間を要するかたもいるかもしれません(慣れるのに20分くらいを要した筆者感想)。

ルームミラー上にはEye Sight関係のスイッチ

ステレオカメラを使った「Eye Sight」は標準装備。デフォルトでONに設定されているが、機能オフのスイッチが、ルーフ側に配置される。

① ドア連動切り替え(DOOR側にスライドさせると、リヤゲートを除くいずれかのドアを開けると点灯し、閉めると一定時間点灯後に消灯。OFFは常に消灯、となる)
② 車線逸脱警報OFF(長押しで、車線逸脱警報・ふらつき警報がOFFとなる。デフォルトはON。再度の長押しでONとなる)
③電動ガラスサンルーフ開閉(後ろ側、写真▲を押すと、サンルーフが開く。全開手前で一旦止まり、もう一度押すと全開となる。開けると風の巻き込み防止のディフレクターが自動で上がる。写真▼を押すと、閉まる。開閉どちらも作動中にもう一度押すことで、途中で止めることができる)
④ プリクラッシュOFF(長押しすると誤発進抑制制御・御後進抑制制御がOFFとなる。デフォルトはON。解除したあとに再度ONにする場合はもう一度長押しする)
⑤ スポットマップランプ(プッシュすることで、点灯)

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