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マイナーチェンジしたマカンとマカンSに試乗 新型ポルシェ・マカンといえばポルシェの新たなる屋台骨だが、その最新型の実力は?

  • 2019/01/26
  • GENROQ編集部
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今やポルシェの屋台骨を支えるモデルとなったマカンがマイナーチェンジ。スタイリッシュさに磨きをかけた外観やパワートレインの改良により、商品力が一層高まったのは間違いないだろう。その新型マカンの実力を島下泰久が確かめた。
REPORT◉島下泰久(SHIMASHITA Yasuhisa) PHOTO◉Porsche AG

 覚えている方も少なくないだろう。マカンのデビューは2013年11月。東京とLAの太平洋をまたいだモーターショーで、ほぼ同時にお披露目されたのだった。その後のサクセスストーリーは皆さんご承知の通り。このポルシェ6番目のモデルは大ブレイクし、4年間の累計販売はすでに35万台を超えたという。17年で言えば、ポルシェの世界販売の実に4割近くを、このマカンが占めたのだ。
 
 瞬く間に最重要車種のひとつとなったモデルだけに、初のフェイスリフトは慎重に行われたかと思いきや、さにあらず。ポルシェはいつもの流儀に則り、隅々まで改良の手が加えられた大幅なアップデートを、このマカンに施してきた。
 

高精細な10.9インチ大型タッチスクリーンを採用した最新のインフォテインメントシステム「PCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネージメント)」の搭載により、インパネデザインが刷新された。

 今回、マヨルカ島で行われたプレス向け国際試乗会で試したのはベースモデルのマカン、そしてマカンSの2モデルである。大幅なアップデートとは書いたが、スタイリングの変更点は最小限。LEDヘッドランプが標準装備となり、バンパー、ホイールなどのデザインが改められているが、これらも従来のイメージを大きく変えるものではない。
 
 ひと目で新型だと判別させるのは、左右テールランプ間をLEDライトストリップで繋ぎ、そこの「PORSCHE」のロゴを挿し込む最新のポルシェに共通のエレメントを採用したリヤビューだ。LEDで左右テールランプ間を繋ぐこと自は、他社でもいくつか例が見られるが、そこにブランドロゴが入ったデザインは、ポルシェの確固たるアイデンティティ。後続車へのアピール度は格段に高まっている。
 
 インテリアでは、10.9インチの大型タッチスクリーンを用いた最新のPCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネージメント)の搭載に伴い、ダッシュボードのデザインが刷新されている。また、より小径のGTスポーツステアリングも採用された。スポーツクロノパッケージ装着車では走行モードの切り替えがスポーク脇のダイヤルスイッチで行えるようになる。
 

 新装備としてはイオナイザーや遮音ガラス、ヒーテッドガラスなどを設定した。また安全装備としてリスクレーダーなる機能も用意される。これは前走車の急ブレーキ情報からブレーキ圧を高めるなど、車車間通信により危機回避を支援するもの。ただし、通信相手は今のところVWグループの車両に限られる。渋滞時の半自動運転機能であるトラフィックジャムアシストも設定された。
 
 ここまで確認したところで試乗となった。走りに関する部分については事前情報はほとんどなしで……。
 

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