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快適性や実用性だけでなく洗練度も増した上質なワゴン ボルボV60の使い勝手を徹底チェック!ステーションワゴンとしての評価は?

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〈ラゲッジスペース〉クラストップの荷室容量を誇る

 新型V60における最大のトピックは、ラゲッジスペースの容量が大幅に増えたこと。後席使用時の容量は529Lで、先代(430L)を大きく上まわるのはもちろん、アウディA4アバント(505L)、メルセデス・ベンツCクラス・ステーションワゴン(460L)、BMW3シリーズツーリング(495L)などのライバル勢も上まわる実力である。

後席使用時の床面の奥行は1050mm。左右幅はホイールハウス間で1030mm、その後方(写真手前側)の最も広い部分で1300mm確保する。トノカバーまでの天地高は450〜470mm。

後席格納は、荷室開口部付近にあるスイッチで遠隔操作が可能。左右を独立させて倒すことができる。脇にはDC12Vアウトレットも用意。

後席を倒した際には、床面がフラットになるボルボの伝統がしっかり守られている。運転席のポジションを身長168cmの筆者に合わせた状態で計測したところ、奥行きは1980 mm。大人ふたりが横になってゆったりと寝られるほど。
トノカバーは D ピラーに沿って上方に跳ね上げることができ、荷物の積み下ろしの際に便利。もちろん巻き取ることもできる。
荷崩れを防止するラゲッジセーフティネットも装備。後席使用時はシートの後ろに、後席を畳んだ際は写真のように前席の直後に装着可能。

テールゲートの裏側に三角表示板が格納されているのは素晴らしいアイデア。荷物満載時でも、サッと取り出すことができるからだ。その上にふたつあるスイッチは、テールゲートを閉じる際に使用。うちひとつは、閉じると同時に全ドアをロックする便利な機能付き。

床の一部を跳ね上げれば、バッグなどが吊り下げられるフックを装備。荷物が荷室内を転がったり袋の中身が飛び出すといったアクシデントを防ぐ。固定用ベルトも備わるという独自アイデアも光る。
アンダートランクは床下の広い範囲にわたり、深さは最も深い部分で170mmを確保。ブースターケーブルなどの緊急用ツールや洗車道具を収納するのにも便利。
左側の壁には、ネット式のポケットを設置。奥にある黒いケースは、取扱説明書一式が収まったぶ厚めの車検証ケース。
後席中央部分だけを貫通させられる作りになっている。開口部は大きくないが、釣竿といった長尺物を積む程度ならこれで十分。

右側の壁には2カ所のフックと荷物の固定用ベルトを装備。ちなみに、フロアには左右合計4カ所に丈夫なフックが備わっている。

荷室フロアは開口部下端と段差がなく、地上高は地上615mm。「Inscription 」には電動テールゲートが標準で装備されており、最近流行のハンズフリー機能 (バンパー下で足を動かすと反応して開閉する)も組み込まれている。両手がふさがっている際の開閉時に便利。

モーターファン別冊 インポートシリーズ Vol.65 ボルボV60のすべて

より美しく、より安全に
エステートの大本命

DRIVING
すこぶるスポーティ
しかし抜群の快適性

DESIGN
革新と上質が同居する
北欧デザインの真骨頂

SAFETY
ボルボの使命---
世界最先端の安全性

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