梅本まどかの全日本ラリーレポート 第3戦・唐津「広報としての立場でラリーを見て分かったこと、感じたこと」
- 2019/04/14
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MotorFan編集部
先日、取材中の事故で右腕を骨折してしまった梅本まどか。JN6クラス初挑戦となるはずの全日本ラリー第3戦唐津は無念の欠場となった。今回はチーム広報としてラリーに帯同。改めて、ラリーに出られなかったことの重さを感じるとともに、広報としての立場だからこそ感じたことや、新しい発見があるようだ。まずは初日レグ1のレポートをお届けしよう。
今日4月12日は全日本ラリー選手権第3戦「ツール・ド・九州in唐津」レグ1でした。
今回私、梅本まどかもJN6クラスで板倉選手のコドライバーとして参戦予定でしたが、先日サーキットにてオートバイのミニバイク練習中に転倒し骨折してしまい欠場する事になってしまいました。スポンサー様はじめ応援して下さっている皆様には心より深くお詫び申し上げます。
今回は欠場となってしまい、病院に通わなければならない事からレッキには参加出来ませんでしたが、昨日の夜現地入りをし、チームに加わり今日1日を終えました。
今までラリーの現場にはコドライバーで参戦した時しか行った事がなく、去年の全日本新城ラリーではトークショーをさせて頂いたのですがなかなかちゃんと観る事が出来なかったのでチームの一員としてではありますが、選手ではなくラリーを間近で観るのは初めての体験でした!
今回はチームとしての行動をレポートしたいと思います。
レグ1スタートは唐津神社です。
ドライバー、コドライバーが安全祈願は安全祈願のご祈祷です。
その間、神社の写真を撮ったり、挨拶まわりをしました。
安全祈願の後、集合写真の時間です。板倉選手と蔭山選手を探します!
なんだか子供を探す親のような気持ちで、監督と一緒に一生懸命探しました。
選手として参加しているときは、なかなか前に行けないものですが、今回客観的に見ることができ、スポンサーさんのためにもちゃんと写る場所に行くことも頑張らなければいけないのだと。
監督やチーム、スポンサーさん、ファンの方にもラリーはスタートしたらなかなか見れないのでここでのアピールの大切さを改めて感じました。
しっかりお祓いもしてもらい、いよいよスタート☆
「緊張する」と板倉選手はスタートする前に話していましたが、新城の時よりは落ち着いている雰囲気で、かっこよかったです!
スタートし、送り出してから直ぐに移動です。
サービスに戻るのですが、その前に買い出しです!!!
選手、スタッフやメカニックさんの食料調達をしに行くのですが、みんなの好きそうな物や食べやすい物などいろいろ考えて選びます。
それからサービスに戻り、みんなでSSのタイムを見たり、話し合いです。
速報とコドライバーから送られてくるタイムとを照らし合わせながら、タイヤはもつのか、どのタイヤのチームがどうなっているか、タイム差はどうか。などの話しであっという間に時間が過ぎていきます!
今まで裏でチームの方々が動いて下さっているのは感じていたけど、こうして毎回観て、考えて下さっているんだなと感じ、貴重な体験が出来て良かったと思いました。
SS4まで終わった所で、タイヤの付け替えをしてもらいにダンロップさんへ。
ダンロップさんにタイヤを交換してもらうのですが、今の近況やタイヤの状態、ダンロップさんからのおすすめを聞いたりお話しをします。
ラリーは改めて話し合い、情報の共有、交換といったコミュニケーションが大切なのだとも感じました。
そして、SS5を終えサービスに戻ってくる車両を待ちます。
メカニックさんはずっと外で待ってくれていて準備も万端です。
お話しを聞くと「何回やってもこのサービスinまでの少しの待っている時間までは緊張感がある」と話していました。
サービスに入る前にリグループのあるスケジュールだったので、私はリグループinしてからout時間を聞き、メカニックさんに伝えにいきます。
コ・ドライバーの蔭山選手はメカニックさんの作業を見ながら昼食。いつも先生としてアドバイスを頂いている蔭山選手の行動を客観的に見て学べたのもとても良かったです。
サービスinをしたあとは、私はタイムキーパーとして時間の管理係をさせてもらいました!
ちゃんと時間を常に見て伝えるべき時間で伝えるのは、緊張するお仕事でした。
メカニックさんがしっかり時間内に仕上げて下さり、次のSS6へ向けてスタートです。
スタートをしっかりと見送ったら、技術本部にサービス中に作業した報告書を提出しに。
その後、LEG2に向けた天気とタイヤの相談などを、速報などを見ながらチームみんなで話しました。
結果、土曜日のLEG1はクラス2位!
最後のサービスではエア抜きでブレーキのお手伝いもさせてもらえました。
今回は、右手を使わずにできるお手伝いさせてもらったのですが、今まで感じられなかったこと、ラリーについてもまだまだ知らないことだらけ、まして私はまだJN6クラスに出てもいないので、クルマについてなど、監督やチームの方にいろんなお話を聞くことができ、違った成長ができた気がしました。
明日も板倉選手と蔭山選手が快走できるよう、やれることを精一杯に頑張りたいと思います!
みなさんの応援も引き続きお願いいたします!
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