メディア対抗ロードスター4時間耐久レース:トヨタの古場さんvs トヨタイムズの忖度なしのバトルもあり! メディア対抗 マツダ・ロードスター レース参戦記:清水和夫氏とレースに出ることになってしまった素人おっさん編集部員、かく戦えり
- 2019/09/15
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MotorFan編集部 森田 準
4時間後のゴールを目指してスターート!
その後午後12時45分から予選タイムアタックが行なわれ、ポールポジションは古巣レブスピードチームの1分11秒456。我がチームは古場さんのドライビングの1分11秒969で8番手となった。
いよいよ、秋の太陽が傾き始める午後4時。ローリングスタートで、4時間後のチェッカーを目指して24台のロードスターが走り始めた!
「Start Your Engines」には、当日レースのスタート後とフィニッシュ前の50分間程度行なったライブ中継の動画があるので、そちらでレースの雰囲気をぜひご確認ください!
(ちょっと画面の揺れがありますが)
スタートの清水御大はスタート48分&フィニッシュ41分の2スティント乗車予定。助っ人の古場さんはルール上限の40分。そして齊藤選手と自分がそれぞれ50分が持ち時間。
自分の番を待っている間の48分はあっという間。緊張マックスでヘルメットを被り、コースへと飛び込んだ。
コース上では各チームの作戦により、ペース配分=速度の差があるが、上位チームのクルマはびっくりするほどのペースで追いつき、そして抜いてゆく!
あぁ、予想の通り、明らかに周りのペースより遅い……。
そういった速いクルマにバンバン抜かれるのだが、ただ抜かれるのは悔しいので、常に上位に食い込むENGINEチームやヘルメットに見覚えのある桂伸一さんなど、ドライビングのお手本がたくさん走っているので、抜かれついでにブレーキングポイントやライン取りを真似て、自分の走りをアップデートする作戦? も用いてみた。
と、クルマやコースの雰囲気に慣れてきたこともあり、持ち時間の半分を迎える頃にはなんとなく操作が安定してきたように思えてきた。
携帯電話でつながったピットからの情報でも1分18秒から17秒台で安定してきたという。
トップドライバーも燃費という縛りがあるので、予選以外は抑えた走りを強いられるので、アマチュアドライバーとのタイム差が縮まるという側面もあり、決して速くはないが、この後の勝負権を失わずに50分の走行を終えてチームメイトにバトンタッチすることとなった。
トヨタ関連の下克上! MORIZOチームとC-HR主査のバトル勃発
その後は斎藤選手の15秒台に入るラップと古場さんの速く安定した走りによって、私が落とした順位を少しずつ回復していった。
と、ここでちょっぴりドラマが!
古場さんが順位を上げていくと、目前に現れたのは豊田親子が居るトヨタイムズ号!
トヨタ社員の古場さん:「これ、抜いていいのかなあ?」
ピットのチーム全員:「忖度なしで抜いてください!!」
と、ピットからの強い要請で社長チームを社員ドライバーがパスするという下克上が繰り広げられた!
(最終的にはトヨタイムズ号の鬼神の追い上げで抜き返されましたが)
毎年恒例のドラマが起きるラストスパート
そんなピットやコース上でドラマを繰り広げ、スタートから3時間20分を経過、すっかり暗くなった午後7時20分。本日2度目の乗車となる清水御大が約40分先のチェッカーを目指しコースイン。この時点での順位は12番手(くらいだったと思うのですが…….。)。
最終スティントは多くのチームが最も速いドライバーを投入し、残り少ないガソリンの量を気にしながらラストスパートをかける。
燃料残量を気にしつつ、できうる限りのアタックを続ける清水御大。
やがて順位をアップし、念願のトップ10に! さらに上位を目指しアタックを継続。
が、やがて我がチームのロードスターにも燃料警告灯が点灯。ペースダウンを余儀無くされる。
そして最終ラップに突入! と同時に猛アタックをしていた上位のレブスピード ともう1チームがガス欠でコース上にストップ!
我がチームは、7位でのチェッカーを受けることとなった。
こうしてハラハラドキドキの、おっさんの初レースが終了した。
初レースを振り返って感じた、クルマとレースの楽しさ
レースを終えて感じたことを振り返ってみると、
遅いなりにも。公道では体験できないスピードでのコーナリングやブレーキングで、こんな操作をするとこんな挙動が出るんだ!と、ドライビングの面白さを知り、ほとんど抜かれっぱなしながらも、2台ほど追い抜いたり……。自動車競争の醍醐味も味わえた。
そんな私が今回のレースを通じて得た感想は、
「やっぱり クルマって面白い! レースって楽しい!」ということ。
ご興味がある方は、気楽にとはいかないかも知れないが、見るだけでなく、機会があればモータースポーツを体験していただきたい。必ずクルマがもっと好きになるはずだ。
詳細情報はホームページにて!
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