だって選べなくて… ニューモデル速報編集部:大津英昭が選ぶ「欲しいクルマ・オブ・ザ・イヤー2019」掟破りの1位2台チョイス!? やっぱりプレミアムSUVが……
- 2019/12/22
- ニューモデル速報
2位:マツダ3
2位にはアクセラ改めマツダ3。これは、実際にハンドルを握った時のオドロキが大きかったから。
「マツダ3のすべて」を製作した時に乗ったのは、試乗会場で撮影のためにクルマを動かした程度。正直フィーリングがどうこう言えるような経験はなかったのですが(「すべて本」って結構こういうパターンが多いんです)、その後でマツダ3で長距離移動する機会に恵まれました。
最初は助手席に乗っての移動でしたが、正直まぁこんなもん……というカンジ。割と路面の凹凸は拾うし、ロードノイズも結構入る。まぁ車格なりのデキなんじゃないのかなぁなんて思ってたんですよね。
ところが、自分でステアリングを握って走らせると評価は一変! ビタッとレールを走るような安定性で、助手席で感じたピョコピョコした動きが全然気にならない! マツダが謳っていた、ドライバーの視線移動を極力減らして疲労を軽減する、というフレーズ通りの走りなんですよコレが。
ハンドリングも思い通り。峠道でキュンキュンステアリングを切るような走りでなくても、ステアリングを切り始めたところから自然に向きが変わり始めて、ピッタリステアリングを切った分だけ向きを変えてくれます。自分の思い通りの向きの変わり方をするので、後からステアリングを切り足したり戻したりすることが無いんですね。だから自然に走らせられるし、結果として疲れも小さくなるんです。
スカイアクティブXには乗っていないのでガソリンかディーゼルかしかわかりませんが、個人的にはガソリンの方がいいかな。ディーゼルは動き始めすぐのトルク感がもうちょっとあるといいなぁ。その点ガソリンの方がストレス無くアクセルを踏んだ通りに加速してくれますね。とにかくコイツだったらどこまでも走れそう! と思わせてくれます。
いやしかし助手席と運転席でなんであんなに違ったカンジになったんだろう。とにかく、マツダ3は絶対自分で運転すべきです!
チョイスはファストバック20Sのバーガンディセレクション。ポリメタルグレーの落ち着いた外観で、ドアを開けるとハデな赤いレザーっていうのがイイでしょ。ホイールはマットブラックにして足元を引き締める。オプションのボーズサウンドシステムは、純正のオーディオがすっげぇ良かったので付けなくていいや!
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