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CAR MONOトレンド予測♯2 カーナビは大画面化&コネクティッド対応が主流に? 【東京オートサロン2020】

  • 2020/01/12
  • 浜先秀彰
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11型大画面を搭載するアルパインのビッグX ヴォクシー専用モデル。

CAR MONO図鑑を担当するカーグッズライターの浜先秀彰が東京オートサロン2020の会場をくまなくチェックし、今年の“カーナビ”のトレンドを予測。

REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki) PHOTO●澤田和久(SAWADA Kazuhisa)

見やすくて扱いやすい大画面、最新情報を取得できるコネクティッド機能を搭載

 マツダやトヨタの最新モデルなどにはディスプレイオーディオが標準化され、汎用オーディオスペースを持つ車種が減る傾向にあるものの、市販カーナビはこれまで通り進化を続けている。

 東京オートサロンに出展を行っていたカーAVブランドはアルパインとクラリオン。両ブランドともに主力モデルとなるカーナビは8型以上の大画面で、ベーシックタイプの7型よりも抜群に見やすく扱いやすい。また、スマホと連携して使い勝手を向上させるコネクティッド機能を搭載し、目的地検索やルートガイドを強化。メーカーを問わず、「大画面」と「コネクティッド」の組み合わせは2020年のトレンドになるだろう。

 アルパインは1月9日にAV一体型カーナビの「ビッグXシリーズ」をモデルチェンジ。大画面ナビのラインアップは業界随一で、8型、9型、10型、11型のモデルを揃えている。しかも車種専用ボディによってインパネに溶け込むような美しい装着感を実現。機能面では新たにスマホ向けアプリの「ビッグXコネクト」をリリースし、スマホで検索した地点を手軽にカーナビへと転送して素早く目的地設定が行える。

11型大画面を搭載するアルパインのビッグX セレナ専用モデル。

 クラリオンは車種専用キットによって装着ができる8型、9型ナビをラインアップ。4つの異なる情報を1つの画面に表示できるQuad View機能が人気だ。そして専用アプリをインストールしたスマホと接続を行えば独自のIntelligent VOICEを利用でき、カーナビに話しかけるだけで自宅のエアコン、扇風機、照明などの操作を可能としている。オートサロン会場ではこれに続く新機能のデモを展開しており、ロボット掃除機のルンバや床拭きロボットのブラーバのコントロールを行っていた。

8型大画面を搭載しているクラリオンのNXV897D。車両へは車種専用キットで装着する。
音声によってクルマの中から自宅のルンバやブラーバのコントロールができる。

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