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電動バブルカー:マイクロ・リノー2.0 ジュネーブショーで発表されるはずの量産モデルをFacebookで発表 電動バブルカー マイクロ・リノー2.0登場! これが量産モデルだ! これが144万円なら、欲しい!?

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写真左は電動バブルカーのマイクロ・リノー2.0、そして右が電動3輪車のマイクロ・レッタ・コンセプト。いずれもこの2020年3月のジュネーブ・モーターショー2020で発表されるはずだった。写真はマイクロモビリティ社創業のWim Ouboter氏とその息子たち。

このキュートなモデルを覚えているだろうか。東京モーターショーでも参考出品された、電動バブルカーのマイクロ・リノーだ。でもちょっと違うな、と思ったらそれは正解。実は量産に向けて多くのリファインが施されたマイクロ・リノー2.0なのである。

2人乗り1ドアの構造は、1950年代のイソ/BMW・イセッタや、ハインケル・カビーネ、ツエンダップ・ヤヌスを思わせる。
 東京モーターショー2019でも展示された、リノーを記憶されているだろうか。スイスのマイクロモビリティ社による2シーターのコンパクトEV。1950年代のマイクロカーにインスピレーションを得て開発されたモデルで、もっとも特徴的なのはドアが1枚しかないこと。フロントパネルをフロント・ウインドウごと開けることで乗り降りができる。
 実はこのモデル、2020年3月に開催予定だったジュネーブ・モーターショー2020で最新モデルの2.0を発表することとなっていたのだが、ショーが中止となったため3月4日にフェイスブック上で動画のプレスコンファレンスが行なわれた。

ファニーなヘッドライトは変わらないが、ウインカー類は横一文字の超薄型LEDコンビライトに変更。ウインカーとデイライトの役割を果たす。

 このリノーは2020年リリースが予定され、すでに世界から1万5000件以上という多くの受注を受けている。
 今回、大きくリファインを受けて量産モデルとした理由について、最大の理由はリヤのスタビリティのさらなる向上にあったという。そのために、リヤのトレッドは従来よりも50%も拡大された。
 大幅なリヤ周りの変更に併せて、内外のリファインを敢行。エクステリアではフロント左右のピラー(Aピラー)をより細くして、視認性の向上を計った。また全高もやや高く、サイドウインドウも大きくなることで、ヘッドクリアランスにさらに余裕を持たせ、サイドの視認性も高めている。これらのことは、ボディストラクチャーの大々的な見直しをも意味していることはいうまでもない。

こちらは最終モデルのレンダリングだが、最大の変更点はリヤトレッドの50%アップ。これによって、さらなるスタビリティアップを果たした。そしてリヤセクションを大幅にリファイン。横一文字の薄型LEDコンビランプを採用しただけでなく、リヤゲート造形も変更。

 さらに前後ともに横一本の細いLED式コンビランプを採用し、デザイン上の大きなポイントとなっている。全体造形の見直しも含めて、これまでのレトロ調だったモデルが、よりコンテンポラリーな21世紀のバブルカーに生まれ変わった印象もある。
 また、唯一のドアについてもアウターのドアハンドルがなくなり、開閉が電動式となるほか、ドアと連動していたステアリングが独立した固定式に改められた。その上ステアリングポスト上には、大きな液晶パネルが採用された。さらにシートの全面変更やインテリア、間接照明の採用なども行なわれた。
 かなり豪華仕様になったのだが、それでも価格は前回のアナウンスと変わらず、1万2000ユーロ(約144万円)からとしている。

同じくレンダリングによるサイドビュー。キュートなその形は変わらず。左右ともスライド式のサイドウインドウを装備。
ドアを開けた状態で見る室内。最大の違いはドアについていたステアリングが、独立した固定式ステアリングポストを持った点。さらにその上には大型液晶パネルを採用。
シートも変更され、さらにサイドのアームレストも新設計。青い間接照明も上質な印象を与えている。
インパネ周りの見え方はかなり違う。従来はセンターに丸型のマルチメーターを持っていたが、その機能はステアリング前の大型パネルが担当。前面のドア部にはアルミステーが採用されスイッチとともに、スマホなどを保持できる。
こちらがマイクロ・レッタ・コンセプト。フロント2輪の電動スクーター。

 併せて発表されたのが、3輪電動スクーターのレッタ・コンセプトも発表された。こちらは欧州で人気の高いフロント2輪のスクーターで、路面お滑りやすい雨の日などにも高いスタビリティを実現する。最高速度は80km/hに達し、充電時間は家庭の電源から4時間で完了し、1充電走狗距離は100kmを実現。価格は4900ユーロ(約59万円)としている。しかしまだ、こちらはコンセプトと示されている通り、実際の販売予定はアナウンスされていない。
 ちなみに製造元のマイクロモビリティ社は、電動キックボードやスクーターを開発。キックボードをはじめとしたトップブランドで、世界80カ国以上で愛用されている。
 そのためもあり、リノーにはラストマイルに備えてマイクロキックボードが搭載されている。

 なお日本では、​マイクロスクーター・ジャパン株式会社(https://microscooters.co.jp)が、マイクロモビリティ社の日本販売総代理店となっている。

参考
Microlino facebook
https://www.facebook.com/microlino.car/
 

古典的な造形ながら、LED式のヘッドライトを採用。
メーターパネルには液晶式を採用。
様々なメッセージも表示。
マイクロモビリティ社のプレスコンファレンスの模様

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