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日産ルークスのメカニズムを徹底解説!将来をも見据えた全面刷新

  • 2020/08/29
  • ニューモデル速報
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ロードノイズと風騒音を徹底排除

静粛性の高さでは評価の高い新型デイズをベースに、さらに吸遮音材を充実させた新型ルークス。特に側面から回り込んでくるロードノイズや風騒音の対策を徹底し、前後席間の会話明瞭度を高めている。

ピストンの裏から冷却する

ピストン冠面の温度を下げて耐ノック性を高めるため、オイルジェットを採用。さらに冠面の裏にはヒートシンク状のリブを並べ、表面積を拡大して効率良く冷却できるように改良。無過給仕様の圧縮比を12.0まで高めている。

効率的に衝撃を吸収する追加メンバー

前面衝突荷重を分散させるため、エンジンルーム下にはアドオンメンバーを追加。衝突時には下向きに折れるよう弓なり形状にし、パワーユニットが落下して、キャビンを変形させないよう配慮されている。

各部の地道な空力処理でデザイン性と低抵抗を両立

存在感のあるリヤビューを実現するため、リヤに向かっての絞り込みを抑制。空力的に不利になる分は、前後左右のコーナー形状を微調整して対応している。Aピラーは整流面を長く取り、リヤコンビは外に張り出させ、気流の巻き込みを抑える。

空力性能と冷却性能を両立

従来型はラジエターの真ん中をバンパービームが横切っていたのに加え、外周からの空気漏れが多かった。新型は外周のシール性を高め、上側の開口面積も拡大。ラジエターにまんべんなく空気を通し、通気抵抗の削減を図った。

NA、ターボともに力強い走りを実現

従来型と較べると、自然吸気は全域で、ターボ仕様は低/高回転両側でトルクアップしている。特に自然吸気エンジンは、従来型で指摘の多かった発進加速時の非力感は完全に払拭されている。

デュアルインジェクターで燃料を微粒化

1.5ℓエンジンで先鞭を付けたデュアルインジェクターを、660㏄エンジンにも拡大展開。噴射量を分散させて噴霧の微粒化を図ると同時に、燃焼室に近付けて筒内気化成分を増大。吸気冷却効果で耐ノック性を高めている。

エンジン骨格などで静粛対策

シリンダーブロックには平面をつくらず、面剛性を高めて放射音を抑制。吸気管は等長化し、不協和音が発生しないようチューニングを実施。クランクシャフトはウェブ形状の最適化で剛性を高めるなど、騒音低減対策は徹底している。

回転数変動を抑制

先行車に追従するため微妙なアクセル操作をする際、CVTのレシオ変化が大きいと、エンジン回転数の変動が期待値より大きくなり、操作がオーバーシュートしがちになる。新型はそれを抑制し、ドライバビリティの向上を図った。

CVTのノイズを低減

エンジンとトランスミッションの結合剛性が低いと、全体がうねって騒音を発生しやすくなる。そこで締結ボルトの数を4本から7本に増やし、双方をつなぐガセットを上部に追加。結合剛性を1.5倍に高めている。

最終減速比ローギヤ化

デイズより重くなった車重と増大した空気抵抗に対応するため、ファイナルドライブレシオを約12 %ローギヤ化して駆動力を確保。常用域ではデイズと変わらぬ動力性能を発揮する。

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