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ランボルギーニが自然吸気式V12エンジンの有終の美を飾る600台の限定車「アヴェンタドールLP780-4 Ultimae」を発表!

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7月7日、アウトモビリ・ランボルギーニは同社を代表するスーパースポーツカーそして内燃エンジン搭載モデルのファイナルプロダクションを記念し、限定車「アヴェンタドールLP780-4 Ultimae」を発表した。この限定車はクーペが350台、ロードスターが250台の計600台が発売される予定で、7月8日から11日に英国で開催する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で初披露される。

6.5ℓ V12エンジンは780ps/720Nmを発揮し、2.8秒の0-100km/h加速、355km/hの最高速をマーク

同社はこのモデルを、アヴェンタドール各エディションの最も純粋な特徴を、ひとつの完璧なフィナーレに凝縮し、SVJのパフォーマンスを活かしながらアヴェンタドールSの洗練されたエレガンスをさらに強調し、デザインとダイナミズムを融合させたコレクター好みの決定的なモデルと紹介。

同社のステファン・ヴィンケルマンCEOは次のように述べている。
「アヴェンタドールLP780-4は、ランボルギーニの自然吸気エンジンを搭載する、最後の、最も純粋な、時代を超越したモデルです。他には真似のできないデザイン、エンジニアリング技術、最高にエモーショナルな走りを通して12気筒の本質を感じられるエクスペリエンスを届け、特別な一時代の終わりを締めくくる、アヴェンタドールの決定版です。これは本シリーズ最後のモデルとなります。ここに、ランボルギーニの現在のエンジンが出しうる最高の出力と最も優れたパフォーマンスが、ランボルギーニのフラッグシップとして他の追随を許さないデザインDNAと融合しました。アヴェンタドールは、生まれた瞬間に古典的な存在となることを運命づけられていましたが、その中でもはアヴェンタドールLP780-4ファイナルエディション『Ultimae』として、その時を超えたデザインと技術を最も美しく表現したものとなっています」

搭載される6.5ℓ12気筒の「縦置きミドシップ(イタリア語でLongitudinale Posteriore)」エンジンは、最高出力780ps/8500rpm、最大トルク720Nm/6750rpmを発揮。これはアヴァンタドールSより40ps、アヴェンタドールSVJより10ps高いパワーを四輪に伝える。

極めて剛性が高く軽量な独特のカーボンファイバーモノコックと、カーボンファイバーの広範なにより、乾燥重量は1550kgを実現。アヴェンタドールSより25kg軽いクーペバージョンは、パワーウエイトレシオがSVJと同じ1.98kg/psを誇り、クーペの場合で2.8秒の0-100km/h加速、8.7秒の0-200km/h加速、そして355km/hの最高速をマークする。

デザインは、フロントへの空力負荷を高めるために縦方向の空力性能がSVJに似た特別なフロントバンパーコンセプトを採用している。ESC(横滑り防止装置)は高速、正確なトラクションコントロールとビークルダイナミクスを実現できるよう調整されており、雪道や凍結路面などの低グリップ路面などでもグリップの違いを認識して適応することができる。リアホイールステアリング(後輪操舵システム)があるため、フルタイム4WDはより多くのトルクをリヤに配分するよう調整されており、オフ時に前輪にシフトされるトルクが減りスポーティながら安全なオーバーステアが可能だ。

最先端の空力性能を実現するLP780-4のフロントスプリッターと吸気口は、さらに空気を流れ込ませることで空力効率およびエンジンとラジエーターの冷却を最適化している。フロントバンパーのエアダクトとサイドインレットはフロントタイヤの空力干渉を抑え、リヤにあるラジエーターへの後流を最適化する一方で、Ultimaeの軽量リヤバンパーがダイナミックな外観を演出、SVJからのサーキット志向を継承している。

アクティブ・エアロ・システムのリヤウイングには「閉」「最大パフォーマンス」「最大ハンドリング」のつのポジションがあり、走行スピードとドライブモードの選択によって車両の全体バランスを最適化する。また、シャシーのフロントとリヤの下に設けたボルテックスジェネレーターとともに気流を最大にし、ブレーキ冷却を促進する。動力の伝達にはランボルギーニの軽量7速ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)を採用、50ミリ秒以内のロボタイズドギヤシフトを実現する。

アヴェンタドールLP780-4 Ultimaeは、ランボルギーニの自然吸気V12モデル「アヴェンタドール」のデザインの系譜の集大成であり、複雑でエレガントな線や面を有している。ベンチマークを打ち立てたSVJのパフォーマンスとSモデルの時代を超越したスーパースポーツのエレガンスに敬意を表しながら両モデルの最高の要素を取り入れ、パフォーマンス、ダイナミズムと不朽の洗練との完璧なバランスを実現。

ナンバリングされた350台のクーペと250台のロードスターには、エクステリアとインテリアの新しいカラーパレットにより、洗練された中にダイナミックさ、エレガントな中にも異彩を放つ表情を最後のアヴェンタドールに提供する。

クーペのローンチカラーはグレーを重ねた2トーンカラーで、フロントスプリッターの輪郭や「歯」がマットレッドのRosso Mimirで強調されている。アクセントのラインはカーボンファイバーのリヤディフューザーのフィンにも施され、優れたパフォーマンスと純粋なデザインの見事な融合を表している。

ロードスターのローンチカラーはBlu TawaretとBlu Nethunsで、ルーフパネルはハイグロスブラックカーボンファイバーだ。

エレガントでありながらスポーティなGrigio AchesoとGrigio Tecaのマットなエクステリアの2トーンカラーはインテリアにも反映。ブラックレザーとアルカンターラのベース素材にはエクステリアと同系色のグレーのステッチとトリムが組み合わされ、シートにはブラックのアルカンターラでY型のインサートがあしらわれている。

シートとダッシュボードのレーザー加工のY型の連続モチーフは、今回初めて提供されるダイナミックでスタイリッシュなオプションで、Ultimaeをさらに際立たせる。コンフォートシートはアヴェンタドールSから引き継いだもので、シートボルスターに「Ultimae」の刺繍が施され、Aピラーの運転席側のダッシュボード部分にはリミテッドエディションであることを表す「001 of 350/250」のナンバーが入る。

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