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40代 自動車保険料の平均相場は?保険料を安くするポイントや気をつける点も解説

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40代は、運転歴が長くなり事故リスクも低くなることから、自動車保険料は他の年代に比べて安くなる傾向にあります。とはいえ、住宅ローンや子どもの教育資金など出費がかさむ40代は、少しでも自動車保険料を抑えたいと考える方もなかにはいらっしゃるかもしれません。
そこで本記事では、40代の自動車保険料の平均相場や保険料を安くするポイントなどを紹介しています。また、40代は子どもが免許を取り始める年代でのあります。運転者の範囲や年齢条件など気を付ける点もあるため、合わせて解説していきます。
今、支払っている保険料が相場と比較して高いのか安いのか知りたい方、自動車保険料を少しでも抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。

※この記事にはPRを含みます。

40代の自動車保険の平均相場は?

保険料平均(車両保険なし)
保険料相場(車両保険あり)
40代1,483円/月3,505円/月
※算出条件:弊社独自調べ
免許ゴールド、本人・配偶者限定、ボディタイプミニバン、7,000km以下、ネット割引適用

40代の保険料は、20代30代と比べると運転歴が長くなるため事故率の低下や、等級が20等級に到達している方もいらっしゃるため料金は安くなる傾向です。全体的に自動車保険料が安い印象ですが上記の相場は一例であり、保険会社によって補償内容や保険料が異なるためご自身のライフステージに合った契約内容か、定期的に見直すことをおすすめします。

40代の保険料が安くなるのはなぜ?

自動車保険の保険料は、運転者の範囲や免許証の色、補償内容などさまざまな要素で決定します。では、なぜ40代の自動車保険料は20〜30代と比較して安くなるのでしょうか。40代の自動車保険料が安くなる理由は、次の2つの理由が考えられます。

等級が上がっていることが多い

自動車保険の等級とは、契約車の過去における保険事故の実績に応じて設定されており、保険料を支払う契約者間の公平性を保つために導入されている制度です。一般的には1〜20等級まであり、等級が上がるほど割引率は高くなります。初めて自動車保険に加入する場合は、6等級から開始します。1年間、自動車保険を使わなければ次年度は等級が1つ上がり、事故を起こしてしまった場合、次年度は1〜3等級下がる仕組みです。
自動車保険に加入したばかりの6等級は割引率が13%ですが、20等級になった場合、無事故は63%、事故有でも51%まで割引率が上がります。仮に15等級までしか上がっていない場合でも、開始時の割引率13%と比較すると、無事故の場合は53%と大きな差です。
40代は運転経験も豊富になり、20〜30代と比較すると事故発生率が低いと言われています。20等級に最短で上がるには14年必要なため、20〜30代で免許を取得した方は、40代で20等級になっている方も多いでしょう。また、等級制度は各社共通の制度なため、保険会社を変更した場合も保有している等級は引き継がれます。

事故率が20代30代と比べると低い

自動車保険は、一般的に交通事故を起こすリスクが高いとされている年代ほど保険料が高くなります。40代は若年層や高齢者と比較すると事故率が低いため、自動車保険料が安くなる傾向にあります。
警察庁が発表している「令和6年中の交通事故の発生状況」によると、免許保有者10万人当たりの年代別交通事故件数は以下の表の通りです。

年齢区分
事故件数
20歳未満976.3件
20~24歳551件
25~29歳399.9件
30~34歳310.4件
35~39歳283.8件
40~44歳273.4件
45~49歳272.8件
50~54歳284.9件
55~59歳296.5件
参考:損害保険料率算出機構『2024年度(2023年度統計)自動車保険の概要』
※データ出典:損害保険料率算出機構

20代前半は交通事故件数が500件以上と10代に次いで多いことが分かります。20代後半で400件を切り、30代前半が310.4件、30代後半が283.8件と年齢が上がるにつれて事故件数は減っています。
40代は前半後半ともに事故件数が270件台で、全年代の中で最も事故を起こすリスクが低い世代です。20〜30代と比較すると運転に慣れてくるドライバーが多く、また高齢者のように身体機能や認知機能の低下が起こる割合が低い世代のため、上記のような結果になると考えられます。

40代がさらに保険料を安くするポイント

40代は、他の年代に比べて事故率が低く、等級が上がっていることが多いため自動車保険の保険料が安くなりやすい世代です。そんな40代でも、さらに保険料を抑えるポイントが3つあります。

補償内容や特約に不要なものがないかチェック

40代が自動車保険の保険料をさらに安くするためには、補償内容や特約などに不要なものが付いていないかチェックすることが大切です。必要以上に補償内容や特約を付けている場合、解約や変更するだけで保険料が安くなる可能性があります。
具体的には、以下の項目について見直してみましょう。

    ● 補償内容
    ● 車両保険
    ● 特約

例えば、自動車保険には運転者と同乗者を補償する「人身傷害保険」と「搭乗者傷害保険」があります。「人身傷害保険」は実際の損害額が支払われますが、「搭乗者傷害保険」は契約時にあらかじめ決められた金額が支払われる保険です。自分側の死傷については「人身傷害保険」で実損額が保障されるため、保険料を安くしたい場合は「搭乗者傷害保険」は付けないという方法もあります。

また、車両保険は自分の車が事故や盗難にあった際の損害を補償する保険です。幅広く補償する分、保険料が高くなる傾向にある「一般型」と、限定した範囲を補償する分安くなる「エコノミー型」があります。運転に慣れている人が多い40代で、保険料の節約をしたい方は、「エコノミー型」の車両保険がおすすめです。
基本補償をカバーする特約は、「弁護士費用特約」「ファミリーバイク特約」「個人賠償責任特約」などがあります。ご自身にとって本当に必要な特約か、また複数の保険契約で重複していないか確認しましょう。

ダイレクト型自動車保険に加入する

自動車保険の加入方法には、「ダイレクト型」と「代理店型」の2種類があります。「ダイレクト型」は支社・支店などを持たず、インターネットや電話などを通じて保険会社と直接契約する保険です。一方で、「代理店型」は自動車ディーラーや修理工場などの保険代理店を通して、担当者と対面で契約します。
「ダイレクト型」の自動車保険は、人件費や店舗の賃料、代理店手数料などのコストを削減できるため、保険料が安くなる傾向にあります。また、インターネットに接続できる機器があれば、基本的には24時間どこからでも申し込み可能です。
現在、ダイレクト型に変更するだけで保険料が安くなる可能性があります。少しでも保険料を抑えたい方や、保険の更新を控えている方は、ダイレクト型自動車保険を検討してみましょう。

一括見積もりで複数社比較をする

自動車保険の保険料は、同じ補償内容でも各保険会社によって保険料が異なります。そのため少しでも保険料を安くするには、複数の保険会社を比較して検討するのがよいでしょう。なるべく多くの保険会社の見積もりを取ることで、より条件の良い保険会社を見つけられる可能性が高まります。
効率良く複数の保険会社から見積もりを取る方法として、一括見積もりサービスの活用がおすすめです。車や運転者の情報、希望する補償内容を入力するだけで各保険会社の見積もりが比較できます。1社1社対応しなくて済むため、時間と手間を省くことが可能です。

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監修:モーターファン事務局 損害保険チーム

40代の自動車保険で気をつける点

40代になると、子どもが免許を取得し始める年代でもあります。子どもが運転する場合は、運転者の範囲や年齢条件、等級の引継ぎに注意しましょう。運転者の範囲や年齢条件は、子どもと同居か別居かで設定方法が異なります。

    【同居の場合】
    ● 運転者の範囲・・・「家族限定」か「限定なし」
    ● 年齢条件・・・運転する最も若い子どもに合わせて設定


    【別居の場合】
    ● 運転者の範囲・・・「家族限定」か「限定なし」
    ● 年齢条件・・・変更不要


子どもが親の車で運転する場合、運転者の範囲が親だけになっていると事故を起こした際に補償対象外になります。同居・別居どちらの場合も、運転者の範囲は「家族限定」か「限定なし」に設定しましょう。
また、別居の親族には年齢条件が適用されないため、子どもと一緒に住んでいない場合、親の年齢区分から変更する必要はありません。もし別居している子どもの運転頻度が少ない場合は、運転者の範囲を「夫婦限定」にして、子どもが運転するときに限り1日単位で契約できる「1日自動車保険」の加入もおすすめです。

さらに、同居している子どもが親の車を相続する場合や、自分の車を持つようになった場合は、等級の引継ぎが可能です。条件は、引継ぐ人の続柄が「配偶者」「同居している親族」「配偶者と同居している親族」に限ります。なお、子どもに等級を引き継ぐ場合、親はセカンドカー割引を利用して7等級からのスタートです。

自動車保険料を一括見積もりするなら保険市場がおすすめ

40代は、運転歴も長くなり「等級が上がっている」「事故率が他の世代に比べて低い」ことから自動車保険料が安くなる傾向にあります。さらに保険料を安くしたい方は、ダイレクト型自動車保険に加入したり補償内容や特約を見直したりしましょう。
また、保険料を安くする方法としておすすめなのが、一括見積もりサービスの利用です。運転者の情報や希望する補償内容を入力するだけで、複数の保険会社の中から自分に合った自動車保険を見つけられます。

どの一括見積もりを利用するか迷ったら、保険市場がおすすめです。保険市場は最短3分で入力完了、大手保険会社11社に自動車保険の一括見積もりが可能です。
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