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ルーツをたどると7代目120系の特別仕様車に行き着く “アスリート”の名を冠した初めてのクラウン

  • 2018/10/04
  • HYPER REV編集部 廣嶋 健太郎
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控えめなフロントリップスポイラー装着がアスリートの証。足回りは2ℓロイヤルサルーンに用意されたSパッケージと同じ、スポーティサス仕様となる。

『ロイヤル』と『アスリート』の区別がなくなってしまった、
クラウンとしては15代目にあたる現行220系。
「それじゃクラウンっぽくない!」なんて声も聞こえてきそうだけど、
伝統のロイヤルに対して、スポーティなアスリートはいつ出てきたのか?
カタログモデルとしては8代目130系。が、実はその前に存在してたのだ。

120系アスリートは前期型、後期型ともにラインアップ。前期型は2ℓ直6DOHCの1G-GEU型を、後期型はそのスーパーチャージャー仕様1G-GZEU型を搭載する。
ダッシュボードのデザインもブルー基調の内装色も80年代感満点。後期型アスリートは4速ATのみだけど、前期型には5速MTも用意されていた。

天下の変態グルマ雑誌、『ManiaxCars』で取材した、
貴重な120系クラウンの初代アスリートを先出し!

それも前期型5速MT仕様という、激レアモデルだ。

のちにロイヤル系を上回るほどの人気モデルとなるアスリートだけど、
その発端は30数年前に登場したこの特別仕様車にあるわけで、
いま実際に触れて、試乗してみると、なかなか感慨深いもんがある。

装着するだけでスポーティに見えるフロントリップスポイラー。必要以上に飾り立てないのが大人だ。
左右フロントフェンダーに装着されたエンブレム。トランクリッド左端にも同様のエンブレムを確認できる。

デビューから30数年が経ったいま、その走りはどうなのか?

当時は最先端だった24バルブDOHCの1G-GEUを搭載し、
クラウンなのに、それを5速MTで楽しめてしまうという贅沢(笑)。

足回りだって、専用セッティングが施されたスポーティサスだ。

試乗インプレは、そのうちManiaxCarsでやるんで、お楽しみに!

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