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ホンダ ホンダ CR−V 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2023/01/13

ホンダ CR-Vの新型モデル情報を紹介します。ホンダ CR-Vの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。ホンダ CR-V新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

ホンダ CR-V新型モデルの概要

ホンダ CR-Vは、1995年にファーストモデルが登場した。世界各国で販売され、ホンダを代表するグローバルモデルの一つに成長。5代目となるCR-Vは、歴代モデルを通じて継承されてきた広い室内スペースや優れた使い勝手に加え、安心で快適な走りをもたらすダイナミクス性能にも主眼をおいて開発された。

欧州で戦えるCR-Vをつくれと、ドイツのアウトバーンやオーストリアの山道など欧州各地をひたすら走って鍛えた運動性能や、レーシングカー開発で用いる風洞実験施設で空力を追求し低燃費を実現するなど、ホンダならではのアプローチが、ライバルとはひと味違う個性を生み出した。

ホンダ CR-Vの外観・内装デザイン

国産SUVの代表的モデルとして、マーケットを牽引してきたホンダ CR-V。代を重ねてボディの大型化などで車格をアップしてきたが、5代目もライフスタイルの幅を広げてくれる多彩な魅力が光る逸材だ。堂々としたムードの外観、そして上質な雰囲気の内装デザインをまずは見ていこう。

外観:エクステリアは力強く精悍なルックス

フロントビューはフルLEDヘッドライトを採用した先進的なフロントマスクが特徴。ワイドトレッド化と18インチ大径タイヤの装着を受けて大きく張り出した前後フェンダーなど、SUVならではの力強く頼もしいエクステリアが作り出された。

サイドビューを眺めれば、ロングノーズ化を実感する。ルーフレールは一体構造アルミ製で、ヘアライン処理と表面のクリア塗装によってアルミの素材感を引き立たせた。さらに、ドアロアガーニッシュにクロームメッキモールをあしらっているのもポイントだ。CR-Vのアイデンティティのひとつ、縦型リアコンビネーションランプは、テールゲートまで回り込む形状に仕立て、ワイド感あるフォルムを強調した。

内装:質感と使い勝手の良さを追求

インストルメントパネルは、水平方向の広がりを感じさせる形状。SUVらしい力強さと安心感も与えてくれる。さらに、上側にボリュームを持たせながらも下部はすっきりとした形状としたことで、足もとに広いスペースをもたらした。

また、目に触れ手に触れる箇所に、木目調素材やピアノブラックのパーツを採用。ソフトパッドなどもあしらい、質感や触感のよさを追求した。シートは、タフさと上質さを併せ持つ立体感のある本革タイプと、独特の光沢と深みのある仕立てのよいファブリックを用意。なお、ガソリンモデルは、7人乗り3列シート仕様も選択が可能だ。

ホンダ CR-Vのサイズ・室内スペース

ホンダ CR-Vは、全幅1855mmの堂々としたボディの持ち主。サイズに比例して室内スペースもひとクラス上の広さが用意された。センターコンソールなど収納の機能にも工夫が凝らされ、とくにラゲージスペースまわりの使い勝手は注目のポイントだ。

ボディサイズ:良好な視界で扱いやすさを確保

スリーサイズは、全長4605㎜×全幅1855㎜×全高1680㎜(4WD車は1690mm)。先代との比較では、全長が70mm長く、全幅が35mm広く、全高は5mm低くなった。ホイールベースは2660mmで、40mm延長している。ロードクリアランスは、先代モデルより30mm高い設定だ(4WD車は40mm高)。

アイポイントは一般的なセダンより160mm高い位置に設定。また、フロントピラーを先代より後方に配置するなど視野を拡大し、同時にボンネットフード形状などを見直し、車両感覚のつかみやすい設計に。取り回しのよさを考慮した細部の処理は、長く付き合うほどに好感が持てる部分だ。

室内スペース:多彩なアレンジ。3列シートも用意

優れたパッケージング技術を用いて、クラストップレベルの空間効率を携えて誕生した5代目CR-V。広く快適なキャビン、多彩なシートアレンジなど、CR-V本来の強みをさらに強化した。リアシートの足元スペースを従来に比べ50mm拡大。シートクッションやシートバックの拡張により座り心地やホールド感を高め、後席の快適性がアップした点は大きな魅力だ。

ガソリン車には、同ボディのまま7人乗り3列シート仕様もラインアップするが、3列目席の居住スペースのため、燃料タンクの扁平化、フロアやルーフまわりの設計の工夫を実施。シート内部にスプリングを使用し、乗り心地にも配慮している。

収納スペース:足先で開閉できる電動テールゲート

ホンダの国内モデルとして初のハンズフリーアクセスパワーテールゲートを採用。足先をリアバンパー下のセンサーにかざすだけでテールゲートを開閉可能だ。また、ワンアクションで大空間が出現する後席ダイブダウン機能を装備。最大荷室長1830mmのフラットスペースと優れた積載性で、使いやすいラゲージ空間を実現している。

センターコンソールボックスには可動式トレーを採用。小型ハンドバッグやスマートフォンなど置く物やシーンに合わせて3通りの使い方が可能だ。また、カップホルダーの配置や前後席のドアポケットの収納性など使い勝手のよさを追求した小物入れを各所に用意する。

ホンダ CR-Vの性能・燃費・装備

直噴システムや吸排気デュアルV TC などを組み合わせた1.5Lターボエンジンは、電動ウェイストゲートにより緻密な加給圧制御を行なうことで、2.4L自然吸気エンジンに匹敵するトルクを獲得しながら、燃費性能やレスポンスに優れた特性を発揮する。

ホンダ CR-Vは、ハイブリッドモデルと高出力ターボ1.5Lガソリンモデルをラインアップ。どちらのパワーユニットでも、走りの性能について高みを目指し、優れた燃費を実現する技術も多く採用する。これらの注目点と、乗員の快適性を高める装備・機能の充実ぶりを見ていこう。

走行性能:CR-V初、ハイブリッドモデルも用意

エンジンは主に発電用として使い、幅広い領域をモーターで走行するスポーツハイブリッドi-MMD。低燃費とともに、V6・3Lエンジン並みの高トルクを発生し、力強く滑らかな加速を実現した。ハイブリッドモデルのエンジンは熱効率に優れるアトキンソンサイクルとDOHCi-VTECを採用する。

エンジンのパワースペックは最高出力107kW(145ps)、最大トルク175Nm(17.8kg・m)で、これに135kW(184ps)、315Nm(32.1kg・m)の高性能モーターを組み合わせた。さらに、欧州での走り込みと緻密なチューニングで、ドライバーの感性にリニアなドライバビリティーも追求している。

一方、1.5Lガソリンモデルは、吸排気デュアルVTCを備えた直噴VTECターボエンジンを搭載し、140kW(190ps)、240Nm(24.5kg·m)を発揮。専用開発のターボチャージャーによって、2.4L自然吸気エンジンに匹敵する大トルクと、高回転まで伸びやかなパワーフィールを獲得した。

デュアルピニオンEPSやVGR(可変ステアリングギアレシオ)で、優れたハンドリング性能と快適な乗り心地を両立。大径ディスクブレーキや電動ブレーキブースターを採用し、頼もしい制動力とダイレクトなブレーキフィールを実現するなど、多くの項目で走りを磨き上げた点はホンダらしい部分だ。

安全性能:ホンダセンシング全車装備でデビュー

〈衝突軽減ブレーキ(CMBS)〉車両や歩行者を検知し、衝突の危険がある場合にはディスプレーの表示やブザーで警告。緊急時には自動で強いブレーキを掛けて衝突回避、被害軽減を図る。さらに夜間歩行者の認識性能を向上している。
〈路外逸脱抑制機能(RDM)〉車線を外れそうな際にディスプレーの表示とステアリングの振動で警告し、さらにクルマを車線内へ戻すようにステアリングを制御。逸脱量が大きいと予測される際にはブレーキも併用して逸脱しないよう支援する。
〈車線維持支援システム(LKAS)〉高速道路など、中・高速走行時、単眼カメラで車線を捉え、車線の中央に沿って走れるようにステアリング操作をアシスト。車線を外れそうな際にはディスプレーの表示とステアリングの振動で注意を喚起する。
〈渋滞追従機能付きACC〉前走車が居ない場合は設定した車速を自動で維持し、前走車がある場合は自動で加減速を行ない、適切な車間距離を保つよう支援。前走車が停車した場合には合わせて停車する渋滞追従機能も搭載。

ミリ波レーダーと単眼カメラを用いて、安心・快適な運転や事故回避をアシストする安全運転支援システム、ホンダセンシングを全グレードに標準装備してデビューした5代目ホンダ CR-V。夜間の歩行者の認識性能を向上させた衝突軽減ブレーキ(CMBS)をはじめ、車線から逸脱しないように支援する路外逸脱抑制機能や、渋滞追従機能付きアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)、標識認識機能などで安全なドライブをサポートしてくれる。

燃費性能:レーシングカー開発施設で磨いた空力性能

低燃費と高出力を実現するハイブリッドシステムに加え、アトキンソンサイクルの高効率を最大限に活かすエンジン直結クラッチを採用。数々の高レベルな技術を投入し、ハイブリッドモデルはWLTCモード燃費21.2km/L(4WDは20.2km/L)の優れた燃費性能を達成した。

また、この低燃費には空力面の強化も貢献。四輪モータースポーツの技術開発の中枢、本田技術研究所HRD Sakuraで数百回にも及ぶ風洞実験を繰り返し、エアロダイナミクスを追求。ガソリンとハイブリッドの両モデルにおいて優れた燃費に結びついた。さらに、国内のホンダ車として初となるシャッターグリルを採用。エンジン水温など車両の状態に応じ、シャッターを自動的に開閉することで、空気抵抗を低減する仕組みを用いている。

装備・機能:スマートにサポートする装備の数々

運転席は、2名分のドライビングポジションを記憶するメモリー機能付き8ウェイパワーシートと、腰への負担を軽減する4ウェイ電動ランバーサポートを採用。加えて、上級グレードの助手席には4ウェイパワーシートを投入した。また、全車に運転席&助手席シートヒーターやステアリングヒーターも採用する。

先進性と操作性を両立したエレクトリックギアセレクター(ハイブリッドモデル)、電子制御パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能など、ドライブをスマートにサポートしてくれる先進機能も数多く搭載した。また、車内を明るいムードに高めてくれる装備として、1列目席に加えて2列目席にも開放感をもたらす大開口の電動パノラミックサンルーフは、上級グレードに標準装備する。

ホンダ CR-Vおすすめポイント要約

ハイブリッドモデルと高出力ターボ1.5Lガソリンモデルをラインアップし、どちらにも、電子制御で後輪の駆動力を緻密かつ素早くコントロールするリアルタイムAWDを設定。さらに、ブラック本革シートを採用したうえ外観もスポーティにコーディネートしたブラックエディションや、ガソリンモデルに3列シート仕様(7名乗り)を設定するなど、ユーザーのニーズにマッチした車種を選べるのは、うれしいポイントだ。

上質さあふれるインテリアには、快適さや利便性を高める装備を多数投入。加えて、リアサブフレームをフローティング構造としてサスペンションからの振動入力を効果的に低減するなど、高い快適性や静粛性を目指した点も見逃せない。

1995年に登場したファーストモデルほどのヒット作に至らなかったが、走りの面においてもホンダならではの高い実力を身に付けた意欲作。2022年12月に販売が終了し、後継モデルとしてZR-Vが登場したが、堂々とした佇まいやタフさを求めるなら、この5代目CR-Vが購入検討のリストに入ってくるのではないだろうか。

ホンダCR−V 2020年6月発売モデル

EX

価格 336万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 190 ps(140 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/2000-5000rpm
乗員 5名
燃費 -

EX

価格 356万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 190 ps(140 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/2000-5000rpm
乗員 7名
燃費 -

EX

価格 358万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 190 ps(140 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/2000-5000rpm
乗員 5名
燃費 -

EX

価格 378万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 190 ps(140 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/2000-5000rpm
乗員 7名
燃費 -

EX・マスターピース

価格 369万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 190 ps(140 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/2000-5000rpm
乗員 5名
燃費 -

EX・マスターピース

価格 388万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 190 ps(140 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/2000-5000rpm
乗員 7名
燃費 -

EX・マスターピース

価格 391万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 190 ps(140 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/2000-5000rpm
乗員 5名
燃費 -

EX・マスターピース

価格 410万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 190 ps(140 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/2000-5000rpm
乗員 7名
燃費 -

EX・ブラックエディション

価格 377万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 190 ps(140 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/2000-5000rpm
乗員 5名
燃費 -

EX・ブラックエディション

価格 397万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 190 ps(140 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/2000-5000rpm
乗員 7名
燃費 -

EX・ブラックエディション

価格 399万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 190 ps(140 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/2000-5000rpm
乗員 5名
燃費 -

EX・ブラックエディション

価格 419万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 190 ps(140 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(24.5 Nm)/2000-5000rpm
乗員 7名
燃費 -

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