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ポルシェ ポルシェ カイエン 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2022/03/30

ポルシェ カイエンの新型モデル情報を紹介します。ポルシェ カイエンの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。ポルシェ カイエン新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

ポルシェ カイエン新型モデルの概要

「すべてのポルシェはスポーツカーである」そんな同社のポリシーの下に作られたSUV「ポルシェ カイエン」は、2002年に初代モデルがデビュー。その後2010年にポルシェ初のハイブリッドもラインナップされた二代目モデルを経て、現在は2018年デビューの三代目モデルが販売中だ。

SUVならではのオフロード走破性と、ポルシェならではの走りと運動性能を兼ね備えたカイエンは、ポルシェ911等と同様にスポーツ性能を高めた「S」「GTS」、新たに加わったハイブリッドモデルの「E-Hybrid」、パワフルなツインターボエンジン搭載の「Turbo」「Turbo GT」、そしてターボとハイブリッドを両方搭載した「Turbo S E-Hybrid」と多彩なバリエーションが存在。

さらに三代目モデルから4ドアクーペのカイエン クーペも登場している。そのため今回はSUVのベースグレードとなるポルシェ カイエンを取り上げていこう。

ポルシェ カイエンの外観・内装デザイン

ポルシェ カイエンは911にも通じるフロントデザインの外観と骨太なSUVのシルエットを併せ持つまごうこと無き「ポルシェ」な一台。内装デザインも同社ならではの機能美にあふれた仕上がりとなっている。

外観:SUVでもポルシェらしさが色濃いルックス

ポルシェらしさのアイコンでもある911シリーズが代々引き継いでいるのが、「力強いラインを描くフロントフェンダー」「パワードームを持つ長めのフロントフード(ボンネット)」「3ピース構造のエアインテーク」の三要素。

SUVならではのたくましいボディに溶け込むように、ポルシェのDNAといえるこの三要素が車の顔であるフロントを飾っているカイエン。

たとえSUVでも間違い無くポルシェに乗っていることを実感させてくれる外観だ。

内装:走りにこだわった内装は911ゆずり

欧州車らしい高級な仕立ての内装ながらも、スポーツカーとしての機能性をしっかり盛り込んでいるのがカイエンの内装だ。

車両感覚を掴みやすい様にダッシュボードは横方向に直線的なデザインでまとめられ、ステアリングホイールの内側に収まる様に配置されたメーターユニットの両側にはドライバーの目線に入りやすいように様々な情報を表示する7インチフルHDディスプレイを装備。

シートはメモリ機能内蔵のアダプティブスポーツシートで、18wayの電動調節機能で自分に合ったベストポジションを記憶させることができる。さらにオプションの14wayコンフォートシートを選べばマッサージ機能も追加されるので、長距離ドライブの機会が多い人ならこちらを選ぶのもアリだ。

ポルシェ カイエンのサイズ・室内スペース

ポルシェとしては最大級の車体サイズとなるポルシェ カイエン。その大きさゆえに安定感のあるパワフルな走りが生まれ、収納力あふれる広い室内スペースを実現。カイエンが大ヒットしたのもある意味必然だったのだ。

ボディサイズ:安定感のある大型ボディ

ポルシェ カイエンのボディサイズは全長4930㎜×全幅1985㎜×全高1675mmで、総重量は何と2420㎏とSUVとしてもかなりの大型サイズとなっている。

だが、その重々しい巨体を3.0ℓV6シングルターボエンジンが繰り出す340PSのパワーで動かしてしまうのだ。そして様々なコントロール技術によって安定した走行を実現するというのがポルシェの底力だ。

室内スペース:空調にもこだわったゆとりの広さ

ボディの大きさに比例して室内空間も広くとられているので、ドライバーも同乗者もゆとりあるドライビングを楽しめるのがポルシェ カイエン。

そんな快適さを高めてくれるオプションが、室内の空調をコントロールする4ゾーンオートマチック クライメントコントロール。運転席・助手席・左右リアシートの各ゾーンに心地よい風を送り、風量や温度も個別に調節可能という優れものだ。

収納スペース:シートアレンジで様々な収納に対応

広い車内には基本的な収納スペースが過不足無く用意されている。そしてラゲッジルームは大容量の770ℓを確保し、リアシートを倒すことで二倍以上の荷物を積むことが可能となっている。

リアシートは左右および中央コンソールを別個に倒す事もできるので、シートアレンジで積み込むものの形状などに合わせたラゲッジルームをセッティング可能だ。

ポルシェ カイエンの性能・燃費・装備

走りにこだわるメーカーだけに、ポルシェ カイエンも走行性能は素晴らしいが、燃費に関してはあまり期待しない方が良いかと。装備・機能は様々なオプションがあるので、こだわれば自分流スペックのカイエンもオーダー可能なのだ。

走行性能:ターボと多彩な電子制御で高い走破性を実現

重く大きな車体をターボのパワーで走らせるポルシェ カイエン。その走りを安定させつつ高いパフォーマンスを発揮するために、多種多彩な電子制御が働いている。

四輪の各トルクをあらゆる条件下で最適に配分するトラクションマネジメントシステムやリアホイールの左右別々にブレーキをかけてエンジントルクを可変分配するトルクベクトリングプラス、車体に掛かるピッチング・ロール・ヨーを3次元的に分析してシャーシに同期させる4Dシャーシコントロール等々、多くの技術がリアルタイムで車体を最適にコントロールしているのだ。

そしてステアリングホイールのモードスイッチを使えば4種類のドライビングモードを切り替え可能。さらにスイッチ中央のボタンを押すと20秒間エンジンとトランスミッションが最大のパワーを発揮する設定になるスポーツレスポンス機能も装備されている。

安全性能:多彩な先進安全装備を搭載

フロントの赤外線カメラと車体後方左右のレーダーセンサーを使用して、先行車との車間距離を保つクルーズコントロールやヘッドライトの届かない範囲の歩行者などの存在を知らせるナイトアシスト、車線内の走行を維持しレーンを変える際に死角に車がいないかを検知するレーンキープ/レーンチェンジアシストなど、様々な予防安全システムを個別にオプションにて搭載可能。

さらにそれらを応用して、車外からのスマホ操作で駐車や車庫入れができるリモートパークアシストも使用可能だ。

燃費性能:大型SUVとしては平均的

パワフルなターボエンジンを駆使したスポーツ走行が魅力のポルシェ カイエンだけに燃費性能的には厳しいものがある。

一定の条件下でエンジンとトランスミッションを切り離し、燃料消費量を抑えるコースティングといった機能も装備されているが、それでも燃費性能は最大9.9㎞/Lに留まっている。だが最高速度245㎞/hという圧倒的なパフォーマンスを考えれば、この数値は十分に健闘しているともいえる。

なおハイブリッドモデルの「E-Hybrid」は電気モーターのみの走行で44㎞近く走れるため、燃費はかなり向上すると思われる。

装備・機能:ヘッドアップディスプレイを標準搭載

カイエンのインパネには12.3インチのタッチスクリーンディスプレイを介して、タッチ操作やボイスコントロールでオーディオやナビゲーション、車体の各種設定などが可能なポルシェコミュニケーションマネジメントを搭載。

Apple CarPlayに対応しているのでiPhoneとの連携も可能だ。さらに珍しい装備としては、ドライビングに関する様々な情報をドライバーの視野内に直接投影するヘッドアップディスプレイなんていうSFチックなオプションも用意されている。

様々な機能や装備、さらにはインテリアなどをオプションで追加していけば、自分だけのカイエンをカスタムする事も可能なのだ。

ポルシェ カイエンおすすめポイント要約

購入するクルマの選択肢にポルシェがあるという人なら、コスト的な心配はしなくても大丈夫だろう。

ポルシェの走りを楽しみたいというのであれば911シリーズを始めとするスポーツカーモデルから好みや予算に応じて選べば良いが、これらのポルシェは日常的に乗るには少々大変なモデルばかりだ。

その点で言うとカイエンは、ポルシェらしいルックスと走りを楽しみながら、荷物なども多く積めるのでレジャーや日常使いの足としても使いやすいモデルといえる。

日常レベルでポルシェの走りを楽しみたいという人には、パワフルで使い勝手も良いカイエンがピッタリだろう。

ポルシェカイエン 2024年9月発売モデル

カイエンGTS

価格 1,868万円
排気量 4000cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 500 ps(368 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(67.3 Nm)/2100〜4500rpm
乗員 5名
燃費 -

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