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スバル スバル WRX S4 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2023/01/02

スバル WRX S4の新型モデル情報を紹介します。スバル WRX S4の性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スバル WRX S4新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

スバル WRX S4新型モデルの概要

スバル WRX S4は、2.4L DOHC直噴ターボDITを搭載したパワフルなスポーティセダンで、北米でも人気が高い車だ。全車アイサイトとスバルパフォーマンストランスミッションを搭載のAWD車で、GT-H、GT-H EX、STI Sport R、STI Sport R EXの4モデルがある。

「STI Sports」の名称を冠するモデルは「EJ20」エンジンの生産終了に伴って販売も終了したWRX STIをイメージする人にとって注目だ。しかし、EJ20のWRX STIよりもエンジン排気量は大きく、エンジンそのものも異なる。全車アイサイト搭載もあり、STI Sport R EXでは高度運転支援システムの「アイサイトX」も備えている。

グレードでシートのカラーリング、アイサイトXの搭載・非搭載も異なるが基本的なアイサイト機能には対応。メーカー装着オプションで選べる。2022年11月に最新モデルが発売された。価格帯は404万~482万円台となっている。

スバル WRX S4の外観・内装デザイン

スバル WRX S4は、大人のスポーツセダンという位置付けだ。外観はかつてのWRX STIをイメージさせるが、内装デザインはSTI以来、スバル車全体で大きく変化した。S4の場合はどうかをチェックしよう。

外観:STIモデルのフロントグリルには「STI」エンブレム

STIの流れを汲んだかのような外観は、見る人によっては速くてスポーティな車をイメージするかもしれない。しかし、知らない人がオプションの付いていないノーマル仕様のWRX S4を見ると極端なアピールはなく、意外におとなしい印象を受けるのではないだろうか。

しかし、よくよく見てみるとフロントマスクは迫力があり、空気の流れも考慮された構造だ。ヘキサゴングリルから車側面に配置されたスポーツサイドガーニッシュ、フロント&リヤタイヤハウスの後部には空気の流れを逃がすエアアウトレットが装備されている。

そして全体に前傾姿勢で、ボディ下部も含めて空力を考慮したデザインが施されており、WRXのモデル名どおりのスポーティさを追求していることが明確だ。特にボンネットは完全に前傾で頼もしい。さらに、STIモデルはフロントグリルに赤いSTIロゴが配されている。

内装:ブラック基調のインパネとシートの硬質感

スバル WRX S4の内装は、ブラック基調のインパネ、シートはウルトラスエードでカラーの味付けもあるが、光沢がなく落ち着いた発色で中央部のブラックが目立ち、全体に硬質な印象だ。

ブラック基調はWRX STIと同様で、メーカー装備オプションのレカロシートも同じく用意されている。デザインは水平基調で、センターディスプレイは最近のスバル車同様に大型で縦長となっている。

全車がアイサイト搭載なので、インフォメーションディスプレイやセンターディスプレイ、フル液晶メーターに各種警告や情報が表示される。

スバル WRX S4のサイズ・室内スペース

スバル WRX S4はアイサイトも搭載し、ドライブの快適さも追求したスポーティセダンだ。ではそのサイズや室内スペース、日常使いで欠かせない収納はどうなのかをチェックしてみたい。

ボディサイズ:レヴォーグよりも余裕のサイズ

スバル WRX S4のボディサイズは全長4,670×全幅1,825×全高1,465mm、最低地上高135mmだ。サイズ感はレヴォーグよりもやや大きく、最低地上高はレヴォーグよりやや低い。ホイールベースは2,675mmとなっており最小回転半径5.6m。このクラスの車であれば平均的で、取り回しにはそう苦労はしないだろう。

ボディサイズの拡大は剛性を強めた「スバルグローバルプラットフォーム」によるともとれるが、空力が考慮されたデザインなのでデメリットはほとんどない。

室内スペース:輸入車のようなサイズ感が味わえる

室内サイズは長さ1,925×幅1,515×高さ1,205mmで、スポーツモデルとしては横幅も余裕があり、普段から乗れる車という印象を受けるはずだ。

フロントシートだけがしっかりスペースを確保できればよいというわけではなく、フル乗車でのドライブも楽しめる車に仕上がっている。極端に言えば、欧州の輸入車でレースなどでも名前を見るメーカーのスポーツモデルに乗っているようなサイズ感を味わえる。

収納スペース:トランクスルー併用で長尺にも対応

トランクルームはセダンなので高さのある荷物の積載には向かないが、旅行用トランクなら2個は収納可能だ。また、6:4の分割可倒式リヤシートを前に倒すことで、長尺の荷物を搭載することもできる。

トランクルームのハッチを開けるとリヤの中央部を中心に少し下部が狭まった状態になる。荷物によっては入れるときに気を付けないとボディを傷つけることもあるので、注意は必要となる。

スバル WRX S4の性能・燃費・装備

スバルがそのアクティブさを誇るスポーティモデル・スバル WRX S4。では、その走行性能や基本性能、そして気になる燃費はどうだろうか。また、装備・機能についても見ていこう。

走行性能:硬めの足回りにWRX、STIらしさが

かつてのスバル レガシィでゴツゴツした硬いサスペンションの突き上げ感に魅せられたスバリストも多いかもしれないが、その懐かしい感触は、電子制御ダンパーとなったWRX S4では味わえない。しかし、そこはスポーツモデルなので、空力でタイヤを踏ん張らせながらもしっかりと路面をホールドしていく硬さは残っているようだ。

特に最上位クラスのSTI Sport R EXではドライブモードセレクトでサスペンションの硬さを「Sport」に選択でき、パワーユニットなどとの組み合わせで一味違ったチューニングが施されている。

安全性能:「アイサイトX」と高剛性プラットフォームで万全

WRX S4はボディの骨格に高剛性の「SGP」を採用。ドライブ時の安定性と衝突時の安全性を高めている。

さらに、全車にアイサイトを標準装備し、さらに高度運転支援システムのアイサイトXをGT-H EX、STI Sport R EXは標準装備。

アイサイトの機能には「コアテクノロジー」以外に、カメラなどで後部の視界などをモニターで確認できる「セーフティプラス」、ドライバーの居眠りやよそ見などをモニタリングして警告する「ドライバーモニタリングシステム」があり、先にあげた2モデルは標準搭載。STI Sport Rではオプションで装備可能となっている。

燃費性能:WLTCモードで10.8km/Lは正直厳しい

スバル車は燃費がほかメーカーより厳しめだ。WRX S4の燃費はWLTCモード10.8km/Lとなり、省燃費性能だけを見ればかなり厳しい。シチュエーション別では街中が7.6km/L、郊外11.4km/L、高速で12.7km/L。スポーツモデルで2.4Lエンジン搭載車とわかっていても、もう少し燃費性能が向上してくれるとありがたいところだ。

燃費を優先したい場合は、SIドライブでモードを効率優先の「I」に設定して効率よく走ることになるが、それではスポーティモデルを買った意味と楽しみが半減してしまうのが悩みどころと言えるだろう。

装備・機能:デジタルコクピットと大型ディスプレイ

インパネにはデジタルコクピットと大型ディスプレイを配置。その下にエアコン制御のインフォメーションディスプレイがある。

縦長の11.6インチインフォメーションディスプレイは高精細で見やすいが、運転中にマップを注視はできない。そんな時のため、普段はタコメーターやスポードメーターが表示されている液晶メーターに地図を表示することができる。

それによって曲がり角や現在位置が、前方を見るついでに確認できる。また、フロントガラスにアイサイトのアシストモニターの表示が投影されるので、前方を見たまま警告を受けることが可能だ。

スバル WRX S4おすすめポイント要約

スバル WRX S4は、数あるスバル車の中でもスポーティセダンとして磨きが掛けられ、極められてきたモデルだ。代を追うごとに走りは洗練されていき、2022年11月に発売された最新モデルではこれまで以上の完成度を見せている。

車全体として前傾姿勢で空力を考えたデザインが施され、スポーティな走りを楽しめるだけでなく、ドライブコントールでおとなしい運転にキャラ変できるなど、電子制御でのコントールで車の性格を変えることもできる。

よりスポーティな走りを楽しみたい人にはSTI Sport R EXがおすすめだ。このモデルはドライブコントールが他モデルよりも多様で、自分の気分に合わせてカスタマイズもできる。それだけでなくアイサイトと、アイサイトXも標準搭載で安全性の上でも安心。スポーティな気分と安全性を追求するならGT-H EXがおすすめだ。

スバルWRX S4 2024年1月発売モデル

STIスポーツシャープ

価格 624万円
排気量 2400cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 275 ps(202 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(38.2 Nm)/2000〜4800rpm
乗員 5名
燃費 -

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