V型8気筒 4.0ℓ（アウディRS7、ポルシェ パナメーラ、ポルシェ カイエン、ランボルギーニ ウルス etc.）BMEP：25.1bar Audi RS7 ポルシェ主導開発によるスーパーパフォーマンスユニット［EA825：Audi RS Series］

• ドイツメーカー
• フォルクスワーゲン／アウディ
• 2020/01/28

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■RS7 EA825
気筒配列：V型8気筒
排気量：3996cc
内径×行程：86.0×86.0mm
圧縮比：10.0
最高出力：441kW/6000-6250rpm
最大トルク：800Nm/2050-4500rpm
給気方式：ターボチャージャー
カム配置：DOHC
吸気弁／排気弁数：2／2
バルブ駆動方式：ロッカーアーム
燃料噴射方式：DI
VVT／VVL：In-Ex／◯
（Audi RS7）

アウディ主導で開発が進められたEA824に続き、ふたつの新エンジンプロジェクトが並行して進められた。ひとつはアウディによるV6、EA839。もうひとつがここに紹介するポルシェ主導のV8、EA825である。ボアへの鉄溶射コーティング、最大噴射圧25MPaのトップフィード型直噴インジェクター、“ホットインサイド”のツインスクロールターボ2基、AVSの吸排気装備など、性能発揮のためにVWグループが持てる技術はすべて盛り込んだ印象。AVSについては、950～3500回転の間／最大250Nmの条件下で2、3、5、8番気筒の休止を担う。油路にも工夫を凝らし、ブロックとヘッドへの供給を分けることで早期暖機を実現している。EA824のS/B比1.05に対してスクエア設計としているのも特徴だ。ポルシェのツッフェンハウゼン工場で製造される。