トヨタ紡織:ドライビングシミュレーター導入で自動運転車などの次世代車室空間開発を加速
- 2021/05/20
- Motor Fan illustrated編集部

トヨタ紡織は、人を中心に捉えた自動運転車などの次世代車室空間開発を加速するため、開発品の評価、検証などで使用するドライビングシミュレーターを新たに導入した。
1.実車により近いシミュレーター環境を構築
車室空間を想定した可動コックピットに当社のシートやドアトリムなどの製品を搭載し、交通環境・天候等を含んだ車両運動の再現による実車により近いシミュレーション環境での製品評価を実現
2.自動運転車などの次世代車室空間開発への活用
自動運転を見据えた、眠気・覚醒維持、長時間運転による疲労、自動運転による乗り物酔いや、天候の急変、歩行者の飛び出しを含む他交通との相互影響など、実車評価ではリスクを伴う、あるいは再現が難しい環境をシミュレーションし、ドライバーの生体情報をリアルタイムに計測・解析が可能
トヨタ紡織は、このドライビングシミュレーターを活用することで、実車により近い状況で評価、検証し、試作品の製作削減による環境負荷低減や開発期間短縮による競争力強化に取り組んでいく。なお、5月26日~7月30日に開催される「人とくるまのテクノロジー展2021 ONLINE」では、同社サイトにドライビングシミュレーターの紹介映像を掲載予定。



|
|

自動車業界の最新情報をお届けします!
Follow @MotorFanwebおすすめのバックナンバー
これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。
日産キックス600km試乗インプレ:80km/h以上の速度域では燃費が劇...
BMW320d ディーゼルの真骨頂! 1000km一気に走破 東京〜山形往復...

日産ノート | カッコイイだけじゃない! 燃費も走りも格段に洗練...
渋滞もなんのその! スイスポの本気度はサンデードライブでこそ光...
PHEVとディーゼルで燃費はどう違う? プジョー3008HYBRID4とリフ...
スズキ・ジムニーとジムニーシエラでダート走行の燃費を計ってみた...
会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ

フェアレディZ432の真実 名車再考 日産フェアレディZ432 Chapter2...

マツダ ロータリーエンジン 13B-RENESISに至る技術課題と改善手法...

マツダSKYACTIV-X:常識破りのブレークスルー。ガソリンエンジン...

ターボエンジンに過給ラグが生じるわけ——普段は自然吸気状態

林義正先生、「トルクと馬力」って何が違うんですか、教えてくだ...

マツダ×トヨタのSKYACTIV-HYBRIDとはどのようなパワートレインだ...
3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! スーパーカブのエンジンが壊れない理由……のひとつ...

3分でわかる! マツダのSKYACTIV-X(スカイアクティブ-X)ってな...

スーパーカブとクロスカブの運転が楽しいのは自動遠心クラッチ付...

ホンダCB1100の並列4気筒にはなぜV8のようなドロドロ感があるのか...

ホンダ・シビック タイプRの謎、4気筒なのになぜマフラーが3本?
