トヨタ紡織のレクサスLS用シート ポコポコするポンプをシートに収める [人とくるまのテクノロジー展2018横浜]
- 2018/05/25
- Motor Fan illustrated編集部
レクサスの新型LSのシートにはマッサージ機能が備わっている。なかなか心地良く、試乗時にはずっとポコポコやっていた。そのポコポコ仕様のシートが、トヨタ紡織のブースに展示されている。
ご覧いただけるように、ブラダと呼ばれるエアバッグがシート内部に備わる。メインのウレタンの上に載せられ、一枚薄いウレタンシートを被せて、その上を表皮で包む構造。ブラダは柔らかい樹脂でできているとはいえ、間に挟むために表皮のチューニングや耐久性の確保には意を払ったという。
ブラダにはエア供給のためのホースがつながる。一方向の「送るだけ」の構造で、供給元は背面側裏面に備わるポンプ。LSのシートはアイシン精機の「ニューマチックシートシステム」を装備していて、そのポンプから分岐してブラダへエアを送っている。ちなみにこのブラダ一式もアイシン精機製。
アセンブリの状態で重量は40kgほど。多機能高級シートともなるとさすがのウェイトだ。説明してくれたエンジニアのお一方はフレーム設計とのことで「軽いほうがいいんですけどね」とはおっしゃっていたが、個人的には軽くなりすぎて剛性感のないシートが多い昨今、どっしりとした重量感はむしろ好感。機会があったらぜひポコポコとともにLSのシートを試してみてほしい。
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