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オーナー目線で勝手にインプレッション 連載第9回『よろしく! スズキ・ジムニーシエラ』 「新型/歴代ジムニーのすべて」、本日2018年11月14日発売です。 ~新刊告知と新旧比較試乗~

  • 2018/11/14
  • MotorFanアーカイブ編集部 山口 尚志
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■運転席にすわって

 運転席からの視界。

 これは旧型からよくなった悪くなったというよりも、見え方が異なるようになったというのが正しい。

 ガラスが平面寄りになりながら起き上がったこと、フロントピラーが遠ざかったこと、そしてガラスのタテヨコ比が変わり、横長になったことなどが要因だ。

 視界の種類が違うというべきだが、ガラス下端=外から見ればカウル部・・・が上方に上がっているので、新型のほうに圧迫感があるのは確かだ。

 あと新型さん、ワイパーの停止位置がもうちょい下がらないものですかねえ?

 私の身長、座高での運転姿勢では、どうしてもフードと路面の境目がワイパーに隠れ、ことに車両左先端部が隠れてしまうのは考えものだ。

 新型もひきつづきフードが見える車両デザインにしたというのに。





これはもともと計器盤を撮るための写真の、ワイパー部だけをトリムしたものなのでわかりにくいと思うが、ワイパー停止位置が、ガラス下を残しているのがおわかりになるだろうか。

上が旧型で下が新型。積雪時にワイパーを動かしてカウル付近に溜まった雪を取り払いやすいのは新型だが・・・
 旧型は、外から見れば丸見えでも、室内側からはガラス下端が低いことからも、停止時のワイパーは低いところにあり、いちおうは「セミコンシールドワイパー」の体(てい)をとっている(1998年1月「ジムニーワイド」時の広報資料より)。

 ところが新型はデザインの狙いもあってカウル部を車体色の鉄板で仕上げたため、ワイパーの据え付け方は2代目寄りになっている。

 先述の圧迫感とともに、停止時のワイパーの見え方も新型のウィークポイントとなっていることは否定できない。

 トータルでは視界は旧型のほうが受け入れられやすいと思う。

ウソ書いてごめん!
 次は、さきの電動パワステのときと同じくハジをさらさなければならない。

 本連載第7回で、新旧ジムニーの比較で「ガラスがおっ立ったことでルーフ前端が前に移動し、併せてルームミラーも前方に動いて遠くなった」と書いた。

 ところが運転してみるとどうだろう、旧型はシート背もたれから背を離さないとルームミラーに手が届かなかったのに対し、新型は運転姿勢のまま手が届いた。

 発表会の展示車で確認したつもりでいたのだがしておらず、自前で撮った写真の判断が実車確認にすり変わってしまったようだ。

 ウソを書いてしまいました。

 ちゃんと手が届きます。

 このページをごらんのみなさんにお詫び申し上げます。

 でも旧型の軽にさえついていたルームミラーの防眩機能が、新型軽では取り払われたのは退化だョ(シエラは新旧ともついている)。

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