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Mercedes-AMG C63 S&CLS53 4 MATIC+ 63シリーズの超進化! 53シリーズも魅力的! 最新メルセデスAMGはいずれも魅力的だ メルセデスAMG C63 SとCLS53 4マティック+に試乗した

  • 2019/01/04
  • GENROQ編集部
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味わい深いCLS53 4マティック+の走り

Mercedes-AMG CLS53 4 MATIC+

 その後だと、さすがに物足りないかも……。3.0ℓ直列6気筒ターボエンジン+ISG+電動コンプレッサーというパワーユニットを積むCLS53 4 マティック+に乗る前にはそうも思ったのだが、実際に走らせてみると直列6気筒ならではのスムーズな吹け上がり、どんな回転域からでも右足の動きに即応するツキの良さが、想像以上に楽しめてしまった。このエンジンの味わいの濃さには病みつきにさせるものがある。
 
 ワインディングではニュートラル感たっぷりの走りを楽しませてくれる電子制御式4WDシステムの4マティック+だが、サーキットでの走りは安定方向に終始する。腕利きには物足りないかもしれないが、安心感が高いのも確か。53シリーズの位置付けなら、これで正解だろう。ブレーキについては効き、耐久性ともにもう一段のレベルアップを望みたいところだが、全体に非常にバランスの取れたスポーツセダンに仕上がっていることは間違いない。

 今回確認できたのは、43シリーズに続く53シリーズの登場により、いわゆるエントリーレベルが充実した一方で、これぞAMGと言うべき63シリーズはスポーツカーとしての深みを格段に増したということである。メルセデスAMGの世界が全方位に拡張されたと言い換えてもいい。とりわけ今回、個人的にはC63 Sの熟成ぶりに大いに舌を巻いた。そしてちょっとだけ「分かっていたなら最初からやってくれよ」と言いたくなってしまった次第である。

※本記事は『GENROQ』2019年1月号の記事を再編集・再構成したものです。

新開発の3.0ℓ直6ターボにパワフルな加速と高効率を両立させたモーター兼発電機のISGを組み合わせた。
12.3インチのワイドディスプレイを備える最新のインフォテインメントシステムを採用。

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