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スズキ・スペーシアの使い勝手を徹底チェック!

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〈室内の収納スペース〉インパネアッパーボックスはスーツケース風

使うほどワクワク、スズキ・スペーシア、収納スペースを総チェック!! 容量は?使い心地は?

※写真をクリックまたはタップすれば、当該記事にアクセスできます。

助手席座面下にある収納部分は、車外へ取り外し可能で取っ手まで付いている。洗車などにバケツとして使うこともできる。

シートバックテーブルはカスタム「XS」系専用

テーブルを立てた状態では、下にあるフックも利用できる。左右2ヵ所にあるから、状況に応じて使い分けられる。
テーブルには2本分のドリンクホルダーを用意。下には底を受け止める“支え”があるので、ボトルも置けて安定感も良好だ。
折り畳んだ状態でも使えるフックを用意。子育てファミリーなら子供用のアイテムを入れた袋を吊ると便利そう。

〈ラゲッジルーム〉荷室高と開口高を拡大し27インチ自転車も載せやすい

通常時:高さ1110㎜ 通常奥行き305㎜

このクラスのライバルと同様に、後席を最後部までスライドした状態でのラゲッジスペースはあまり広くない。しかしアルトなどのセダン系やワゴンRなどワゴン系に比べると天地高に余裕があり、それらにはできない大型スーツケースの積載もできる。

後席格納時:最小幅855㎜ 奥行き1410㎜

後席を格納すると27インチの自転車も楽に収まる広い空間に変身。この大空間もハイトワゴンならではだ。後席は従来同様に低く収まり、わずかに生じる倒した後席と床との段差はスロープで解消する(先代は段差が残った)。

開口部床面の地上高は580㎜と低い。開いたテールゲートの後方への張り出しは大きいが、先代同様にヒンジの位置を工夫してなるべく張り出しを抑えている。操作感は先代よりも軽い。
従来型や多くのライバルにはできない、車両後方からのスライド操作も実現。床面にあるヒモを引っ張ればロックが解除され、前後に動く。
背もたれを前に倒すだけのワンアクションで後席を倒せる機能が便利。実は、これができるのはスペーシアとN-BOXだけだ。

シートはスライドも格納も左右独立で行なえる。スライド量は210㎜で、先代と違ってシートを前に出しても床面にレールが残らないのは実用性を大きく高める進化だ。

荷室床下にはパンク修理キットが収まるほか、三角停止板などちょっとした車載アイテムを置けるスペースが用意されている。
開口部にある自転車を積み下ろししやすくする溝(ガイド)はうれしい気配り。後ろ側が低いスロープ状になっている。

注目装備②

〈ルーフレール〉クラスでははじめてルーフレールを設定。ファッション的要素も強いが、スキー、サーフィンのキャリアに発展できる実用品だ。

〈アクセサリーソケット〉ダッシュボードに加え、後席脇にもDC12Vアウトレットを備えるのは珍しい。ここにUSBソケットを接続すればスマホの充電もできる。

〈ユーティリティナット〉荷室壁面左右それぞ2ヵ所にある穴は、荷室左右にバーを通したり、ネットを張ったり、フックを付けられる。

〈携帯リモコン〉キーは全車ともに携帯するだけでアンロックやエンジン始動ができる非接触式。ドアロック/アンロックボタンのほか電動スライドドア装着車はその作動スイッチも内蔵する。

モーターファン別冊・ニューモデル速報 Vol.564 新型スペーシアのすべて

軽自動車初採用の安全装備と遊び心あふれる内外装デザイン

ワクワクをカタチに
ドライビングインプレッション
ライバル車比較試乗
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使い勝手徹底チェック
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