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ダイハツ・タントの使い勝手を徹底チェック!

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〈居住性&乗降性〉注目はミラクルオープンドアが生み出す独自の利用法

〈前席〉

フロントシート形状は仕様により左右が完全に独立した「セパレートシート」と左右席の間に溝がない「ベンチシート」の2タイプがあり、撮影車両は後者。ベンチシートでも形状は左右端が張り出した立体的なもので、身体を包み込んでしっかり姿勢を保持してくれるのは好印象だ。座面の沈み込み感も良好。

シート高:690mm ステップ高:360mm

低い床と高い天井、そして低過ぎず高過ぎない着座位置の組み合わせで乗降性はパーフェクト。ステップと床の段差もなく、フロントドアはほぼ直角まで大きく開く。

〈後席〉

前後席間距離は先代と同水準で、軽自動車としては最大級。あきれるほど広い足元と高い天井、そして広いガラスエリアが驚異的な開放感を生んでいる。座面はわずかに後方を低くして着座姿勢を安定させ、フロントシート同様に良好な沈み込み感が快適性に直結。広さは先代同等だが、居心地が良くなった。

シート高:740mm ステップ高:380mm

軽自動車のスライドドアはどれもヒンジドアに比べて開口幅が狭いが、それをウィークポイントとさせないのが開口天地高の高さだ。自然な姿勢で楽に乗り降りできる。

4WD車と福祉車両系は全グレードに標準、FF車は「X」系以上に前席シートヒーターをオプション設定する。
運転席の背もたれにあるボタンとスイッチは、後方からのロングスライド操作用。ボタンでロック解除だ。
助手席背もたれの裏にあるレバーもロングスライド操作用だが、こちらは前方へのロングスライドとなる。
背もたれ上部にあるレバーで助手席背もたれを前へ倒せるのも、他車にはないタント独自のアイデア。
助手席側は前後のドアを同時に開けるとBピラーの残らない大開口部が実現。「ミラクルオープンドア」と呼ぶこの開口部は、実際の生活では子どもを抱いたままでも乗り込みやすいというのがいちばんのポイントになりそう。運転席が後方へロングスライドする新型は、ドライバーがこのドアから乗り降りするのも自然になった。
雨の日には傘を開いたまま乗り込む、なんてことも可能(もちろん逆も)。助手席が前に大きくスライドし、そのスライドレールが床に埋め込まれているのも注目ポイントだ。Bピラーをスライドドアに内蔵しているので、助手席のシートベルトが背もたれに組み込まれているのも特徴だ。
軽初採用のスライドドア自動オープン機能。降車時に予約(ボタンを一回押すだけ)しておけば、次に乗り込む際はドアに近付くだけでキーに反応してドアが自動で開くアイデアだ。両手で大きな荷物を持っている時も、子どもを抱き抱えている時も便利。これは他のハイトワゴンにも波及しそうな予感。
リヤシートは左右独立でスライドとリクライニングが可能。写真は助手席側(手前)がスライド最後部で標準的な背もたれの角度。運転席側(奥)がスライド最前部で最も寝かせたアレンジだ。スライド量は240㎜で、リクライニングは荷室拡大用の直立状態も含めて6段階。
ベンチシート車には運転席と助手席の間にセンターアームレストが組み込まれ、新型は左右独立に。腕を置いて休めるだけでなく、峠道などで身体が横にズレないように支えるのにも役立つ。
ライバル車同様にAピラーにはサブウインドウが組み込まれているので斜め前方の視界も良好。ピラーを2本としたことで1本あたりが細くなっており、ピラーが生む死角が少ないのだ。
後席シートスライドを最も前に出しても、前席との間の膝まわりにはこれだけの空間が残る。つまり、荷室を拡大するシートアレンジにした状態でも、後席には大人も無理なく座ることができるのだ。

注目装備のひとつが、軽初の助手席イージークローザー。半ドア状態まで閉じれば、あとはモーターで引き込んでくれる。

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