Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • モーターファンテック
  • モーターファンバイクス[Bikes]
  1. TOP
  2. カタログ
  3. アウディ|AUDI
  4. Q2

アウディQ2の使い勝手を徹底チェック|SUVレビュー

このエントリーをはてなブックマークに追加

〈室内の収納スペース〉細やかなアイデアで実用的な収納を実現

4席分のドリンクホルダーを備えるのは当然のこと、フロントシート下に収納スペースを用意したり、センターコンソールにキーを置く場所を組み込むなど便利なアイデアが採用されている。
サンバイザーの裏側にあるチケットホルダーは、サッとカードを挟めるクリップ式。
グローブボックス内は上部にCDドライブ&SDカードスロットやETCユニットが収まり、奥にヒューズボックスが備わることもあって容量は小さめ。とはいえ取扱説明書一式+ボックスティッシュは収納可能だ。リッドは施錠でき、裏面にペンホルダー&カードホルダーも装備。
センターコンソール最前部に2本分のドリンクホルダーと面にトレーを用意。コンパクトカーとしては珍しくドリンクホルダーは左右に並ぶタイプだから、運転席の人と助手席の人の飲み物を迷わずに済むのがうれしい。
ドリンクホルダーに組み込まれた目から鱗のアイデアが、 左右を隔てるステーにキーを差し込むホルダーを備えること。ここをドリンクホルダーではなく大きなポケットとして使えるよう、ステー自体も取り外せる構造になっている。
センターコンソールボックスはボックスティッシュよりひとまわり小さい程度の容量。専用のリッドはなく、センターアームレストがリッドを兼ねている。
小さいながらもセンターコンソール後部にポケットが備わる。その下にあるDCアウトレットは、今どきはシガーライターというよりもスマホに電源を供給するのに便利だ。
シートバックポケットは運転席の後ろにも助手席の後ろにも用意されており、A4サイズの冊子(写真はA4変形判)も収まるゆったりサイズ。
ペットボトル+αの小物(スペースは500㎖ペットボトル 3本分)を収納できるフロントドアポケット。斜めにすれば500㎖に留まらず1ℓのペットボトルも置ける設計。
リヤドアポケットもフロントと同様にペットボトル+小物分のスペースがある。500㎖ペットボトルなら2本置け、ボトルの形状にもよるが斜めにすれば1ℓペットボトルも収まる。

フロントシートの下にも収納スペースを組み込んでデッドスペースを有効活用。運転席下はリッド付きのボックスで奥行きがあまりないが、トレー状になった助手席下には取扱説明書を格納可能だ。

〈ラゲッジルーム〉小さな車体ながらも5人乗り時で405ℓを誇る

全長4.2mのコンパクトボディながら後席使用時で405ℓもの容量を確保した荷室は、Q2がワゴン的に遊び道具を積んでアクティブに疲れることを意識していることの象徴と言っていい。このクラスで電動テールゲートを設定していることにも注目だ。

後席使用時の床の奥行は770㎜とボディサイズから想像する以上に広く、例えるなら床面は荷室が広めのCセグメントハッチバックと同程度。容量は405ℓと同ジャンルの水準を完全に上回る。左右幅はホイールハウス間で1000㎜ある。
背もたれ上部にあるロックを解除して背もたれを倒すだけで、荷室を拡大できる。その際の容量は最大1050ℓ。倒した背もたれは水平ではなく後方を下に若干傾斜するが、(床の可動ボードを上面にセットすれば)床面の段差は生じない。奥行きは筆者が運転席を調整した状態で1610㎜。
背もたれは左右60:40分割式。リヤウインドウの傾斜が大きめで上部になるほど前後奥行きは狭くなるから、荷物を高い位置(トノボードの高さを超えるレベル)まで積み上げるのは得意ではない。
開口部下端の地上高は745㎜とSUVにしては低く、大きくて重いスーツケースを積むのにもそれほど苦労しなくて済む。また開けたテールゲートの車両後方への張り出しが少ないから、狭い駐車場などでも気軽に開けられて使いやすい。ただ、開いたテールゲートの取っ手の位置は地上1920㎜と高めで、背の低い人にとっては届きにくいので購入時はしっかり確認しておきたい。
向かって左側にはネット収納部を用意。左右幅(マチ)が広く、付属の救急セットなどを置くのにも最適だ。右側はネットがない。
標準装備となるトノカバー。床面を高い位置にセットしていても荷室の天地高を430㎜も確保できるのは立派。
床下には車載工具やパンク修理キットが積んであるが、それ以外にも隙間に余裕があり洗車道具などを置ける。
床付近に前後左右4つのフックがあり、ネットで荷物を固定する際に重宝する。フックは金属製だから力がかかっても破損しないから安心。

床面は上下に高さを切り替えできる。上段(写真右)にすると荷室を上下2段に分割できるほか後席を倒した際の床面の段差がなくなり、下段(写真左)にすると荷室の天地高を増やせる仕掛けだ。高さ調整幅は160㎜ほどで、上面にセットすると最も低い部分までの深さは約310㎜だ。

テールゲートの裏側に三角表示板を組み込むのはドイツ車らしい合理的な仕掛け。たとえ荷室に荷物が満載でも、瞬時に取り出すことができるのだ。
電動開閉式のテールゲートを設定(「ファ ーストエディション」には標準装備)。「閉じ」のスイッチは右側を押すと、ゲートが閉まると同時にドアロックされる。

モーターファン別冊 インポートシリーズ アウディQ2のすべて

個性派デザインが魅力的都市型コンパクトSUV待望のデビュー!!

Impression
俊敏かつ爽快なドライビングを体感

Utility
立体駐車場にも入るコンパクトSUV

Mechanism
安全・運転支援システムは上級モデル譲り

Design
既成概念にとらわれないポリゴンテイスト

おすすめのバックナンバー

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。 一覧へ

会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ

会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ 一覧へ

Motor-Fanオリジナル自動車カタログ

自動車カタログTOPへ

Motor-Fan厳選中古車物件情報

中古車TOPへ