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〈トヨタ・エスクァイア〉実用性の高さと高級志向が自慢の末っ子【ひと目でわかる最新ミニバンの魅力】

  • 2020/02/12
  • ニューモデル速報
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撮影車両:ハイブリッドGi“プレミアムパッケージ”

月間登録台数:3393台(19年6月〜11月平均値)
現行型発表:14年10月(一部改良 19年1月)
JC08モード燃費:23.8㎞/ℓ ※ハイブリッド車

REPORT●山本 晋也(YAMAMOTO Shinya)
PHOTO●神村 聖(KAMIMURA Satoshi)
MODEL●竹田 愛(TAKEDA Megumi)

※本稿は2019年12月発売の「2020年 最新ミニバンのすべて」に掲載されたものを転載したものです。

ボディは全車共通で、切削光輝+ダークグレーメタリックの15インチアルミホールも全グレードに標準装備。ハイブリッドのサイドウインドウは撥水機能付きスーパーUV・IRカットのプライバシーガラスとなる。

■主要諸元 ハイブリッドGi “プレミアムパッケージ”
全長×全幅×全高(㎜):4695×1695×1825
室内長×室内幅×室内高(㎜):2930×1540×1400
ホイールベース(㎜):2850
トレッド(㎜)前/後:1480/1480
車両重量(㎏):1620
エンジン種類:直列4気筒DOHC+モーター
総排気量(㏄):1797
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):73[99]/5200
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):142[14.5]/4000
モーター最高出力(k W[㎰]):60[82]
モーター最大トルク(Nm[㎏m]):207[21. 1]
燃料タンク容量(ℓ):50(レギュラー)
トランスミッション形式:電気式無段変速機
駆動方式:FF
タイヤ・サイズ:195/65R15
最小回転半径(m):5.5
JC08モード燃費(㎞/ℓ):23.8
車両本体価格:343万8600円

先進安全装備

衝突被害軽減ブレーキの作動速度は対車両で約10〜80㎞/h、対歩行者(昼間)では約10〜65㎞/h。アクセルを踏んだままシフト操作した際の急発進・急加速を抑制する「ドライブスタートコントロール」も備える。

撮影車両データ

ボディカラー:スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
オプション装備:特別塗装色(3万3000円)/他

ボディカラー

インパネ

Mクラスのミニバンとしては上級ポジションにあるエスクァイアは全車オプティトロンメーターを装備、ハイブリッドとガソリン車で意匠を変えている。撮影車にはカーボン調加飾の付いたレザーステアリングを標準装備、ブラウン基調のインパネはシックな雰囲気だ。

乗降性

1列目:助手席 シート高 760㎜ ステップ高 380㎜
2列目:シート高 760㎜ ステップ高 355㎜
3列目

とにかく3列目に乗り込みやすいのが印象的。2列目のセンターウォークスルーから3列目にアクセスすることも可能だ。Bピラーに大きなアシストグリップを用意するが、ステップが低くグリップを使わなくとも乗り降りしやすい。フロントの乗降性についてはAピラーの角度以外、気になるところはない。

全幅:1695㎜ ミラー・トゥ・ミラー:2065㎜
全高:1825㎜ 開口高:500㎜
全長:4695㎜ 最小回転半径:5.5m リヤゲート 地上高:1840㎜

フロントグリルだけでなく窓枠やリヤゲートまでメッキパーツを多用したことで上級な雰囲気を漂わせるが、5ナンバーサイズのため取り回しは容易。ダウンサイザーのニーズを満たすミニバンといえる。また、エンジンフードがわずかに盛り上がっているおかげで、コックピットからノーズ位置が把握しやすいのはエスクァイアならではのポイントとなっている。

居住性

1列目

センターにヌバック調表皮「ブランノーブ」を、サイドに合成皮革をあしらったコンビシートはブラウンの色味もあってラグジュアリーな雰囲気だ。シートリフター、チルト&テレスコピックによりポジションもしっかりと合わせることができる。

3列目
2列目

2列目、3列目のシートでも「ブランノーブ」により身体にしっとりとフィットする感触を味わえる。2列目キャプテンシートは前後のロングスライドと横方向のスライドが可能。フル乗車でも全員が膝まわりのスペースに不満を覚えないシートポジションが実現できる。

ラゲッジルーム

通常時:高さ1240㎜ 奥行き 400㎜
2+3列目格納時:奥行き 1780㎜ 幅 980㎜
3列目格納時:奥行き 1220㎜

3列目使用時の奥行きは心もとないように見えるが、シート下をラゲッジスペースとして活用しやすいよう工夫されているので、テントのような道具であれば意外なくらい多くを積むことができる。また2列目シート間のスペースを広げれば、2.2mほどの長尺物を積むことも可能。多人数乗車と荷物の積載能力のバランスに優れていることに驚かされる。

うれしい装備

助手席前のリッド付きアッパーボックスは、ボックスティッシュを収めるのにピッタリの大きさ。ティッシュを隠しておくと生活臭も隠せるので上級ミニバンには相応しい。大事な手荷物を隠しておくのにも便利だ。
ディーラーオプションの10インチナビはクリアな画面だ。オプションの「マルチビューバックガイドモニター」の映像もとても見やすい。
全車の助手席にシートバックテーブルを標準装備する。両側アームレスト付きキャプテンシートの快適性も高く2列目の左側がベストポジションといえそうだ。
最上級グレードに標準装備されるステアリングヒーターのスイッチをインパネ右下に置く。先進安全装備やスライドドアの開閉ボタンもここに集まっている。
AC100Vコンセント(合計1500W)はハイブリッドだけのオプション。センターコンソール背面とラゲッジ壁面の2ヵ所に配置する。
ハイブリッド用バッテリーを積むため、センターコンソールボックスの底は浅いが、ここにもティッシュボックスを収められる。
ハイブリッドの上級グレードにはリヤオートエアコンが標準装備される。12.1インチの後席用ディスプレイはディーラーオプション。
「Gi」系には6スピーカーを標準装備。3列目シートを格納している時のサウンドも考慮した位置に天井スピーカーが置かれる。

SEAT ARRANGE

7人乗り:4名乗車+ラゲッジスペース
7人乗り:2+3列目シートフルフラット状態
8人乗り:2名乗車+最大ラゲッジスペース
8人乗り:1列目シートフルフラット状態

最大積載能力を求めるのであれば、ガソリン車の8人乗り仕様がお薦め。2列目は580㎜のスライド機構を持ち、チップアップ格納できる(右から2番目の状態)。フルフラットモードは7人乗り、8人乗りともに1列+2列、2列+3列の2パターンで可能となっている。前者のアレンジは荷物を積んでいてもフルフラットにできるのでありがたい。

バイヤーズガイド

ハイブリッドと2.0ℓガソリン車との価格差を燃費で取り戻すことは難しく、動力性能もガソリンの方がミニバンに適しているので、ガソリン車を選びたい。今ならシックなブラック基調の内外装を採用した、特別仕様車の「Gi“プレミアムパッケージ・ブラックテーラード”」が狙い目。

全体に装備差は少ないが、ツインムーンルーフを選べるのはガソリン車の「Gi」系のみ。「Xi」系は電動スライドドアが助手席側なので注意したい。FF・ガソリン車はリヤブレーキがドラム式となる(他はディスク式)。
Gi
ハイブリッドXi

ハイブリッドGi

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