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トヨタ31.0%、ホンダ14.5%、輸入車6.0%、他ブランドは? 日本メーカー&輸入車ブランドのマーケットシェア in JAPAN 2019。

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日本の自動車市場は、国内に8社もの自動車メーカーを擁する「特殊な市場」である。おまけに「軽自動車」という独特の事情もある。2019年の日本の自動車マーケットを日本自動車販売協会連合会(自販連)の2019年ブランド別新車販売台数確報」をもとにグラフ化してみた。

 自動車マーケットは、国ごとに特色がある。自国に強い自動車産業があるか、経済状況、税制・法規制などマーケットを特徴付ける要因はさまざまだ。
 なかでも日本は世界第3位の自動車市場にして、国内に8社(トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱自動車、スズキ、ダイハツ)もの自動車メーカーが存在し、「軽自動車」というドメスチックな規格がある、ある意味特殊なマーケットだ。

 さて、その日本の自動車市場の2019年を「日本自動車販売協会連合会(自販連)の2019年ブランド別新車販売台数確報」をもとにグラフ化してみた。日本の自動車市場はどんな姿なのだろうか? グラフはMotor-Fan.jp編集部が制作した。バス・トラック各社(日野、いすゞ、UDトラックス、三菱ふそうトラックバス)の数字は除いてある。

 日本の市場規模は約520万台(バス、トラックなどを含む)。中国の約2140万台、アメリカの約1700万台に次ぐ市場だ。

2019年もっとも売れた国産車はじつはこれ。トヨタ・プリウスでも日産ノートでもない! じゃあカローラ?ノア/ヴォクシー?

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2019年日本のメーカー(ブランド別)新車販売台数

2019年日本のメーカー(ブランド別)新車販売台数(「2019年ブランド別新車販売台数確報」をもとにM-F.jp編集部がグラフ化した。以下同じ)

 まずは各自動車メーカー(ブランド)の販売台数をグラフ化してみた。
 トヨタの154.7万台の多さが際立つ。ホンダ、スズキ、ダイハツ、日産と続く。そのうしろをマツダ、スバル、三菱が続く。
 シェアを円グラフにしてみた。

2019年日本のメーカー(ブランド別)新車販売シェア

 日本市場における輸入車のシェアは6.0%。これは、自国に自動車メーカーが8社もある日本ならではの数字だ。
 例えば、アメリカ市場における海外ブランド比率は約55%。中国の場合のそれは約60%にものぼる。

 次に、この6.0%の中身を見てみよう。
 まずは輸入車におけるシェアである。
 トップはメルセデス・ベンツの22.2%。つまり輸入車の5台に1台はメルセデス・ベンツなのである。

2019年日本国内における輸入ブランドシェア

 BMW、VW、アウディ、MINI、ボルボ、ジープ、プジョーあたりまではグラフで判別できるだろうが、それ以下はわかりにくい。

 なので、拡大してみた。

 それでも、アルファロメオの0.8%以下は見にくい。

 今度は棒グラフにしてみた。

2019年日本国内における輸入ブランド販売台数

 前年対比で100%超えしたメジャーブランドは
ジープ:116.8%
シトロエン:115.5%
ランドローバー:114.8%
プジョー:107.5%
ボルボ:106.8%

 このあたりは、前年実績超えを果たしている。

ジャガー:100.0%

 逆に、
メルセデス・ベンツ:98.5%
ルノー:93.8%
BMW:91.8%
BMW MINI:91.6%
アウディ:91.5%
 といったブランドは、前年より販売台数を落としている。

 とドイツ勢はやや不振、イギリス、フランス、スウェーデンブランドの調子がよかったことがわかる。

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