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フェイスリフトを受けたシトロエンC3 | シートの出来が秀逸。相変わらず他では代えがたい魅力あり

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シトロエンC3 SHINE 車両本体価格:269万9000円 試乗車はオプション込み290万6250円(ナビゲーションシステム24万2550円/ETC1万450円/メタリックペイント4万9500円/フロアマット1万3750円)

シトロエンの人気コンパクト、C3がフェイスリフトを受けた。基本的なメカニズムに変更はない。日本上陸から4年経とうとしているC3の魅力は健在か、試乗してみた。車両本体価格:269万9000円
試乗車はオプション込み290万6250円(ナビゲーションシステム24万2550円/ETC1万450円/メタリックペイント4万9500円/フロアマット1万3750円)

こちらがフェイスリフト後の新型C3。ボディカラーはスプリングブルー
こちらがフェイスリフト前のC3。だいぶ印象が異なる。

PSAの最新のプラットフォームは
B/Cセグメント用がCMP
C/Dセグメント用がEMP2である。
だから最新の208はCMPベース、モデルチェンジしたばかりの新型308はEMP2ベースです。

と書いたのは、21年1月にフェイスリフトを受けてマイナーチェンジを果たしたシトロエンC3のプラットフォームが、上記ふたつの、モジュラープラットフォームではないことを説明するためだ。C3のプラットフォームはPF1(プラットフォーム1)と呼ばれるもので、登場は2002年の初代C3(その前のプジョー206もPF1を一部使っている)だからもう20年選手の古いものだ。

全長×全幅×全高:3995mm×1750mm×1495mm ホイールベース:2535mm
車両重量:1160kg 前軸軸重750kg 後軸軸重410kg
最低地上高:160mm 最小回転半径:5.5m

プラットフォームが古いとダメか、といえばそんなことはなくて、現行C3は2016年末のグローバルでの発売以来、累計80万台を超える大ヒットとなっている。日本でも20年12月末日現在で7625台も売れているのだ。

「コンピューターのOSと畳は新しい方がいい」派の筆者としては、クルマのプラットフォームも新しい方がいい、と思っていることを否定しない。でも、なかには例外があって、その例外の代表格がこのシトロエンC3なのだ。

マイナーチェンジ前のC3も長距離ドライブをさせてもらって、その良さを実感している。どこかが飛び抜けているわけではないのに、全体として心地よい、「クルマってこういう感じだよなぁ」と思わせてくれる魅力がC3にはあるのだ。

そのC3のマイナーチェンジ版に試乗した。

写真は、エメラルド内装仕様。差し色が特徴だ。スタンダード内装はシックなブラック。
後席の広さはクラス標準。
フロントはエメラルド内装仕様だけに採用されたアドバンストコンフォートシートが付く。
こちらがフェイスリフト後の新型C3
こちらがフェイスリフト前のC3。サイドのエアバンプの形状が違う。

トランスミッションはアイシン・エィ・ダブリュ製の6速AT。この6速ATは、PSAがライセンスを受けて生産しているものかもしれない。
まずは見た目。これは好みによるが、もしかしたらMC前の、よりほんわかした顔つきの方が好きな人が多いかもしれない。新型は少しワイド感が強まり、強そうな、シャープな印象に変わった(もちろん、それが意図なのだから、良いことなのだ)。

借りだしたのは、C3の上級グレードのSHINE(エメラルド内装)だ。価格は259万5000円。

一般道を少し走って高速道路に乗る。80km/hで6速、90km/hで6速、100km/hで6速。
あれれ? なかなか7速、8速に入らない! と思ったのだが、そうだった、C3のトランスミッションは6速ATだったのだった。最近のPSAはほとんどのモデルがアイシン・エィ・ダブリュ製8速ATを使っているから、勘違いをしてしまった。

時代も変われば変わるものだ。ふた昔前のプジョー/シトロエンといえば、AL4型の4速AT、ひと昔前は5速オートメ―テッドMTと、トランスミッションでだいぶ損をしていたのだが、いまや「えっ、6速ATなの? 8速じゃないの?」と思われるほど。

6速ATに不満はまったくない。
各巡航速度でのエンジン回転数はメーター読みで
100km/h(6速) 2100rpm
110km/h〔6速)2270rpm
120km/h(6速)2530rpm
ほどだ。
昨今の多段化されたトランスミッションを搭載するモデルと比較すると若干高めではあるが、実用上まったく問題ない。うるさくもない。

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