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マツダMAZDA3 e-SKYACTIV-X搭載モデル 長期レポート | 購入編① 僕がマツダMAZDA3を選んだ理由 決め手はなんだったか?「SKYACTIV-X/AWD/6MT/ポリメタルグレーメタリック」

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ポリメタルグレーメタリックのMAZDA3。SKYACTIV-X搭載モデルだが、筆者のクルマではない。広報試乗会でテストドライブしたクルマである。

モータリングライターで日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員でもある世良耕太さんがマイカーをVWゴルフ7 1.2TSIからMAZDA3ファストバックに換えた。エンジンはSKYACTIV-Xである。今回から始まる長期レポート。第一回は、「なぜ僕がMAZDA3を選んだか。どんな仕様にしたか」である。
TEXT & PHOTO◎世良耕太(SERA Kota)

SPCCI(火花点火制御圧縮着火)を採用したSKYACTIV-Xエンジン。登場前から興味津々だった。

MAZDA3のファストバックを買った。SPCCI(火花点火制御圧縮着火)を採用したSKYACTIV-X搭載車で、AWD(4WD)で、トランスミッションは6速MTである。ファブリックシートのPROACTIVE Touring Selectionを選び、ボディカラーはMAZDA3の登場に合わせて設定されたポリメタルグレーメタリックにした。すでに納車されているが、まずはMAZDA3を選んだ理由から説明しておこう。

SKYACTIV-X(2020年11月の商品改良時からは、e-SKYACTIV-X)にしたのは、ズバリ、SPCCIだ。「ガソリン圧縮着火」と言い換えてもいい。SPCCIとしてMAZDA3(続いてCX-30)に適用される前は、HCCI(予混合圧縮着火)の用語で取り上げられることが多く、リーンな混合気を高い圧縮比で急速に燃焼する技術として開発が繰り広げられていた。世界の多くの研究機関や企業が実用化できなかったHCCIを、マツダは火花点火を用いて制御することにより世界で初めて実用化した。「すげーな」と思った(表現が幼稚なのはご容赦いただきたい)。

複数の自動車メーカーが開発に取り組んで実用化に至らなかった燃焼技術を、マツダはものにしたのである。これは、買わない手はない。と思いつつ、2019年5月に発表され、12月に発売された段階では注文しなかった。ガソリン圧縮着火を実用化した事実に驚き、感動したが、乗ってみたら物足りなかったのである。

期待値が大きすぎたのかもしれない。圧縮着火にしたらリーンで圧縮比が高いため熱効率は大きく向上し、パワーも出て燃費も良くなるポテンシャルを備えることになる。それまでの常識を超えたとんでもない性能を出してくるものだと勝手に思っていた。ところが、実際に乗ってみると、燃費に関しては「こりゃすげー」と驚くような数値ではなかった(悪くはないが)。

なにより、力感の面で物足りない。アクセルペダルを踏んだら、即座にグッと背中を押す加速を返してほしいのだが、マツダの技術者が強調するほどの感動はなかった。アクセル操作に対する反応がいいと言われれば確かにいい。しかし、手放しで喜びたくなるほどではない。いっぽうで、6速ATよりも6速MTのほうがSKYACTIV-Xと気持ち良く付き合えそうなことはわかった。乗り手(すなわち筆者)との相性が良かったのだろう。最初に試乗した段階で、「買うならMT」と決めた。

試乗した印象で、6速ATよりも6速MTのほうがSKYACTIV-Xと気持ち良く付き合えそうなことはわかっていた。その前に筆者はMT好きであることも告白しておく。

「これはいい!」と感じたのは、2020年11月の商品改良で進化したバージョンに乗ったときだ。制御技術(ソフトウェア)のアップデートで燃焼室に送り込む空気の量をより正確にコントロールできるようになり、踏み込んだ際の反応が良くなり、瞬発力が高くなった。同時に、最大トルクが向上(224Nm→240Nm)し、最高出力も向上132kW(180PS)→140kW(190PS))した。

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このアップデートの効果は大きかった。とりあえず燃費のことは置いておくことにして、気持ちいいエンジンになっていることは確認できた。この段階で、「よし、買おう」と決めた。

最近のマツダはAWDを低μ路などでの守備範囲を広げる使い方から、運動性能を拡大する方向に進化させている。そこに共感し、AWDを選択した。駆動力を前2輪だけではなく、状況に応じて後2輪にも配分することで(定常走行時でも後輪にプリトルクが掛かっている)、4輪のタイヤの摩擦円を効率良く使い、走行の各シーンでスタビリティを高めたり、旋回性を高めたりしようとしているのが、マツダのAWDだ。

MAZDA3はステアリングとエンジン、(前後駆動力配分を行なう)電子制御カップリング、それにブレーキをシームレスに統合制御するi-ACTIV AWDをマツダ車として初めて採用した。旋回挙動が安定するのは、i-ACTIV AWDが持つ機能の一例だ。2WD(FF)とAWDを意識して乗り比べても、人によっては体感できるかどうか怪しいところはある。が、違いは明らかにある。AWDのほうが安定しているし、安心して運転でき、楽しい。WLTCモード燃費は2WDの17.9km/ℓに対してAWDは17.1km/ℓとなるが、AWDによって得られるベネフィットのほうが明らかに大きいと感じたので、迷わずAWDを選択した。

ポリメタルグレーメタリックも迷わず、である。MAZDA3のファストバック専用色として新開発しただけあって、よく似合っている。レザー内装ではなくファブリックにしたのは、座ったときの触感を重視したからだ。SPCCIだのAWDだの、SPCCIにはMTが合っているだの説明したが、MAZDA3、単純にカッコイイじゃないか。もちろんこれ、購入にあたっての重要な決め手である。

さて、注文しに行こう(つづく)。

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