楽天Car車買取(旧:楽天Carオークション)の評判・口コミは？メリット・デメリットも解説

2025/11/26
MotorFan編集部

楽天Car車買取は、楽天グループが運営するサービスとして注目を集めています。では、実際の評判や使い勝手はどうなのでしょうか。
この記事では、楽天Car車買取を実際に利用した人の良い口コミ・悪い口コミを調査しました。現在、愛車を手放そうと考えていてどの買取サービスを利用すれば一番お得に売却できるか、悩んでいる方向けに、楽天Car車買取（旧：楽天Carオークション）を紹介します。
さらに、サービスの仕組みや具体的なメリット・デメリット、どのような人に向いているかも詳しく解説します。

※この記事ではPRを含みます。

楽天Car車買取(旧:楽天Carオークション)の評判・口コミの総評は？

楽天Car車買取の評判を調査したところ、「オークション形式だからこそ、予想以上の高値が付いた」という満足の声が見られました。特に、ディーラーの下取り価格や他の一括査定サービスと比較して、最終的な買取金額に納得している利用者が目立つようです。
一方で、「成約手数料（22,000円・税込）がかかる」「売約後の入金や手続きが遅く感じた」といった、費用面や手続きのスピードに関する否定的な意見も一部存在します。複数の買取業者が競い合うという、オークション形式ならではの特性を活かし、高額で売却できるのが楽天Car車買取の特徴です。しかし、手数料や売却完了までのプロセスをあらかじめ理解しておく必要があります。

楽天Car車買取(旧:楽天Carオークション)の良い評判・口コミ

ディーラーの予想よりも高く売れました

オークション形式にしたことで相場よりも高く売れました。手数料は1万円かかりましたが、臨時ボーナスをもらえたような気分でした。成約してから約1週間でお金が振り込まれたのも助かりました。

楽天Car車買取の最大の魅力は、その買取価格の高さにあるようです。ディーラーの下取りや一般的な買取店1社だけでの査定では、その会社が提示する金額を受け入れるしかありません。
しかし、楽天Car車買取は、全国2,000社以上の中古車販売店が参加するオークション形式を採用しています。欲しい業者が複数いれば、価格がせり上がっていくため、市場の相場に基づいた、あるいはそれを上回る高価買取が期待できるでしょう。特に希少価値の高い車や人気車種は、高値が付きやすい傾向にあります。

手続きがスムーズだった

私の場合ですが、相場60万の買取額が、買取業者同士で競合させたところ71万の値段が付きました。査定から買取業者への引き渡しまで、スムーズに取引できたので、もし今後も車を売却することがあれば再度利用したいと思います！”

楽天Car車買取の場合、手続きは楽天Carの担当者がすべて代行してくれるのもポイントです。買取業者とのやり取りや名義変更の手続きなども任せられるので、スムーズに取引が進められます。

交渉しなくていいのが良かった

希望売却価格を超えなければキャンセルは無料ということでお願いしました。申し込みをしてからは特に交渉することもなくテキパキと進んで、結果的には希望以上の価格で売却できました。想像以上に手間もかからず、本当に楽で助かりました。あらかじめ相場などを自分で調べておいて、希望売却価格を考えておくといいと思います。

楽天Car車買取は、一括査定サイトと異なり、複数の業者と個別に交渉したり、査定の日程を調整する手間が一切かかりません。検査（査定）の日程調整からオークションの出品、売却後の名義変更といった面倒な手続きもサポートしてくれるため、忙しい人でもスムーズに売却を進められます。

楽天Car車買取(旧:楽天Carオークション)の悪い評判や口コミ

成約手数料が高いと感じた

楽天carオークション、成約手数料22,000円はデカイて。手数料鑑みて初回金額設定しないとやな。

楽天Car車買取では、車の出品や査定に費用はかかりませんが、オークションで車が売れた場合には一律22,000円（税込）の成約手数料が必要です。（口コミでは10,000円と記載されているものもありますが、現在は22,000円が正式な金額です）。この手数料が買取金額から差し引かれるため、手元に残る金額が減ることを不満に思う利用者もいます。
ただし、この手数料はオークションの運営や手続き代行の対価と考えるべきでしょう。手数料がかかったとしても、それを上回る高値で売却できれば、結果的に他のサービスを利用するよりお得になる可能性は十分にあります。

買取までが長い

「売却が決まった後の連絡が遅い」「入金までに時間がかかった」という口コミも多く見られました。オークション形式の特性上、入金は、落札した業者とのやり取りや、車両の引き渡し、書類（名義変更）の手続きが完了してからとなります。一般的な買取店のように、車両を引き渡したら、即時現金化されるわけではないので注意が必要です。

検査完了後は出品キャンセル料１万円かかる

楽天Car車買取では、検査（査定）後に出品を取りやめた場合、キャンセル費用として1万円がかかります。検査は、オークション出品のために担当者が実車を確認する作業です。担当者の出張や査定作業の実費がかかるため、キャンセル料が設定されています。
実際にオークションに出品したものの、最低希望落札価格を下回った場合のキャンセルは可能です。この場合キャンセル費用はかかりませんので、オークションへ出品する意思が固まってから申し込むのが良いでしょう。

楽天Car車買取(旧:楽天Carオークション)とは

楽天Car車買取は、楽天グループ株式会社が運営する、個人向けの車両売却サービスです。以前は「楽天Carオークション」という名称でサービスを提供していました。
最大の特徴は、一般的な「買取」とは異なり、プロの中古車販売店が参加する「オークション（競り）」形式で愛車を売却する点です。申し込み後は、専門の検査員（査定員）が車両の状態を細かくチェックし、そのデータを基にオークションに出品されます。
このプロセスにより、売主は複数の業者と直接交渉する手間なく、市場の原理に基づいた最高額での売却を目指せます。

楽天Car車買取概要

サービス名	楽天Car車買取（旧：楽天Carオークション）
運営会社	楽天カー株式会社
販売形式	オークション形式全国2,000社以上が参加
対応地域	全国
手数料	出品・検査料：無料成約手数料：22,000円（税込）
申し込み方法	WEB（電話でやり取り）
キャンセル	落札後はキャンセル料や違約金が発生

全国2,000社以上が参加するオークション形式

楽天Car車買取の最大の強みは、全国2,000社を超える中古車販売店や買取業者が参加する独自のオークションに出品することで価格が決まる点です。
この仕組みは、一般的な「一括査定」や「ディーラー下取り」とは根本的に異なります。一括査定では、複数の買取店が提示する「買取価格」を比較しますが、最終的には1社と交渉して価格を決定します。ディーラー下取りは、新車購入を前提とした1社のみの査定です。

一方、楽天Car車買取のオークション形式は、愛車に対して「この金額で買いたい」と考える業者がリアルタイムで価格を競り合います。例えば、A社が100万円、B社が105万円、C社が110万円と入札していくのです。この競り合いにより、買取価格が市場での限界価格まで上昇することもあります。
特に特定の車種を専門に扱う販売店や、輸出ルートを持つ業者がオークションに参加している場合、一般的な買取点では評価されにくい車の価値を見いだし、予想外の高値が付くケースもあります。

中間コストカットで高額買取

なぜオークション形式は高額買取が期待できるのか、背景には「中間コストの削減」があります。従来の流通経路では、個人が販売店Aに売約すると、その車は業者専門のオートオークション会場（B）に運ばれます。そこで中古車販売店Cが落札し、店頭で別の個人Dに販売される流れです。
この場合、買取店Aの利益、オートオークション会場Bの利用料、そして販売店Cの利益と、複数の「中間マージン」が上乗せされます。買取店Aは、これらのコストを見越して、個人からできるだけ安く買い取ろうとしがちです。

楽天Car車買取では、この流れを簡略化しています。売りたい個人と、買いたい中古車販売店（上記C）をオークションで直接つなぐことで、買取店Aやオートオークション会場Bといった中間業者が不要になります。その分、中間マージンが大幅に削減され、買取価格に還元されるため、一般的な買取よりも高い金額が提示されやすくなるのです。

電話のやりとりは楽天からのみ

一括査定サービスを利用した人が最もストレスを感じる点の一つが、申し込み後から鳴り止まない複数の業者からの営業電話です。
楽天Car車買取では、この「電話ラッシュ」が一切ありません。申し込みからオークションへの出品、売買契約、車両の引き渡しに至るまで、利用者がやり取りする相手は、楽天Car車買取の専任担当者（オークションアドバイザー）のみです。

検査（査定）の日程調整はもちろん、オークション中の経過報告や、落札した業者との間の連絡もすべて楽天が代行します。複数の業者の担当者とそれぞれ電話やメールで連絡を取り合い、査定日程を調整し、個別に価格交渉を行うといった煩雑な作業は一切不要です。
売却に関する疑問や不安も、楽天の窓口に相談できるため、精神的な負担が非常に少ないのが特徴です。

手続きはお任せできる

車の売却には、非常に複雑で面倒な事務手続きが伴います。例えば、車の所有権を買い手に移す「名義変更（移転登録）」、売約後の自動車税の還付手続き、自賠責保険の解約手続きなどです。これらの手続きを個人で行うには、平日に陸運支局へ出向いたり、必要な書類（印鑑証明書、譲渡証明書、委任状など）を不備なくそろえたりする必要があり、多大な時間と労力がかかります。

楽天Car車買取では、売買契約が成立した後、これらの面倒な手続きをすべて楽天がサポートまたは代行します。利用者が行うのは、楽天から指示された必要書類（車検証、印鑑証明書、リサイクル券など）を準備して郵送するだけです。
車両の引き渡し日程の調整も楽天が行い、依頼すれば名義変更完了の連絡が来ます。車売却の経験がない人でも、安心して取引を終えられる体制が整っています。

楽天Car車買取(旧:楽天Carオークション)のメリット・デメリット

楽天Car車買取の仕組みを理解した上で、利用するメリットと、注意すべきデメリットを具体的に整理します。自分の車の売り方として適切か、判断材料にしてください。

楽天Car車買取のメリット

1.高額売却ができる
全国2,000社以上が参加するオークション形式で業者が競り合うため、買取価格が上がりやすい構造です。中間コストが削減される分、売却価格に還元されやすくなります。

2.営業電話のストレスがない
やり取りは楽天の担当者のみで完結します。一括査定サイトのような、複数の業者からのしつこい電話営業はありません。

3.手続きの手間がかからない
売却時の名義変更や自動車税の処理など、面倒な手続きを楽天が代行またはサポートしてくれるため、利用者の負担が少なく済みます。

4.楽天ポイントがたまる
売却が成立すると、楽天ポイントが進呈される（売却価格や時期により異なる）場合があります。楽天ユーザーにとって大きな魅力です。

楽天Car車買取のデメリット

1.成約手数料がかかる
売却が成立した場合、一律22,000円（税込）の成約手数料が買取価格から差し引かれます。

2.現金化まで時間がかかる
オークション出品、落札、書類手続き、入金というステップを踏むため、即日現金化はできません。申し込みから入金まで数週間かかる場合があります。

3.売れ残る可能性がある
設定した「最低希望落札価格」にオークションで達しなかった場合、取引は不成立となり売れ残りとなります。（その場合、手数料はかかりません）

4.キャンセルに制約がある
車両の検査（査定）実施後やオークション出品後、特に落札後にキャンセルを申し出ると、所定のキャンセル料や違約金が発生することもあります。

スピーディーな査定ならナビクルがおすすめ

楽天Car車買取で、または評判の良い車買取業者で車を高く売りたいなら、1社だけに査定依頼をするのではなく、複数業者に相見積もりを行うことをおすすめします。

複数業者に買取査定を依頼することで、見積もりを比較して査定額の妥当性を確認したり、車買取業者を競わせることで高価買取を狙うことが出来ます。また車買取業者は得意ジャンルが分かれており、見積もり比較で数十万円の差が出ることも少なくありません。

とはいえ車買取業者に1社ずつ連絡していくのは手間ですよね。そこで便利なのが車一括査定です。車一括査定サービスを使うと、この作業を1回にまとめることが出来ます。
ナビクルであれば最短47秒で入力が完了し、最大10社から見積もりをもらうことができ、申し込み後すぐに相場額が分かります。利用された方へのアンケートでは、下取りより平均22万もお得になっているそうです。
ナビクルは10年以上の運営実績があり、車査定件数は470万件を超えています。また掲載されている車買取業者は、JPUC認定（中古車買取業者の基準を満たしている店舗）が全国から参画しているので、近所からお店が探せて、かつ安心です。

ナビクルで無料一括査定する

楽天Car車買取(旧:楽天Carオークション)が向いている人

これらのメリット・デメリットを踏まえると、楽天Car車買取の利用が特に推奨されるのは、以下のような条件に当てはまる人です。

時間をかけても高額で車を売りたい人

楽天Car車買取のメリットを最大限活かせるのは、「特に急いではいないが、愛車の価値を最大限に評価してもらいたい」と考える人です。
入金までに数週間かかっても問題なく、その代わり1円でも高く売りたいという場合に楽天Car車買取は最適でしょう。オークション形式は、愛車を「市場価格の最高値」で売ることが可能です。
ディーラー下取り額や、近所の買取店1社の査定額に疑問を感じている人、あるいは複数の買取店を回って交渉する時間と労力をかけるより、システムに任せて最高値を目指したい人に向いています。また、オークションは非常に透明性が高いため、自分の車の「本当の市場価格」を知りたいという動機で利用する価値もあります。

楽天ポイント会員を利用している人

普段から楽天市場での買い物や楽天カードで支払いしたり、楽天モバイルを利用しているなど、いわゆる「楽天経済圏」で生活している人にとって、楽天Car車買取は非常に魅力的なサービスです。
車の売却のような高額な取引で、楽天ポイントが付与されるキャンペーンは大きなメリットでしょう。例えば、楽天モバイル利用者の場合、30万円（税込）以上の売却が成立すると、20,000ポイントがもらえるキャンペーンが実施されています（2025年11月現在）。
20,000ポイントが進呈されれば、22,000円の成約手数料ほとんどをポイントでカバーできます。「ポイ活」を積極的に行う楽天会員にはおすすめのサービスです。

電話やりとりを最小限にしたい人

「一括査定サイトに登録したら、電話が鳴り止まなくて困った」という経験を持つ人、あるいはそうした状況を避けたい人には、楽天Car車買取をおすすめします。
日中は仕事で電話に出るのが難しいビジネスパーソンや、育児や家事で電話対応に時間を割きたくない人にとってやりとりが一本化されているシステムは、大きな安心材料でしょう。
しつこい電話営業や、対面での強引な価格交渉を避け、自分のペースで冷静に売却を進めたいと考える人にも最適です。逆に、すぐ現金化したい人や、対面で担当者とじっくり交渉しながら価格を決めたい人には不向きな側面もあります。

楽天Car車買取(旧:楽天Carオークション)に関するよくある質問

楽天Car車買取の利用を検討する際によくある質問をQ&A形式でまとめました。利用する際の参考にしてください。

Q.最低希望落札価格に届かなかったらどうなりますか？

A.オークション期間中に、設定した最低希望落札価格に達しなかった場合、取引は不成立となり車は売れ残りとなります。この場合、成約手数料（22,000円・税込）は一切かかりません。不成立となった場合は、楽天Car車買取の担当者と相談の上、価格を下げて再出品するか、そのまま売却を中止するか選択できます。

Q.売却代金はいつ入金されますか？

A.売却代金は、オークションで落札した業者への車両引き渡しと、名義変更に必要な書類（車検証、印鑑証明書など）の提出がすべて終了し、楽天側で確認が取れ次第振り込まれます。公式サイトでは、車両の書類の確認後、7営業日以内での入金と記載されています。即日現金化は難しいため、スケジュールには余裕を持つ必要があるでしょう。

Q.売却をキャンセルした場合、費用はかかりますか？

A.キャンセルを申し出るタイミングによって、キャンセル料が発生する場合もあります。車両の検査（査定）実施後やオークション出品後にキャンセルを申し出ると、所定のキャンセル料や違約金が発生します。
特に、オークションで落札された後のキャンセルは、高額な違約金が請求されることもあるので注意が必要です。キャンセル規定の詳細は、申し込み時や検査時に必ず担当者に確認してください。

手間をかけずに車を売りたいなら楽天Car車買取(旧:楽天Carオークション)

楽天Car車買取（旧：楽天Carオークション）は、愛車をできるだけ高く、そして安心して売りたいと考える人にとって、有力な候補の一つです。全国2,000社以上が参加するオークション形式は、中間コストを削減するため、高額買取が期待できます。
もちろん、成約手数料（22,000円・税込）が発生する点や、売却完了まで時間がかかる点はデメリットです。しかし、それ以上に「しつこい営業電話がない」というストレスフリーな売却方法と「楽天グループ」のポイントが貯められるメリットは、他にはない大きな魅力といえます。

特に、ディーラー下取り価格に疑問を感じる人や、楽天ポイントを賢く貯めたい人、面倒な手続きを任せたい人には、楽天Car車買取の利用がおすすめです。この記事で紹介した評判やメリット・デメリットを参考に、あなたの愛車売却に最適な方法か確認してみましょう。

ナビクルで無料一括査定する