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新型メルセデス・ベンツAクラス:Cd値=0.25! 格段に向上した空力性能。エアパネルもOP設定

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新型メルセデス・ベンツAクラスのCd値は、0.25と優秀だ

ワールドプレミアされたばかりの新型メルセデス・ベンツAクラス。「コンパクトクラスのモダンラグジュアリーを”再定義”する」とメルセデス・ベンツが謳う最新作。おそらく、「打倒、VWゴルフ」が新型Aクラスに与えられた役割のはず。ここでは、新型Aクラスを詳しく解説していこう。

エンジンの解説はこちら 新型メルセデス・ベンツAクラス:打倒ゴルフ! エンジンはすべて新規開発 M282型/M260型/OM608型

ボディサイズの新旧比較はこちら 新型メルセデス・ベンツAクラス:ボディサイズは? 新旧Aクラスで比べてみる

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厳しくなる燃費規制に対応するためには、優秀な空力性能が必要となる。新型メルセデス・ベンツAクラスのCd値は、0.25だ。


Cd値=0.25
前面投影面積=2.19㎡
というのは、このセグメントの空力のリーダー的存在になる。
この結果を得るために、メルセデス・ベンツの空力エンジニアは、CAEを駆使して空気の流れを解析、もちろん風洞も使って空力性能を最適化した。

メルセデス・ベンツは、コンパクトクラスで初めて「エアパネル」をオプションで設定する。
通常では閉じていてドラッグ(空気抵抗)を低減し、エンジンの冷却ニーズが高くなると自動で開く。つまり空力とクーリング性能を両立させる自動シャッターグリルということだ。

フロント/リヤのホイールスポイラーは、ホイール周りの空気の流れを最適化する。くわえて、ホイールアーチは(エンジンのタイプによるが)エンジンの熱から断熱される。ラジエーター周りはシールされている。

ヘッドランプ周辺のシーリングも念入りに行なっている。

このほか、
・ヘッドランプ周りのシーリング
・サイドビューミラーの位置をベルトラインに移動
・大型ルーフスポイラーとスポイラーリップ
・エンジンルーム下、メインフロア、リヤアクスルの前面パネル化とディフューザー
・ガソリンエンジンはリヤの排気サイレンサーとシートシールドの形状最適化
・ホイールとタイヤの空力最適化
などを行なった。

サイドミラーの位置と形状は空力を考えて決められた。

風切り音は先代と比較してかなり改善しているという。
高周波の風切り音は、Aピラーとミラーの繋がりを変えることで改善させた。もちろん、ミラーの形状も見直している。

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