Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • モーターファンテック
  • モーターファンバイクス[Bikes]
  1. TOP
  2. カタログ
  3. ルノー|RENAULT
  4. カングー

1.2ℓ直噴ターボエンジン搭載は福音だった!! ルノー・カングーは今が買い時!旧オーナーが語るタイベル交換不要のありがたさ。

  • 2018/07/25
  • GENROQ編集部 石川 亮平
このエントリーをはてなブックマークに追加

旧カングーオーナーだからこそ言いたい! カングーは実は今が買い時だと。1.2ℓターボモデルは実はマイナーチェンジ前の1.6ℓモデルより、コストがかからない。

 プジョー106から始まり、初代ルノー・トゥインゴ、ルノー・メガーヌR.S.、プジョー407SWとフランス車を乗り継いできたワタクシGENROQ編集部・石川。その優しい乗り味とぶ厚いシート、深いロールを伴ってタイヤを使い切りながら曲がっていく感覚など、フランス車に魅了され続けてきました。

 そんなワタクシが家庭の事情もありプジョー407SWを手放し、いわゆるカングー2(2代目カングー)に乗り換えたのが2011年のこと。大型化したボディやカングー1からほぼ進化のない1.6ℓ+学習機能付き4速AT(AL4)のパワートレインなど、先代オーナーからは不評だったカングー2ですが、商用車とは思えない優しい乗り味とよくストロークするサスペンションに、当時のラインナップでは“最もフランス車らしいフランス車”だと確信したのが購入の理由です。

 購入したのは限定車のカングー・クルール。ボディカラーは明るいグリーンのソリッドカラーが映える「ベール・ジャルダン」をチョイスしました。目立つそのボディカラーは、見るたび、乗るたびに元気を与えてくれたのをよく覚えています。

筆者が購入したカングー2。マイナーチェンジ前のフロントフェイスが懐かしい。白川郷や猿ヶ京温泉などよく遠出したものだ。あの、タイベル交換さえなければ……。
 そこまで気に入って購入したカングーでしたが、2016年に愛車を手放す決心をしました。それはなにゆえ? 実はカングーの1.6ℓエンジンは、5年または6万kmごとにタイミングベルト交換が必要になります。つまり2回目の車検時には必ずタイミングベルト交換の費用が発生するわけですね。

 これが意外と馬鹿にならない。ディーラーに車検を依頼すると、車検法定費用+メンテナンス代+タイミングベルト交換費用が掛かってくるのです。個人的にはまだまだ乗り続けたかったのですが、タイミングベルト交換費用(約10万円)がネックとなり、泣く泣く手放しました。当時はワタクシ同様、タイミングベルト交換に泣かされたオーナーもたくさんいたと思います。

従来の1.6ℓにかわり新たに搭載された1.2ℓ直噴ターボエンジン。タイミングベルトがチェーンになったため交換不要となった。カングーを狙っていた人にとって、当時、とても嬉しいニュースだったはずだ。

 でもそこは熟成に熟成を重ねて長年販売される商用車。カングー2は2014年に1.2ℓ直噴ターボ+MTモデル、2016年に1.2ℓ直噴ターボ+DCTモデルを設定し、従来の1.6ℓ+4速ATはラインナップ落ちとなりました。パワートレインが1.2ℓターボにかわったことで燃費やドライバビリティが向上したのはもちろんですが、個人的に最も注目したのが、泣き所だったタイミングベルトがチェーンになったこと。あの忌まわしいタイベル交換からオーナーは解放されることになったのです。

 そう、実はカングーは今が買い時なのです。タイベル交換不要の燃費効率の良い1.2ℓパワートレインにできの良いDCTを組み合わせ、熟成の極みに達したカングー。商用車ゆえの長いモデルライフゆえ、カングー3の登場もまだまだ先でしょう。カングーがほしい人は、買うなら今! ワタクシも1.2ℓモデルだったら乗り続けていたのに……。

おすすめのバックナンバー

自動車業界 特選求人情報|Motor-FanTechキャリア

「自動車業界を支える”エンジニアリング“ 、”テクノロジー”情報をお届けするモーターファンテックの厳選転職情報特集ページ

motorfuntech

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。 一覧へ

会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ

会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ 一覧へ

Motor-Fanオリジナル自動車カタログ

自動車カタログTOPへ

Motor-Fan厳選中古車物件情報

中古車TOPへ