ポルシェ・カイエン| これがオーナーの本音レビュー! 「燃費は？ 長所は？ 短所は？ <モーターファン会員アンケート>

• 2020/12/14

• MotorFan編集部

  

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ポルシェ初のSUV、5ドア車としてデビューした高級SUV、ポルシェ・カイエン。Motor-Fan TECHの会員の方々にもこのクルマのオーナーはいる。そのオーナーにアンケートを実施。オーナーだからこそわかる燃費、不満、よいところを見てみよう。

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3代目 9Y系 (2018-)

現行モデルの三代目は、2017年に日本市場にデビューした。先代より約65kg軽量化された新型シャシー(MLBプラットフォーム)を採用し、前後でサイズの異なるタイヤを装着、リヤアクスルステアリングを装備するなど、よりロードスポーツカー的な方向性に進んでいる。とは言え、オールラウンダーを掲げるだけに、アクティブ制御の4WDシステムや3チャンバーエアサスペンションの装備など、オフロードの走行性能の煮詰めも抜かりはない。

2代目 958型 (2010-2018)

2代目となる958型は、2010年に登場。基本的には初代からのキープコンセプトだが、全長がわずかに長くなり、軽量化がはかられている。アイドリングストップ機構やエネルギー回生システムなどの採用で燃費性能や環境性能も向上。すべてのモデルにアクティブ4WDシステムが搭載され、カイエン以外の全車に8速ティプトロニックSが採用された。2014年にマイナーチェンジが行なわれ、内外装が刷新されている。またモデルによって内容は様々だが、燃費や出力、トルクがマイナーチェンジ前のモデルよりわずかながら向上している。

2016年式 GTS 「パワーと精緻なメカニズムによる優れたドライバビリティ」

排気量：3600cc トランスミッション：AT
平均燃費：8km/ℓ
長所：パワーと精緻なメカニズムによる優れたドライバビリティ。安心のポルシェブランド。
短所：安全機構が遅れていて、ほとんど何もない。唯一のオプションのACCもとても高価だった。アイドリングストップの動作が悪い。

評価
外観：★★★★★　
室内：★★★★★　
走行性能：★★★★★　
燃費性能：★★★☆☆　
装備：★☆☆☆☆　
満足度：★★★★★　

このクルマの購入を検討している人にひと言
「この年式のカイエンは、安全機構を不要とする方にとっては文句なしだと思います」

カイエン V6 「ゆっくり走っても快適で、速度を上げると楽しんで走行することができる」

排気量：3600cc トランスミッション：AT
平均燃費：9km/ℓ
長所：SUVであるがスポーツカーでもある。ゆっくり走っても快適で、速度を上げると楽しんで走行することができる。エンジンの音と回り方が好き。音はV型エンジンの音なのだが、回り方がストレート6のような感じである。内装が高級感がある。オプションによるが豪華な感じが好き。
短所：クルーズコントロールがあるのだが、アダプティブクルーズコントロールではない。

評価
外観：★★★★★　SUVでもポルシェっぽい顔です。
室内：★★★★★　ツートンのレザーはお洒落な感じがする。
走行性能：★★★★☆　もう少しトルクがあればなお良い。
燃費性能：★★★★☆　燃費はそれほど悪くはないと思う。
装備：★★★★☆　ACCが欲しい。
満足度：★★★★★　色々な車を乗り換えてきましたが、いまはその気はないです。

このクルマの購入を検討している人にひと言
「二度故障しました。速度センサの故障でもまともに走れなくなります。修理自体は簡単なようです。二度目はクーラント漏れで、ウォーターポンプのところからです。」