フィアット フィアット 500 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2022/03/06
フィアット500の新型モデル情報を紹介します。フィアット500の性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。フィアット500新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
フィアット500新型モデルの概要

フィアット500は1936年に初代モデル、1957年には日本でも人気のアニメキャラ「ルパン三世」の愛車として知られる二代目モデルがイタリアのフィアット社によって生み出され、世界各国でも人気を博した小型大衆車。そして二代目モデル誕生50周年となる2007年に誕生したのが、現在販売されている三代目モデルだ。欧州ではBEV(電気自動車)の四代目モデルがすでにデビューしている。
二代目モデルのイメージを引き継いだレトロで可愛らしいデザインで人気を博し、2010年には2気筒875cc・ダウンサイジングターボ搭載のツインエアエンジンを投入。低燃費かつ独特の加速感を持つエンジンと小型軽量な車体の組み合わせで、独特のドライブフィールが楽しめるのだ。
現在は3つのグレードをベースにオープンカータイプの「500C」や様々な限定モデルも流通しているが、今回はツインエアエンジン搭載のエントリーモデル「500 TWINAIR CULT」を中心に紹介しよう。
フィアット500の外観・内装デザイン

他に似たもののない唯一無二のキャラクターを感じさせるのが、フィアット500の外観と内装デザインの魅力。気軽に身につけられるイタリアンブランドのような洗練された可愛さに注目だ。
外観:独創的なイタリアンテイストが魅力

独特の丸みをおびた可愛らしいフォルムが魅力の二代目モデルのテイストを継承。曲線主体のフォルムにまるで目玉の様な丸いヘッドライトなどが、柔らかなラインでまとめ上げられている。
ホイールカバーもレトロな雰囲気にデザインされており、他の車とひと味違う個性を求めている人にはピッタリだ。ポップな4種類のカラーリングが選べるのに加え、最上グレードの「500 TWINAIR DOLCEVITA」では広い視界のガラスルーフやクロームパーツでより上質な仕立ても楽しめる。
内装:「円」が織りなす柔らかインテリア

車内に入って目を引くのが数多くの「円」。様々なメーターをクロノグラフの様に一つにまとめた視認性も高い大型メーターを筆頭に、エアコンの送風口や様々なスイッチ類などすべてが円形のデザインで統一されているのだ。
ボディと同色のポップな色合いのインストルメントパネルなども外観と同様に曲線でまとめられ、いい意味で車らしからぬ柔らかなイメージのインテリアに仕上げられている。この運転席に座れば、きっとゆったりした気分で走りを楽しめるはずだ。
フィアット500のサイズ・室内スペース

先代フィアット500は小さかったが、現行モデルもコンパクトカーとしてはかなり小さめ。室内スペースや収納は多少きついが日常使いには十分なサイズとなっている。
ボディサイズ:街乗りにぴったりのコンパクトさ
先代モデルは軽自動車クラスだったが、現行モデルも全長3570㎜×全幅1625㎜×全高1515㎜と、日本の軽自動車より少し大きい程度のサイズで、外車やコンパクトカーとしても小さめの部類に入る。
その分取り回しが良いので街乗りや普段の足として使うにはピッタリのボディサイズとなっている。
室内スペース:4人はキツイが2人なら問題無し

曲面主体の外観デザインと全高の低さもあって、室内空間は少々狭め。後部シート側は屋根が低くなるので、4人乗りとはいえ大人だとキツイかもしれない。
運転席&助手席の二人乗りや、後部シートに子どもを乗せての家族4人乗りならば十分対応できるので、ファミリーカーとして選択肢に入れるのもアリだ。
収納スペース:ラゲッジルームは最大550Lまで広がる

座席周りの収納については必要最低限のものは揃っているが、十分とは言い難いので純正のトラッシュボックスやスマホホルダーなどを必要に応じて追加する必要があるかもしれない。
ラゲッジルームは通常で185L、可倒式リアシートを倒せば最大550Lまで拡大できるので、ショッピングなどで大きめのモノを積むのは問題無しだ。
フィアット500の性能・燃費・装備

加速性と燃費を両立させるツインエアエンジンこそがフィアット500の性能のキモ。スマホとの連携を活かした機能・装備も備えているので快適なドライブライフが楽しめるのだ。
走行性能:軽快な加速とハンドリングが楽しい
2気筒875ccながらターボ搭載のツインエアエンジンはキレのいい加速性能でパワー不足感は感じない。1050キロという軽さとホイールベース2300㎜と短い車体&シャーシの組み合わせもあって、ハンドリングの良さとスピード感あふれる走りを楽しむことができる。
そして、ミッションはAT限定免許でもMT車のシフト操作が楽しめるデュアロジックを搭載しているので、エンジンの鼓動を感じながらシフトチェンジを決めて走る面白さも味わえるのだ。
安全性能:7つのエアバッグでしっかりガード
自動ブレーキなどの先進安全装備には対応していないが、コンパクトな車内ながらも前/後席にはエアバックを計7つ装備。万が一の衝突の際にもドライバーと同乗者の安全を最大限に確保してくれる。
そして、予防安全装備として路面状態が悪い時にブレーキやエンジンを調整して、タイヤスリップ・横滑りから走行状態を回復させてくれるESCや、ブレーキの際のタイヤロックを防ぐABS、前後左右のブレーキバランスを調整するEBDを標準搭載。普段の走りから事故を未然に防ぐ工夫が盛り込まれているのだ。
燃費性能:2気筒&ターボで速くてもエコ
独特の加速とドライブフィールで走りを楽しませてくれるツインエアエンジンは、燃費の面でも貢献している。WLTCモードでリッター19.2㎞、高速道路モードではリッター22㎞とかなりの好成績だ。
2気筒で燃費を抑え、ダウンサイジングターボによる加速でパワーを補うというスタイルで、走行性能と燃費を両立させるというアプローチなのだ。クルージングコントロールも標準装備しているので、高速道路を利用する機会が多い人にオススメだ。
装備・機能:スマホと連携可能なUconnect標準装備
充電機能も備えたUSBポートを装備し、そこにスマートフォンを接続することでタッチパネルモニターから地図ナビゲーションや音楽機能・ハンズフリー会話などを利用できる端末「Uconnect」を標準搭載。
使い慣れたスマートフォンアプリを使って、自分好みのドライブ環境を整えられるのだ。本格的なナビがほしいという人にはモニター部分にフィットする純正のナビゲーションシステムもオプションで用意されているので、そちらを選択するのもアリだ。
フィアット500おすすめポイント要約
可愛らしくもスタイリッシュなデザイン、唯一無二のツインエアエンジンが生み出す切れ味のある走り、そして伝説的な名車のエッセンスが盛り込まれた存在感と、国産車にはないキャラクターの強さがフィアット500の最大の魅力と言える。
外車の場合、日本の道での取り回しに苦戦することも多々あるが、フィアット500なら軽自動車に近いサイズ感なので日本の道でもスムーズに走れるという点も見逃せない。
日常生活や仕事などで車を運転する機会が多い人なら、走りそのものを楽しませてくれて自分だけの愛車感も高めてくれる個性にあふれたこの車は最高の相棒となるはずだ。
フィアット500 2023年9月発売モデル
ドルチェ ビアンコ
価格 | 327万円 |
---|---|
排気量 | 900cc |
駆動方式 | FF |
最高出力 | 85 ps(63 kW)/5500rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(14.8 Nm)/1900rpm |
乗員 | 4名 |
燃費 | - |
フィアット500の歴代モデル
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