アメリカの移動体通信の通信技術と半導体の設計開発を行なうクアルコム社は、自動車メーカーのC-V2Xソリューションの生産需要に対応するため、9150 C-V2Xチップセットは2018年後半に商用サンプル提供を開始する。
C-V2Xとは、自動車と歩行者、他の車両、道路インフラ、ネットワークとの接続や相互連携を実現するコンテ区テッドカーの技術のひとつ。CはCellular。Cellular-Vehicle to Xの略だ。
C-V2Xの規格は、無線レイヤーでは3GPPの仕様、アプリケーションレイヤーではSociety of Automotive Engineers (SAE)やEuropean Telecommunications Standards Institute ITS(ETSI-ITS)を含む自動車業界によって規定されたの仕様の両方を含んでおり、上位レイヤーでの新しい機能の進化をサポートする。