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21年ぶりにフルモデルチェンジした国産最高峰ショーファーを見てみる 全部読める? 「七宝文様」「紗綾形崩し」「鳳凰」「几帳面」新型センチュリーを彩るキーワード

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新型センチュリーは、メーカー希望小売価格が1960万円という日本が誇るショーファーカーである。21年ぶりのフルモデルチェンジを受けた三代目センチュリーの開発テーマは「継承と進化」である。

ボディサイドのキャラクターラインは「几帳面」からきている。ちなみに、このボディカラーは「神威」(かむい)
こちらは、「摩周」(ましゅう)
これが「飛鳥」(あすか)

こちらが「精華」(せいか)
 センチュリーの全長は5335mm。そのサイドボディのショルダー部のキャラクターラインは、「几帳面」(きちょうめん)を呼ばれる、平安時代の屏障具(へいしょうぐ)の柱にあしらわれた面処理の技法を採用している。端正に並んで走る2本の線を角として研ぎ出し、わずかな隙にに淀みなく通した面を1本の線として際立たせることで格調高いサイドビューを作り出している。

神は細部に宿る・・・そこで重要になったのが、「匠の技」である。

 斜体の内外で重要になっているのが、「七宝文様」(しっぽうもんよう)だ。七宝文様とは、同じ大きさの円を四分の一ずつ重ねて描く、日本の伝統的なデザインだ。「無限に繋がる円」ということから、円満や財産、子孫繁栄などを表す伝統文様なのだ。

 この七宝文様が、センチュリーの至る所に用いられている。

ヘッドライトにも七宝文様が
シフトにも七宝文様
後席の時計にも七宝文様が

 もうひとつが、「紗綾形崩し」(さやがたくずし)である。紗綾形崩しは、卍(まんじ)を組み合わせた端正で品格のある柄。古来、皇族や武家に好まれてきたモチーフだ。


 それから、センチュリーといえばお馴染みの「鳳凰。伝説上の瑞鳥(ずいちょう=めでたいことが起こる前兆とされる鳥)である鳳凰が、センチュリーのエンブレムだ。1967年の初代誕生時に当時の工匠が腕を揮った手彫りの金型を、新たに江戸彫金の流れを汲む現代の工匠が鏨(たがね)と槌(つち)に魂を込めて彫り上げた金型から作られる鳳凰は、やはり美しかった。

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