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二輪ライダーも将来オービスの毒牙にかかるかも! 最新スピード取り締まり&オービス情報! マスコミの書けない、あんな噂、こんな噂!【交通取締情報】

  • 2018/07/25
  • 「東新宿交通取締情報局」
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☆噂その2 可搬式移動オービスの導入は、速度違反制裁金システム導入の布石なのか?

「駐車違反制裁金制度」の導入し、業務を民間委託することで、取り締まり効率が大幅にアップ。この人達は実際は取り締まっているわけではなく放置駐車を確認し、車両を特定しているだけだ。
 つい最近の東京都(警視庁)を始め、愛知、岩手、長野県警等の各都道府県への可搬式移動オービスの導入が、マスコミを始めとする各メディアで報道されているが、どのメディアも一切、触れていないのが、「青切符レベルの違反でも検挙するのかどうか」だ。

 なにしろ、そもそも警察がこの移動オービスを導入し始めたのは、ネズミ捕りを実施するための様々や制約(場所や費用や必要な資格など)から抜け出したいがためであり、また、その拠点を生活道路へ移すことで、取り締まり効率を上げると同時に、自分たちの財源とも言える反則金収入を増やしたいから、であることは間違いない。ということは、可搬式移動オービスを使ってバンバン反則切符を切らなければ、意味がないのだ。(従来通り非反則行為/赤切符レベルの違反だけ取り締まっていたら、効率アップも何もあったもんじゃない)

 ところが、オービスを使って青切符を切ることには「最高裁の判例」という、とんでもなく高いハードルがある(詳細は下のリンクをクリック!)。そのせいか、可搬式オービスの導入はかなり派手に報道されてはいるものの、未だに、その実態が明らかにされていない。すでに10を超える都道府県に導入され、各地で取り締まりの目撃例が多数、あるにもかかわらずだ。

 もし、本格的に反則行為への取り締まりが行われてるとすれば、ネットに「移動オービスに20km/hオーバーで捕まりました」とか「警察の呼び出しに応じたら青切符を切られました」などの書き込みが氾濫するはず。20km/hオーバーで後日呼び出されて切符を切られることなど、以前はあり得なかっただけに、よけい大騒ぎになってもなんら不思議はない。ところが、そんな書き込みは一切、見当たらない。
 
 もしかすると可搬式移動オービスの導入や、生活道路の速度取り締まり強化という警察のアピールは、裏になにかもくろみがあってのことなのかもしれない。というのは、この「最高裁の判例」の呪縛から一気に抜け出して、警察の思うように速度取り締まりを強化できる秘策が、実は、あるからだ。

 それは言うまでもなく「速度違反制裁金制度」の導入だ。現在施行されている、「駐車違反制裁金制度」同様、違反の責任を車両の所有者に課すというもの。これなら写真によって車両を特定すれば、運転者を特定することなく、強制的に制裁金(行政処分)を徴収できる。「肖像権」の問題などまるで関係なくなるし、「駐車違反制裁金制度」同様、民間に委託すれば警察の手間も省ける(無線免許のいらないレーザー式を推しているのもその一環)。しかも、この制裁金というやつは、司法機関が全く関与することなく、行政=警察が自由に使える財源となる。まさに警察にとってはいいことずくめというわけだ。

 もちろん、これはあくまでも噂に過ぎず、当然、警察はその兆候さえも見せてはいないが、これにより、すべても問題や疑問が氷解するというのも事実。まさに完全につじつまが合っちゃうのだ。

可搬式移動オービス導入のそもそも論はこちら!

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