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新型フォレスター公道試乗記 新型フォレスターは2.5ℓとe-BOXERでパワートレーンの上下関係はなし。だから、どちらを選ぶかとっても悩ましい!

  • 2018/09/25
  • ニューモデル速報 森本 太郎
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e-BOXERは、Advanceという名の上級グレードのみ。華やかなで上質な印象を与えるブラウンレザーを選べるのはAdvanceのみだ。
 新型のラインナップの特徴のひとつは、ガソリン(2.5ℓ NA)とHV(e-BOXER)、それぞれに明確な上下関係がなく、価格もメリットも拮抗していることだ。ダイナミクス(速さ)では、ガソリン車に軍配。燃費は、HVがやや上回るものの、WLTCの市街地モードではHV、郊外モードと高速道路モードでは逆にガソリンが上回るなど、総合的にはあまり差がない。価格も、装備の近い上級グレード同士で比べると、税別わずか7万円の価格差(HVが上)だ。最新トピックのひとつであるドライバーモニタリングシステムがHVのみに装備されることを考えると、価格差ほぼなしと言っていい。

大きなな開口部寸法と広大な荷室もフォレスターのSUVらしさのひとつ。X-BREAKは、荷室表面だけでなくシートにも一部撥水加工が施される。
 ライバル他車の場合は、コンベンショナルなガソリン車をやや安めに設定。ハイブリッド車は燃費が大きく優れていたり、パフォーマンスが大幅に向上しているなどし、価格も明確に高く、明らかな上級グレードとするケースが多い。対する新型フォレスターは、カタログ上はハイブリッドをトップに据えてはいるものの、その内容は拮抗しているから、あくまで上下関係ではなく、大きく異なるそのキャラクターに対する好みによって選択するのが正解だろう。コンベンショナルな走りの気持ち良さやシンプルさを旨とするなら、X-BREAKを始めとするガソリン車。対して、出力は小さいながらも必要な場面でモーターがアシスト、ドライバーモニタリングや上質な室内のしつらえで新しさに触れたいならe-BOXERということになるだろう。

 出来れば、後からでもベースグレードとして2.0ℓ車がラインナップされると有り難い。2.0ℓ以下の自動車税で収まるのは誰にとっても助かるし、フォレスター以外のライバル車はすべて、コンベンショナルな2.0ℓエンジン(CR−Vは1.5ℓターボ)を用意してラインアップの底辺を支えているからだ。そうなれば、フォレスターを選べる人が今よりさらに増えるだろう。

モーターファン別冊 ニューモデル速報 第569弾 新型フォレスターのすべて

スバルのグローバル販売台数ナンバーワンの新型フォレスターを、試乗記や使い勝手など、全方位徹底解説!

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