プジョーブースで箱スカGT-Rが復活!?【パリモーターショー2018速報】
- 2018/10/02
-
MotorFan編集部
パリモーターショーのプジョーブースで、箱スカGT-Rが復活を果たした!
……のはもちろんウソで、これは「e-Legend」と名付けられた、
同社のかつての名車504をオマージュしたコンセプトEVだという。
まぁしかし、日本人にはなんだか箱スカ現代版にしか見えなかったりするのだ。
462psを誇るスポーツEV!
パリモーターショーのプジョーブースを覗いてひっくり返りそうになった。まるで箱スカGT-Rのような、極めて日本的なスポーツクーペを現代流に解釈したようなコンセプトカーが鎮座していたからだ。
このクルマ、名前は「e-Legend」といい、往年の名車504を思わせるスタイルに最高出力462psを誇る電気モーターを組み合わせた近未来のスポーツカーだという。
EVでありながら逆スラントされたフロントノーズやリヤまわり、立ち気味のフロントウインドウなど、古典的なシルエットで構成されているのが逆に新鮮で、確かに504クーペを思い起こさせる。
だがそれ以上に、このエクステリアは箱スカGT-Rに似ているような気がする。
何に見えるかは人それぞれだろうが、とにかくこの外観は日本人受けするだろう。フロントはオーバーフェンダーで拡幅され、リヤはブリスターフェンダーの上にさらにオーバーフェンダーを付け加えたような造形で、これらが醸し出す「エボリューション感」はド迫力のひとこと。そもそもベース車両など存在しないのだから、最初からふくよかなボディラインでワイド感を出せばいいものを、わざわざオーバーフェンダーで表現するあたりが旧車好きの心をくすぐる。
こうしたことをフランスのメーカーがやってきたことが驚きだ。「e-Legend」がこの先どんな進化を見せるのか。注目しておいたほうがいいかもしれない。
|
|
自動車業界の最新情報をお届けします!
Follow @MotorFanwebおすすめのバックナンバー
これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。
日産キックス600km試乗インプレ:80km/h以上の速度域では燃費...
- 2021/03/26
- インプレッション
BMW320d ディーゼルの真骨頂! 1000km一気に走破 東京〜山形...
- 2021/04/03
- インプレッション
日産ノート | カッコイイだけじゃない! 燃費も走りも格段に...
- 2021/02/20
- インプレッション
渋滞もなんのその! スイスポの本気度はサンデードライブでこ...
- 2019/08/11
- インプレッション
PHEVとディーゼルで燃費はどう違う? プジョー3008HYBRID4と...
- 2021/06/28
- インプレッション
スズキ・ジムニーとジムニーシエラでダート走行の燃費を計って...
- 2019/08/09
- インプレッション
会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ
フェアレディZ432の真実 名車再考 日産フェアレディZ432 Chap...
- 2018/08/28
- 新車情報
マツダ ロータリーエンジン 13B-RENESISに至る技術課題と改善...
- 2020/04/26
- コラム・連載記事
マツダSKYACTIV-X:常識破りのブレークスルー。ガソリンエン...
- 2019/07/15
- テクノロジー
ターボエンジンに過給ラグが生じるわけ——普段は自然吸気状態
- 2020/04/19
- テクノロジー
林義正先生、「トルクと馬力」って何が違うんですか、教えて...
- 2020/02/24
- テクノロジー
マツダ×トヨタのSKYACTIV-HYBRIDとはどのようなパワートレイ...
- 2019/07/27
- テクノロジー