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SUBARU FORESTER Premium(2.5ℓ) スバル・フォレスターPremium(2.5ℓ):エンジンの排気量の差(500cc)がパフォーマンスの差となって現れる

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5人乗っても大丈夫!実証実験 新型スバル・フォレスター 居住性はどうか? 後席の快適性は?

 箱根でなくても確認できるのだが、今回の箱根試乗では、走行時の後席居住性も確認した。なぜ確かめたかったかというと、運転席(あるいは助手席)に座っているときは快適なのに、後席に移動した途端、印象が激変するクルマがあるからだ。「いいクルマだな」と思ってステアリングを握っているのに、後席から「なんか居心地悪い」と訴えられるケースがある。フォレスターはどうなのか、箱根の山道で確かめてみた。

 動き出す前の印象からして良好である。後席ドアがガバッと横に大きく開くのは、乗り降りのしやすさの面で好印象。ホイールベースは前型に対して30mm延びたが、その延長分をすべて後席居住性の向上に充てている。その効果もあって、足元はゆったり。パワーウインドウのスイッチは照明付き、ルームランプは後席でオンオフの操作ができる。

 好印象なのは広さや装備だけではない、圧倒的に静かで乗り心地がいい。やはりエンジニアリング的に言えば、フロアの上下振動は前型に対して(競合に対しても)低く抑えている。

「後席は乗り倒しましたから」と布目氏は言う。「(新型フォレスターの開発にあたって)世界中を調査したのですが、後席を重要視する国が多かった。普段はひとりで乗っても、週末は家族も乗る。後席は軽視できないというか、きっちり作り込まないとだめなんだとあらためて思いました」

「まったく手は抜いていません」と布目氏は言ったが、後席に乗って移動してみれば、そのことが体感できる。フォレスターの場合、「後ろはシートがついているだけ」にとどまっていないのは、意識して作り込んでいるからだ。

 ところで、後席ドアを開けた際、ドアの内側に金属の突起があるのが目に入る。その突起はドアを閉めた際に車体側のくぼみに収まるようになっている。「何だろう?」と思っていると、「ウチのクルマには比較的以前からついているんですけどねぇ」と言われてしまった。スミマセン。

 万が一の側面衝突の際、「後席ドアの侵入をしっかり抑えてくれる」ので大事にしているとのこと。そうわかって眺めると、なんとも頼もしい部品に思えてくる。

前軸軸重:900kg 後軸軸重:660kg

スバル・フォレスター Premium
■ボディ寸法
全長×全幅×全高:4625×1815×1730mm
ホイールベース:2670mm
車両重量:1560kg
サスペンション:Fストラット/Rダブルウィッシュボーン
駆動方式:フルタイム4WD
■エンジン
形式:水平対向4気筒DOHC
型式:FB25型
排気量:2498cc
ボア×ストローク:94.0×90.0mm
圧縮比:12.0
最高出力:184ps(136kW)/5800rpm
最大トルク:239Nm/4400rpm
使用燃料:レギュラー
■トランスミッション
CVT(マニュアルモード付)
■燃費
WLTCモード燃費:13.2km/ℓ
 WLTC市街地モード:9.6km/ℓ
 WLTC郊外モード:14.6km/ℓ
 WLTC高速道路モード:16.4km/ℓ

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