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〈ホンダNSX〉さらなる進化を果たした和製フラッグシップスポーツ【ひと目でわかる最新スポーツカーの魅力】

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Country:Japan
Debut:2016年8月(マイナーチェンジ:18年10月)
車両本体価格:2370万円

REPORT●小林 秀雄(KOBAYASHI Hideo)
PHOTO●神村 聖(KAMIMURA Masato)

空力的にも優れたシャープなデザインとワイド&ローのアピアランスを実現。撮影車はカスタムオーダーのカーボンファイバーエクステリアスポーツパッケージを装着しており、随所にスポーティなカーボンパーツが備わる。
3.5ℓのV6ツインターボに3モーターを組み合わせた、SPORT HYBRID SH-AWDを搭載。ターボラグのない素早い加速、前輪トルクベクタリングによるオンザレール感覚のコーナリングを実現。撮影車はカスタムオーダーのカーボン製エンジンカバーも装着。
フロント19インチ、リヤ20インチのNSX専用鍛造ホイールを装備。フィニッシュは写真のペインテッドのほか、切削とポリッシュドが設定されている。標準装着タイヤはコンチネンタルのスポーツコンタクト6。
全長:4490mm ホイールベース:2630mm
全高:1215 mm 全幅:1940mm
ミラー・トゥ・ミラー:2225mm
フレームにマグネシウムを使用し、慣性重量を低減した本革巻きステアリングを装備。カスタムオーダーのカーボンインテリアは、スポーティさが高められている。静電タッチパネルのHondaインターナビも標準装備。
本来はミラノレザーとアルカンターラを組み合わせたマニュアルシートが標準装備だが、撮影車はカスタムオーダーのシートを装備。ドライビングポジションのメモリー機能を備えた4way電動調整機能が備わり、写真のトリムはセミアニリンレザーとアルカンターラのコンビ仕様となっている。見た目の通りホールド性は抜群で、身体を支える面圧も最適化されているため座り心地も快適。意外と長距離でも疲れにくい居住性を備える。

メーター中央にはタイヤの空気圧など多彩な情報表示に対応するマルチインフォメーションディスプレイを装備。走行モードに応じてメーターの表示内容やカラーが変化する機能も備わる。特徴的なエレクトリックギアセレクターは、ドライブやリバースなどの選択をすべてスイッチで行なう。レーシーな雰囲気を盛り上げるアルミ製スポーツペダル&フットレストも標準装備。

ラゲッジルームの寸法は奥行きが約380㎜、最小幅が約1110㎜。高さは約300㎜で、機内持ち込みサイズのスーツケースを積むには奥行きが少し足りない。その場合は助手席に載せるのが現実的と言えそうだ。
TRACKモード選択時に機能するローンチコントロールを装備。左足でブレーキを踏んだ状態でアクセルを全開にすると、発進加速を最大化。
SPORT、SPORT+、TRACK、QUIETの4モードを用意するインテグレーテッド・ダイナミクス・システムを装備。
カスタムオーダーのカーボンファイバーリアデッキリッドスポイラー。
同じくカスタムオーダーのカーボンセラミックブレーキは制動力アップを実現。

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