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〈レクサスLC〉官能的な大排気量NAエンジンと美しいボディの世界観【ひと目でわかる最新スポーツカーの魅力】

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Country:Japan
Debut:2017年3月(一部改良:18年8月)
車両本体価格:1302万2000円~1452万2000円

REPORT●小林秀雄(KOBAYASHI Hideo)
PHOTO●神村 聖(KAMIMURA Satoshi)

流れるようなフォルムにエッジも利かせたデザインを採用。「S package」はCFRPルーフや格納式アクティブリヤウイングを標準装備。ラグジュアリー志向の「L package」にはガラスパノラマルーフが備わる。
「LC500」は最高出力477㎰の5.0ℓ V8エンジンを搭載。電子制御10速ATと組み合わせられ、自然吸気ならではの胸のすくような加速を味わえる。一方の「LC500h」は3.5ℓ V6ベースのハイブリッドシステムを搭載。
「S package」の場合はブラック塗装とポリッシュ仕上げを加えた21インチの鍛造アルミホイールを標準装備。タイヤはランフラット仕様のミシュラン・パイロットスーパースポーツが純正装着されている。
グレード別に設定される素材とカラーで上質な空間を演出。10.3インチワイドディスプレイ採用のSDナビ、3年間無料のテレマティクスサービスなどの先進装備も充実。
形としては2名掛けの後席が備わるが、いざ座ってみると頭を屈めないとリヤウインドウに当たってしまい、膝も前席背もたれに触れる。大人が常用するには向かないため、子供用のスペースか荷物置き場と割り切った方がいい。
「S package」はアルカンターラと本革を組み合わせたスポーツシートを装着。ベンチレーションとヒーターも標準装備されており、夏冬ともに快適。肩まわりを含めてサポート性が高く、スポーティな走りにも十分に対応してくれる。

電子制御のシフトセレクターには本革のシフトノブを採用。ステアリングにはマグネシウム製のパドルも備わる。アルミ製スポーツペダルとフットレストも全車に標準装備され、上質感と使い勝手の良さを両立している。

奥行き約950㎜、最小幅約820㎜の実用的なラゲッジルームを完備。フロア手前側の最大幅は約1380㎜に達し、ゴルフバッグ1個を横置きすることも可能。ちなみに「LC500h」はハイブリッド用バッテリーを搭載する関係上、奥行きがやや狭くなっている。

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