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新型レヴォーグから次期スバルWRXを予想する。ボディサイズはエンジンは?

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可能性があるのは3つのユニット

 それでは次期WRXのパワートレーン、とくにエンジンはどうなるだろう?

 現行WRXは前述のとおり
WRX STI:EJ20型(北米では2.5ℓのEJ25)
WRX S4:FA20型

 である。
 新型レヴォーグは、新開発の1.8ℓの水平対向4気筒ターボエンジンを積むと発表されている。

 となると次期WRXが搭載する可能性があるエンジンは次の通りだ。
1.8ℓ新型ターボ
2.0ℓFA20ターボ
2.4ℓFA24ターボ
 の3つのユニットだ。

FA24型2.4ℓ水平対向4気筒ターボ

スバルの新エンジン:FA24型登場 大型SUV・アセントに搭載!

スバルが新しい水平対向エンジンを発表した。FA24型2.4ℓ水平対向4気筒直噴ターボである。

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 現行スバルWRX STI(EJ20型)のパワースペックは
308ps(227kW)/422Nm
 現行スバルWRX S4(FA20型)のパワースペックは
300ps(221kW)/400Nm
 WRX S4と現行レヴォーグの2.0GTのスペックは同じだ。

 新型レヴォーグの新開発1.8ℓ水平対向4気筒ターボは、従来の1.6ℓターボ(170ps/250Nm)と2.0ℓターボ(300ps/400Nm)の両方を代替することになるから、ざっくりいって過給圧違いで200ps/300Nm(180ps/270Nmあたりかもしれない)と300ps/400Nmの2スペックを用意すればいいだろう。低出力版はリーン燃焼を使う燃費重視ユニット。300psはハイパワーユニットという位置づけだ。

 となると、WRXはどうなるか?
WRX STIは、FA24型を搭載する、と予想する。理由は、スバルでもっとも新しいエンジンで、出力アップの余地が充分にあるからだ。
 FA24型はアセントで初登場したあと、北米でデビューしたレガシィやアウトバックに搭載されている。
 レガシィ版は、264ps/376Nmである。
 このFA24を350ps/450NmくらいまでパワーアップすればWRX STIの新しい心臓にふさわしい。

 スバルWRXの最大市場は、北米。日本国内に目を向けても、ライバルだった三菱ランサーエボリューションはもう存在しないし、ハイパワーAWDスポーツといえばWRXしかない状況だ。
 ラリーをはじめとするモータースポーツユースもとくに考えなくいいとなれば、2.0ℓにこだわる必要はない。また日本の自動車税も2.0ℓ以上2.5ℓ以下は4万5000円(年額)から4万3500円へやや下がっている。
 となれば、2.0ℓのFA20を高出力化するより、2.4ℓのFA24を使う方が理に適っているといえそうだ。

次はWRX。全高型ハイスピードAWDスポーツの地平はスバルWRXが切り開いてくれるはず。登場を楽しみに待ちたい

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