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グローバルモデルの日本への最適化 トヨタ・カローラのメカニズムをピンポイント解説!

  • 2019/12/13
  • ニューモデル速報
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THSⅡ 1.8ℓハイブリッドシステムで走りと好燃費を両立

ハイブリッドパワートレーンは、プリウスやカローラスポーツと同様、ポート噴射のハイブリッド専用エンジン2ZR-FXEと2モーターを組み合わせたTHSⅡシステムを採用。実用燃費はプリウスに肉薄する。

■エンジン型式2ZR-FXE
種類・気筒数:1797
種類・気筒数:直列4気筒+モーター
弁機構:DOHC16バルブ
ボア×ストローク(㎜):80.5×88.3
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):72[98]/5200
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):142[14.5]/3600
使用燃料:レギュラー
燃料タンク容量(ℓ):43
モーター最高出力(kW[㎰]):53[72]
モーター最大トルク(Nm[㎏m]):163[16.6]
リヤモーター最高出力(kW[㎰]):5.3[7.2]
リヤモーター最大トルク(Nm[㎏m]):55[5.6]

1.8ℓ4気筒自然吸気エンジン

1.8ℓ自然吸気エンジンは、従来型ワゴン「フィールダー」に搭載されていたものを継承。吸気弁連続可変リフト機構「バルブマチック」を装備し、高出力と低燃費を両立。200万円を切る価格から設定されているのも魅力的だ。

■エンジン型式2ZR-FAE
排気量(㏄):1797
種類・気筒数:直列4気筒
弁機構:DOHC16バルブ
ボア×ストローク(㎜):80.5×88.3
最高出力(kW[㎰]/rpm):103[140]/6200
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):170[17.3]/3900
使用燃料:レギュラー
燃料タンク容量(ℓ):50

スポーティな走りの1.2ℓターボ

「W×B」グレードに搭載される1.2ℓ直噴ターボエンジンは、6MTのみとの組み合わせ(スポーツのみCVTも設定あり)という走りに特化した設定。C-HRやカローラスポーツに搭載されるのと同じもので、最大トルクは2.0ℓ相当、最高出力は1.6ℓ相当。

■エンジン型式8NR-FTS
排気量(㏄):1196
種類・気筒数:直列4気筒
弁機構:DOHC16バルブ直噴ターボ
ボア×ストローク(㎜):71.5×74.5
最高出力(kW[㎰]/rpm):85[116]/5200-5600
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):185[18.9]/1500-4000
使用燃料:レギュラー
燃料タンク容量(ℓ):50

気持ち良いシフトチェンジを提供するi-MT

MTには、ドライバーのシフト操作を検知してエンジン回転数を自動的に合わせる制御を導入。ギヤを入れる操作でシンクロナイザーが作動し、インプットシャフトの回転数が変わると、これを「変速操作」と判断。ドライバーがクラッチをつなぐ前にエンジン回転数を同調させ、ギクシャクしない変速を実現している。

プラットフォームの進化に合わせてサスも進化

プラットフォームが1クラス上になったことから、サスペンション形式も1クラスアップグレ ード。フロントは入力分離マウントのストラット方式、リヤにはダブルウイッシュボーン式を採用する。

視覚情報に注目したサスセッティング

サスペンションのチューニングには、「視覚情報に注目したセッティング」という新たなメソッドを導入。挙動の絶対量を下げるのではなく、視覚情報のブレを少なくすることで、ドライバーが無意識に対応できる動きをつくり込んでいる。

車両挙動と感覚の整合で操舵応答性をチューニング

操舵応答性の点では、ピッチ挙動とロール挙動の時間軸における関連に注目。体感感度も視覚感度も低いロールに対し、視覚感度の高いピッチ挙動のタイミングを適正化することで、ドライバーの意図とクルマの応答「感」の整合を図った。

ステアリングフィールも緻密にセッティング

ステアリング系には、摺動部に起因するクーロン摩擦と、タイヤも含めたゴム類に起因する弾性摩擦があるが、新型カローラでは弾性摩擦に起因する実舵角の遅れを補正する制御を導入。操舵のダイレクト感を向上させた。

数値に現れない領域の減衰力も新開発オイルで制御

ダンパーにはカローラスポーツから導入された技術を水平展開。圧力を受けた時にフリクションが増える新オイルを使用し、油圧が応答しない超微低速領域の減衰力を高めた。しかも旋回時に横力が加わった時だけ減衰(摩擦)力が増大するため、乗り心地に悪影響を与えない。

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