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先代ルノー・メガーヌR.S.トロフィーRを3秒も上回るスーパータイムを叩き出した! ニュル北コース最速マシン、メガーヌR.S.トロフィーRが鈴鹿サーキットで驚異の2分25秒454を記録!!

  • 2019/11/27
  • GENROQ編集部 石川 亮平
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ニュルブルクリンク北コースの量産FF車最速タイムをシビックタイプRから奪還し、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで量産FF車の最速記録も続けざまに打ち立てた新型メガーヌR.S.トロフィーR。今、勢いに乗るルノー・スポールがついに日本の聖地、鈴鹿サーキットでトロフィーRのタイムアタックを行った。

REPORT◉石川亮平(ISHIKAWA Ryohei)
PHOTO◉ルノー・ジャポン

 外気温は約10℃、ルノー・スポール・テストドライバー、ロラン・ウルゴンがドライブするメガーヌR.S.トロフィーR(以下トロフィーR)が静寂を切り裂くほどのエキゾーストノートを奏でながら、最終コーナーを立ち上がってくる。一瞬でストレートを駆け抜けた。

 ラップタイムは2分25秒454。静寂は歓声に変わり、ルノー・スポール、ルノー・ジャポンのスタッフ、そしてメディアから割れんばかりの拍手が沸き起こった。2014年11月に先代トロフィーRが鈴鹿サーキットで記録した2分28秒465を3秒以上縮める、好タイムだ。

ステアリングを握るのはルノー・スポール、テストドライバーのロラン・ウルゴン氏だ。
 ご存知の方も多いと思うが新型トロフィーRは、2019年4月にニュルブルクリンク・ノルトシュライフェでFF量産車最速タイム7分40秒1、そして7月にはベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで同じくFF量産車最速となる2分48秒338を記録している。

 11月26日に行われた鈴鹿サーキットでのタイムアタックは偉大な2大サーキットに続く3番めのアタックとなった。

なんと後輪操舵システムの4コントロールも排除されている!

専用デュフューザーを採用することで4コントロールなしでも高速時のスタビリティを確保することに成功した。

 ここでトロフィーRの概要をおさらいしておこう。トロフィーをベースとするトロフィーRは、ルノー・スポールが最も速いFF量産車を命題に威信をかけて開発した車両だ。リヤシートや消音材、リヤワイパーは取り払われ、フルカーボンボンネットや薄型ガラス、7インチタッチスクリーン(通常のモデルは8.7インチ)の採用、そして驚くべきはメガーヌR.S.のキモともいえる後輪操舵の4コントロールも外されていることだ。これにより約130kgの軽量化に成功している。

 1.8Lターボエンジンのアウトプットはトロフィーと同じく300ps/400Nm(MTモデル)だ。

リヤシートは取り払われている。もちろん2人乗りだ。
軽量化を突き詰めるため、フルカーボンボンネットを採用する。

 リヤタイヤを操舵することで(低速走行時は逆位相、高速走行時は同位相)抜群の回頭性と高速時のスタビリティを確保している4コントロールを取り払った意図が気になったのでルノー・スポールに問いてみた。

「トロフィーRは、高いパフォーマンスを持った最速FF量産車でなければならない存在です。サーキットでタイムを削るには軽量化が最も効果的でした。4コントロールを排除することで約35kgの軽量化に貢献しています。4コントロールを排した代わりに、フロントフロアをフラット化し、新たに専用のリヤディフューザーを採用することで、高速域のスタビリティを確保しているのです」

世界限定30台に設定されるカーボンフォルム仕様。極めてレアなカーボンホイールを採用しているのが特徴だ。1本あたり2kgの軽量化を実現している。
 ちなみにトロフィーRは4コントロールだけでなく、4輪ハイドロリック・コンプレッション・コントロール(HCC)も採用されていない。足まわりは16mmの車高調整が可能なオーリンズ製車高調が入れられている。新型メガーヌR.S.で採用されたJTEKT製LSDはロック率を変更することなくトロフィーRにも採用されている。

 実は今回のアタックに先駆け、今年2月、ルノー・スポールはプロトタイプを持ち込み、鈴鹿サーキットでテストを行っていたという。その時、アドバイザーとして協力を仰いだのが日本を代表するトップドライバー谷口信輝選手だ。鈴鹿を知り尽くす谷口選手と卓越したテクニックを持つロラン・ウルゴン氏のタッグにより、今回のスーパーラップが実現したといっても過言ではない。

ロラン・ウルゴン氏とアドバイザーを務めた日本のトップドライバー谷口信輝選手により、スーパーラップが達成されたと言っても過言ではない。
 さて、気になるトロフィーRの発表だが、2020年1月の東京オートサロンにて正式発表されることが決定している。世界限定500台のうち日本には50台ほど導入されるそうだ。ちなみにカーボンホイール、セラミックブレーキを採用した特別仕様のトロフィーR「カーボンセラミックパック」は、約30台生産され、日本の割当は4台ほどとのこと。予想価格は700〜800万円台後半か? 即完売が予想されるので、欲しい人は今からディーラーに相談したほうがいいだろう。

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